文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

ガセネタ男・松田賢弥の情報源は「野中広務」と「高橋嘉信」だった。むろん、野中広務も高橋嘉信も、当人自身が、かなりいかがわしい謀略人間であり、札付きの「ガセネタ男」であることは、天下周知の事実である。危なくてだれも相手にしない。しかしながら、この、誰も信用しない野中広務や高橋嘉信が流す謀略情報を鵜呑みにして、それを週刊誌「週刊現代」に書き散らしてきたのが松田賢弥だった。だから松田賢弥の「記事」には具体性がない。つまり読者を説得できるだけの具体的な証拠や証言がない。「噂話」や「謀略情報」の枠を出ない。だから裁


松田賢弥は、こう書いている。

元秘書による4億円の政治資金収支報告書への虚偽記載が問題となっている陸山会事件だが、私は当初から小沢一郎自身の法的な責任を問うのは難しいのではないかと考えていた。小沢は何よりも政治資金にまつわる法律を熟知した政治家なので、簡単に尻尾は出さない。
 だが、虚偽記載について小沢本人に法的な責任がないことと、小沢が抱えている資金問題は話が別だ。
 4億円の虚偽記載が問題になっているが、では、そもそもその4億円はどこからやってきたものなのか。本書(註ー『小沢一郎研究ーー角栄になれなかった男』講談社)で詳述しているが、小沢の財布にはさまざまなカネが流れ込んでいる。政治団体にゼネコンから入ったカネ、岩手めんこいテレビの株式、経世会から略奪したカネ、政党を壊したときに得たカネ、そして民主党の組織対策費---。
 カネに色はついていないから、どのカネを何に使ったのか見抜くのは困難だ。ただこうは言える、小沢のもとには不自然な額の資金が集まり、あまりにも不透明な使われ方をしている---。

これは、ネットですぐに読める「現代ビジネス」というサイトに、松田賢弥が書いた文章から引用したものだが、松田賢弥自身が、小沢裁判において「小沢無罪」をなかぱ認めているように読める。そして負け犬の遠吠えのごとく、「法的」には無罪かもしれないが、「疑い」は晴れないというわけである。しかし、言うまでもなく、政治家の政治資金の詳細を疑いだしたらきりがない。「法的」に有罪になるか無罪になるかだけしか問いようがない。むろん、その「法的」判断にしても、絶対的なわけではない。小沢裁判のように、政治裁判と化した裁判では有罪も無罪も同じことでしかない。政治裁判であることが暴露された小沢裁判で、もし無罪となるとすれば・・・。検察のリークを鵜呑みにして、小沢有罪を信じて悪罵の限りを尽くしてきたマスコミ、ジャーナリズム、アカデミズム・・・の言論の責任は重いと言わなければならない。



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