文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

安倍晋三とネット右翼と保守論壇。

dokuhebiniki2012-12-16

昨日は、安倍晋三秋葉原に現れ、ネット右翼系の若者たちに取り巻かれ、周辺には日の丸が乱立し、怒号やシュプレヒコールが飛び交い、異常な盛り上がりを見せたそうである。おそらく安倍政権確実ということで、保守系の若者たちが、ここ数年の鬱憤を晴らしたのだろう。若者たちが興奮し、盛り上がるのは当然としても、一国の総理総裁を目前にした人物が、同じレベルで、興奮し、熱狂しているのを見ると、空しくなる。僕は、日本国民が、結局、今度の総選挙で、民主党への怒りを爆発させ、その代わりに安倍自民党を支持し、安倍政権が成立するをことを歓迎しているとしても、それを批判するつもりはない。日本国民の選択は尊重すべだと思う。僕は、その選択の意味を重く受けとめる。しかし、やはり、「安倍晋三ネット右翼保守論壇」の類似性と危険性と、そしてそこに通底する思想的堕落を、見ないわけにはいかない。僕は、安倍晋三氏がいう「占領憲法」を改正し、「自主憲法制定へ」という方向性を否定しない。しかし、安倍晋三氏やその周辺の取り巻きたち、あるいは安倍晋三氏を政治的リーダーとして、全員一致で歓迎しているらしい保守論壇の思想的レベルを考えると、一概に憲法改正がいいとは思わない。おそらく憲法改悪にしかならない。ところで、民主党野田佳彦氏は、最後の街頭演説を新宿駅前でやったらしいが、「帰れ」「嘘つき」・・・という激しい怒号を浴びせられ、立ち往生したそうである。野田氏は、民主党に対する一般庶民の怒りの激しさを、あらためた感じたことだろう。当然である。(続く)


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最終日、各党党首が最後の訴え
2012.12.15 12:16 (1/2ページ)[衆院選

東京・JR荻窪駅前で街頭演説を聞く有権者ら=15日午前
 衆院選は15日、選挙戦最終日を迎え、野田佳彦首相(民主党代表)、自民党安倍晋三総裁ら各党党首が午前から、全国各地の繁華街などで街頭演説。まだ投票先を決めていない有権者も多いことから、最後の支持を懸命に呼び掛けた。

 「比較第1党確保」を目標に掲げる野田首相は午前9時から東京・JR荻窪駅北口で演説。冒頭「いよいよ天下分け目の総選挙も今日が最終日となった」と切り出した首相は、「前に進めようとしてきたことを前進させられるか、時計の針をまた戻してしまうのかが問われる選挙だ。(社会を)下で支える世代のことを考えた政治を目指したい」と改めて民主党への支持を訴えた。

 夜までJR新宿駅西口など都内9カ所を遊説し、午後7時半に埼玉県のJR大宮駅東口で遊説を締めくくる予定だ。

 政権奪還を目指す安倍氏も午前9時から、埼玉県和光市東武東上線和光市駅南口で街頭演説を行った。安倍氏は「民主党は日本の教育をゆがめてきた日教組に支えられている」と民主党の労組依存体質を批判した上で、いじめ件数の大幅な増加に触れ、「いじめ防止基本法の成立をはじめ、できることは全てやっていく」と主張した。


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