文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

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TPPに暴走する野田はCIAの代理人だったのか???まさかとは思うが、野田の暴走と迷走を見ていると、野田がCIAの代理人だったことを証明しているように見える。

残念なことだが、戦後日本の政権中枢にいる人間で、CIAの代理人でなかった政治家を探すのは困難である。吉田茂岸信介から中曽根康弘小泉純一郎に至るまで、米軍隊に占領された被占領国の常として、何らかの形でCIAの代理人たらざるを得なかったことは紛れもない真実である。たしかに、吉田茂岸信介などはCIAの代理人でありつつ、また同時にCIAをうまく利用し、日本の国益のために奮闘した政治家であったことも事実だろう。しかし、哀しいことに、小泉純一郎あたりから、日本の政治家はCIAの代理人であることを恥じることもなくなってしまったようだ。TPP騒動における野田総理の沈黙や迷走を見ていると、ああ、彼もやっぱりCIAの代理人なのだなと思ってしまう。TPP問題を国会で最初に取り上げたのは、政権交代以前の野田佳彦だったそうである。野田が、総理になった途端に、突然、日本の世論を二分することは分かっていたにもかかわらず、敢えてTPP問題を持ち出し、しかもまだ日本国民の多くがTPPとは何かを知らない段階での米国大統領・オバマとの会談で、早々とTPP参加を約束した理由がよく分からなかったが、今なら、その政治的背景が分かりすぎるほど分かると言わなければならない。野田は、かなり早い段階からCIAの代理人として飼いならされてきた政治家だったのではないか。まさかとは思うが、野田の暴走と迷走を見ていると、紛れもなく野田が、CIAの代理人として飼い慣らされてきたことを証明しているように見える。こういう話をすると、すぐに陰謀論や妄想論という疑惑が湧き起ってくるものだが、しかしながら、米国公立文書館で公開されたCIA文書を、有馬哲夫が実証的に分析した『CIAと戦後日本』『日本テレビとCIA』や、同じく米国の公文書館の公開文書を、現地調査の上で実証的に分析した江藤淳の『閉ざされた言語空間』などを読むと、これが、陰謀論でも妄想論でもないことが、わかる。戦後、日本は米軍に軍事的に占領され、実質的に植民地国となったわけだが、サンフランシスコ講和条約締結によって日本は独立を実現したというのが表向きの定説である。そして米軍の大半は撤退する。しかし、米国による日本占領、日本支配が完全に終わったわけではない。米国は、軍事占領が終わると、「政治戦」「心理戦」による日本支配へと戦略を転換する。現在にまで続く、ポストコロニアリズム的な、見えない占領政策、植民地政策が開始されるのである。その総司令部は初めは横田基地におかれていたが、現在は座間にある。横田幕府から座間幕府へ。つまり現在の実質的な支配者は、官僚でも政治家でもなく、座間幕府だというわけだ。言い換えれば、霞が関官僚にせよ、大手マスコミにせよ、米国による日本植民地支配の「現地代理人」の役割を果たすべく、横田幕府によって洗脳・懐柔されていたことがわかる。政権交代に始まる「小沢問題」は言うまでもなく、「普天間基地移設問題」「民主党自民党化」「TPP参加問題」・・・などの裏には、米国CIAとそれに迎合する日本人たちがいることを忘れるべきではない。(続く)


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