清水正の「ドストエフスキー論全集」を読みながら、「清水正・ドストエフスキー論全集」刊行の政治哲学と出版戦略について考えた。ーーー昨年末、清水正が、「週刊読書人」で、ドストエフスキーの『悪霊』をめぐって、鼎談を行っている。ドストエフスキーの新訳を出し続けている亀山郁夫と、ドストエフスキー好きの作家として知られる三田誠広、そしてドストエフスキーを40年間、読み続け、論じ続け、書き続けて来たという清水正の三人が集まり、ドストエフスキーの『悪霊』を論じ合っているのである。亀山郁夫は『悪霊』の新訳を完成させたばかり
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