文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

安倍晋三とネット右翼と保守論壇ー。

安倍晋三首相の「所信表明演説」が無事終わったらしい。「世界一」や「強い日本」という美しい言葉を羅列し、中身のない空理空論を力説した、いかにも安倍さんらしい名=迷演説だったようだが、多くの日本国民は、これで大丈夫なのかと不安を憶えたはずだ。言っていることが間違っているということではない。安倍晋三という政治家の「不安定さ」、「言葉の軽さ」「言葉の多さ」・・・に不安定性を感じるのだ。一度政権を投げ出した人である。「神経性胃炎」かなにかのせいだといわれているが、そうではない。「言葉の軽さ」、「喋りすぎ」、そして言っていることの「自己矛盾」・・・などによって政権を投げ出さざるを得ない状況に、自ら追い込み、そして追い込められたのである。辞任、政権投げ出しの理由に「小沢さんが会ってくれない」というのもあった。要するに辞任の理由を、病気や他人のせいにするほどに、幼児的なのだ。その幼児性は、今も少しも変わっていないと、所信表明演説を聞いて思った人は少なくないにちがいない。綺麗事を並べすぎると、いずれ自己矛盾におちいる。選挙公約としての「TPP反対」と選挙後の「TPP参加表明」・・・。どう言い訳するつもりだろう。安倍政権の支持率が70パーセントを超えたとかいう話だが、それは、自滅・自爆の前の高支持率と言うべきだろう。一説によると、安部演説の作文を書いているのは、世耕弘成だそうである。「チーム世耕」のあの世耕弘成である。世耕は作文がうまいね。www





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