文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「江古田哲学研究会」からのお知らせ!!! 本日、1月19日、第三土曜日、午後6時 から8時まで。池袋に場所を移して行います。「ルノアール」池袋パルコ横店(東口、ビックカメラ裏)、地下1F会議室。今日のテキストは、柄谷行人の新著『哲学の起源』の中の「『世界史の構造』から『哲学の起源』へ」。コピーを用意しておきます。終了後、簡単な懇親会。(今月から、場所や時間などが変わります。ご注意ください。)

何故、今、柄谷行人を読むのか?それは、目先の政策論や情勢論には、何か、大事なものが欠如しているからだ。大事なものとは、「深く考える力」である。「深く考える力」とは、言うはやすいが、それを実践するのは決してたやすくはない。もし、人が「深く考える」ならば、その結果として、必然的に作品を創造(創作)することが出来る。最近は、本屋書店に行って見ても、書棚に並んでいるのは、新書や、薄ぺらな漫画入りの入門書、金儲けの本、わかり易い人生論の本・・・などばかりである。とても創造された作品とは言い難い。ちょっと難解そうな本と言っても、手に取り、読みたいという欲望をひきおこすことはない。所詮、研究書の類に過ぎない。それらのなかに、柄谷行人の本も並んでいる。しかし、柄谷行人の本は、それらの中で異彩を放っている。地味な、堅い内容で、明らかに難解な本だが、結構、売れているらしい。最近の柄谷行人の著作には『世界史の構造』(岩波書店)や『哲学の起源』(岩波書店)がある。もちろん、そこには尖閣問題も竹島問題も原発問題も、具体的には出てこない。しかし無縁であるわけではない。どこか深いところでつながっている。つまり、柄谷行人の著作こそ、物事を根底から、深く考えた「原理論」論的な本だと言っていい。僕が、わざわざ柄谷行人の読書会まで開いて、柄谷行人の本を読み続ける理由は、そこにある。現代は、実用書の時代である。「小説」より、「小説の書き方」を書いた本が売れる時代である。その意味では、柄谷行人の本やテクストは実用的なものではない。実用的には役に立ちそうもない本を読む。それが、「深く考える力」を育てる。(続く)





(今月から、場所や時間などが変わります。ご注意ください。)


緊急連絡ー「江古田哲学研究会」のお知らせ
今月も、「江古田哲学研究会」は第3土曜日、1/19(土曜日)、午後6時からです。新しく参加希望の方は、メールで問い合わせてください。→ http://form1.fc2.com/form/?id=593910





「江古田哲学研究会」のお知らせ。


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★今月は、第3土曜日、1/19、午6時から。★
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「江古田哲学研究会」は、今月は、第3土曜日、1/19、午6時から・・・。場所は、池袋駅東口。「ルノアール」会議室です。柄谷行人の『世界史の構造』と、続編『哲学の起源』を読みながら、同時に現代政治分析、現代思想論、現代文学論・・・等を討論形式で展開していきます。新しく参加希望の方は、以下までメールで問い合わせてください。→ http://form1.fc2.com/form/?id=593910(山崎行太郎)



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現代の松下村塾!!!「江古田哲学研究会」
池袋駅東口「ルノアール」会議室
携帯090-6007-0726
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