文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

マスコミ中心主義時代の終焉。橋下陣営の大勝利に終わった大阪市長、府知事選挙の結果は政界や官界だけでなく、マスコミ界にも大激震を起こしそうな気配である。いよいよマスコミの終焉が近づいているということか???

橋下氏の個人情報が週刊誌などで暴露されるなど、異常に過熱していた大阪市長、府知事選挙において、橋下陣営の大勝利で終わったらしい選挙関連情報の実況報道を、昨日、NHKをはじめとした各テレビ局が、一斉に黙殺したらしい。今後の日本の政治や、新党騒動やTPP騒動など、直近の政局を大きく左右することになることは分かりきっている選挙であったにもかかわらず、各テレビ局が、報道しなかったということは、これ自体が「大事件」であり、これこそまさに、最近、誰の眼にも明らかな形で顕在化してきた「マスコミ中心主義時代の終焉」を象徴する大事件になるのではないかと思われる。一方、ネットやブログ、ユーチューブ・・・などによる選挙報道は、橋下の3時間を超えるロングラン記者会見報道等、延々と続いたのだそうである。僕は、昨日は、「文藝思潮」という雑誌の座談会に出て、その後、自由が丘の某所でカラオケ等を、僕はもっぱら聞き役だったが、深夜まで楽しんでいたので、まったくテレビもネットも見ていなかった。帰宅後は、そのまま寝てしまったので、今朝、その経過を知って、テレビをはじめとするマスコミを取り巻くコンテンツ・メディアの危機的事態はそこまで深刻化しているのかと思った次第である。つまり、自民党民主党、それに共産党まで相乗りし、つまり既成政党の多くが団子状態で支援した「反橋下勢力」の敗北は、実はマスコミや出版ジャーナリズムの敗北でもあったということを意味している。テレビ局が、「特番」を組んで報道するということを畏れ、逃げたことは、それを証明している。(続く)



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