文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

離党ー新党騒動の政治的意味について・・・。これで野田内閣が「死に体内閣」になったことは明らかだ。すべての原因は凡庸な老人・藤井にある。藤井は、税調で、すべての発言は歴史に記録として残るのだから発言には注意せよ、と恫喝していたが、笑止である。藤井の頓珍漢な増税発言こそが歴史の汚点として残されるだけだ。


民主党で、消費税増税で迷走する野田政権に愛想を尽かした議員たちの離党騒動が始まった。小沢派の結成で、離党よりも党内での権力奪還闘争に向かうと思われていたが、離党・新党騒動が先行することになったことの意味は大きい。おそらく小沢一郎の「ゴーサイン」が出たものと思われる。党内で権力奪還闘争、離党議員による新党騒動。菅政権に続いて野田政権も、風前の灯になりつつあると言っていい。離党者は次の9名らしい。

内山晃3(千葉7区)、渡辺浩一郎2(比例東京)、豊田潤多郎2(比例近畿)、斎藤恭紀1(宮城2区)、中後淳1(比例南関東石田三示1(比例南関東)、三輪信昭1(比例東海)、小林正枝1(比例東海)、渡辺義彦1(比例近畿)

さて一方では、鈴木宗男が、社会復帰からまだ日も浅いにもかかわらず、早速、新党立ち上げに動いた。鈴木氏らしい早業である。浅野貴博、松木けんこう石川知裕議員に、さらに離党組をも取り込んでいるらしい。もちろん、小沢一郎とは了解済みの行動だろう。石原新党や亀井新党などが、メンツと意地の張り合いで、掛け声ばかりなのに対し、鈴木氏等の動きは早い。野田もついていけないはずである。(続く)

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