文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

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斎藤副部長は、起訴議決前には、検察審査会に出席しなかった。ー「小沢裁判」と「最高裁スキャンダル」(7)

斎藤・東京地検特捜部副部長は、2010.9.14の検察審査会による起訴議決前には、検察審査会には出席していない。斎藤副部長が、検察審査会に出席したのは起訴議決後の2010.9.28であることが分かっている。なぜ、「出席管理簿」が公開・公表できなのかは明らかである。起訴議決前には出席の事実がないし、しかも出席したのは起訴議決後である。この事実を隠すためである。これは、検察審査会法にもとずくならば、明らかに違法であるからだ。とすれば、「小沢起訴議決」は違法であり、無効ということになる。しかし、最高裁サイドは、検察審査会の内部情報の非公開・秘密主義をいいことに、嘘に嘘を重ねていることになる。平均年齢計算の度重なる計算ミスと訂正疑惑から始まり、今度は「出席管理簿」疑惑、つまり検察官の出席管理簿不記載疑惑と、次々と真相が暴露され、最高裁の嘘、最高裁の陰謀、最高裁の罠・・・があばかれて行くといわけだ。
サンデー毎日」は、2012.8.5号で、次のように伝えている。

ただ肝心なことは検審法に基づき、斉藤副部長は強制起訴の議決(10年9月14日)より前に検審で説明したかどうかだ。本誌は、オンブズマン関係者が東京地検に対し情報公開請求して開示された、特捜検事の出張管理簿を入手した。期間は10年4月から10月4日分までで、A4版で235枚にのぼる。森氏が予算委員会で示した分も含まれていた。ほとんど黒塗りだが、副部長以上の検察官は開示されていた。だが、斉藤副部長が検審で説明した痕跡は皆無。

情報公開請求して開示された、特捜検事の出張管理簿には、副部長以上は出張記録は記載されているにもかかわらず、斉藤副部長の出張の記載はない。斉藤副部長は、検察審査会に出席していないのだ。
 そして「サンデー毎日」は、こう結論付けている。

内部文書と客観的な状況から、検審が強制起訴の手続きで゛検察からの説明なし゛で強制起訴するという、大胆不敵な゛イカサマ゛を断行した疑惑が濃厚だ。

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■10.19「江古田哲学研究会」に参加した橋本久美さんと。橋本さんは日大芸術学部美術学科卒。東京学芸大学大学院で心理学を専攻。板橋区職員などを経て、豊島区会議員。「小沢一郎を支援する会」で活動。先日は、「江古田哲学研究会」に出席。現在は、政策研究大学院にも在籍し、「政治家」への道を目指しているということだ。「日大芸術学部つながり」というわけで、「江古田樽平ロフト」で、「政治家・橋本久美」を応援していきたいと思ったのだった。



「江古田樽平ロフト」にて。