文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

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笹井芳樹の記者会見には失望・落胆した。

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若くして京大医学部教授になったという天才的医学者のイメージを期待していたが、唯の平凡な組織人だった。原稿の棒読みしかできなくて、何が「天才的」だよ。「科学」を「科学主義」と勘違いしている反動的な凡人・俗物だった。


笹井の言い分は、「論文の責任は小保方氏、実験の責任は若山氏、採用の責任は竹市氏」ということらしい。野依良治といい、笹井芳樹といい、京都大学の俗世間を超越した「学者イメージ」から 、遠くかけ離れた唯の俗物たちだった。


「敵は内部にいた」ということだろう。「マムシは足元」と言うが。それにしても、野依良治といい、笹井芳樹といい、山中教授といい、欲に目が眩んで、ブザマな姿を、天下にさらしたものである。今までは、こういうスタイルが、通用したかもしれないが、これからは無理だろう。


笹井芳樹が、さかんに山中教授との「手打ち」「連携」を口にしていたが、今回の「小保方晴子バッシング報道」に積極的に加担し、個人情報や内部情報をマスコミにながしたのも、おそらく「理研ー京大人脈」だろう。笹井芳樹が、京大の山中教授のところに謝罪に行った時点が、「小保方晴子事件」の始まりだろう。


さらに、それに援護射撃したのが、テレビや新聞を舞台に、売名行為が趣味の東大系のエセ科学者たちだろう。彼等は、必死になって、論文の書き方や実験ノートの書き方や量を根拠に、「STAP細胞は捏造だ」と証明・論証しようとしているが、お前らは、自分で「STAP細胞実験」でもしたのか?するわけがないだろう。内科医や医療ガバナンス、地震学が専門の門外漢。お笑いである。2チャンネル以下。彼等の「科学」「学問」がどいうものかが、暴露され、自爆したのもこの事件の大きな特徴だろう。


さて、何故、小保方晴子さんだけが個人攻撃を受けなければならなかったのか?何故、トカゲの尻尾切りなのか? 小保方晴子さんが、「外部の人間」だったからだろう。東大・京大系の集団に侵入して来た異物だったからだろう。早稲田大学理工学部よ、ハーヴァードと提携して、「STAP細胞研究所」を作り、小保方晴子さんを所長に迎えよ。


東大・京大の科学研究に莫大な税金を投下しているはずである。その税金は、何に使われているのか。安倍総理よ、東大・京大に投下された税金の使い道を総点検せよ。そして、科学研究予算を、ゼロから見直せ。東大・京大に独占的に投下していた税金を、早稲田、慶應を初めとする私立大学にも、平等に再分配せよ。先端科学は、飛躍的に発展するだろう。


小保方晴子事件」をめぐって起きた「エセ科学者たち」の醜い暗闘劇を通じて、日本国民は、気ずいたはずだ。東大・京大を中心とする「エセ官僚主義」「エセ科学主義」が日本を滅ぼす、と。
(続く)



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■僕の「京大幻想論」のイメージを作ったのは、西田幾多郎(哲学)、湯川秀樹(理論物理)、そして塩見孝也(共産同赤軍派創設者)だ。だから、数年前に、某雑誌の企画で、塩見孝也さんと対談した。予想通り、俗世間を超越した、スケールの大きい人物だったが・・・。今回の騒動で、僕の京大幻想は、地に堕ちた 。