小保方博士は、何故、笹井芳樹や若山照彦ら、共同研究者たちに裏切られただけではなく、さらにマスコミや東大=京大閥のエセ科学者集団によって集団リンチを受けなけれならなかったのか？

伊東乾の、幼稚で稚拙、支離滅裂な「小保方晴子バッシング」の文章を読んでいて、伊東らのような東大=京大閥に連なると思われるエセ科学者やエセ科学ジャーナリストが、いかに？「科学基礎論」「科学史」というものに不勉強で無知あるかが分かった。

ちなみに伊東は、東大物理学科卒、大学院物理学専攻博士課程修了。おそらく、この時点で、伊東は、「ポスドク問題」(博士浪人)に直面したのではないか。総合文化専攻の大学院に再入学して、そこで博士論文を書き、博士課程を修了。東大准教授になっている。

伊東が、この問題に、理性を失って、感情的になる理由が分かるような気がする。要するに、伊東にとって、研究や発明＝発見そのものより、つまり、「科学基礎論」や「科学史」の問題より、自分たちの就職や生活、肩書きが、第一義的な問題なのだ。東大大学院博士課程修了の自分が、大学や研究機関に就職出来なかったのは、小保方晴子のような存在がいるからだ、と思ったのかもしれない。

伊東乾は、Twitterで、こんなことを書いている。STAP細胞問題は、「子供の戦隊ゴッコ」だそうである。

STAP狂言を買いかぶっている人を見ると、昔何かのテレビだかマンガだかで見た、子供の戦隊ごっこを真顔の襲撃と勘違いして、課題な反応でおびえるギャグを思い出す。ガキのどうでもいい反応を「おぬし、相当できるな！」などと買いかぶって右往左往する笑劇だったが、現実社会では笑うに笑えない。

驚くべきことに、伊東は、STAP細胞にも「理研」問題にも興味ないらしい。

伊東らのような東大=京大閥に連なると思われるエセ科学者やエセ科学ジャーナリストの関心が、そもそも「科学基礎論」や「科学史」の問題などにはなく、一人の研究者を、マスコミを使って、誹謗中傷して、社会的に抹殺し、伝統的な科学者集団から追放＝排除すことにあるということが分かる。そもそも、マスコミに、誰も知らないような内部情報を垂れ流し続けたのは、誰か？おそらく、内部関係者しかあり得ない。

若山照彦と笹井芳樹は、小保方晴子博士のSTAP細胞研究の最も親密な仲間であり、NATURE論文の共同執筆者である。その二人が、「研究不正疑惑」発覚後、いち早く逃げ出している。何故か？何故、逃げ出す必要があったのだろうか。

第一の裏切り者は、おそらく若山照彦であろう。動機が何かはよく分からないが、小保方晴子博士が最初に気付いた「画像処理問題」を、「ネット」などを使って暴露、それを「研究不正スキャンダル」として拡散し、マスコミの「小保方晴子バッシング」に火をつける。さらに、エロ週刊誌には、「理研」内部での小保方晴子博士にまつわる「シモネタ情報」を提供。「小保方晴子スキャンダル」を、「セックススキャンダル」として炎上させる。早稲田大学理工学部の博士論文を取り寄せ、アラ探しの挙句、「コピペ疑惑」をネットとマスコミを使って暴露。

それが下火になると、「ラット取り替え疑惑」を公開し、再度、「小保方晴子バッシング」に点火！先日の「理研」調査会の「再調査なし」の結論の論拠になった「サイエンス論文」での「画像きり貼り」の事実を密告。その資料を、調査委員会に提供したのも若山照彦らしい。

原裕治(明星大教授、経済学)は、Facebookで、こんな分析を披露している。

そこで私の心のなかに永らくあった核心的な疑惑、すなわち早大大学院理工学研究科へ提出した博士論文を取り寄せて調べたり、間違った写真の貼付やまた別の箇所での写真を切り刻んで加工した事実などを詳しくつかんでマスメディアへ通報した人間が誰であるのかがやっとわかったのである。笹井氏ではないとすると、あとはもうおわかりであろう。
これはごく身近にいなければできない醜（みにく）い蛮行であった。これにより一斉にマスメディアは火を噴いて小保方氏へ襲い掛かってきたのである。まさに飢えたる狼へ肉片を投げ与える行為に等しくむごい仕打ちであった。このような局面において自社関係者の報道統制もできないほどに理研のマネジメントは拙劣であったことがわかる。

若山照彦と笹井芳樹という二人の共同研究者たちが、どのような行きがかりがあったのかわからないが、「小保方晴子博士潰し」の張本人だったように見える。小保方晴子博士にノーベル賞を取らせたくなかったのだろうか？

(続く)

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