文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

柄谷行人の事実認識が間違っている。「3:11以前にデモはなかった」と柄谷行人は言ったらしいが、「デモ」は3:11以後、突然、盛り上がったわけではない。昨年からデモは繰り返されて来た。マスコミが無視・黙殺してきただけである。


「9:11反原発デモ」に文藝評論家・柄谷行人も参加したようである。そこで柄谷行人は、マイクを持って、「3:11以前はデモはなかった」と発言したようだが、今回のデモが盛り上がったかのように見えるのは、「小沢一郎支援デモ」「反検察デモ」「反マスコミデモ」・・・その他のデモが、3:11以前に、つまり昨年から繰り返されていたからである。突然、「反原発」「脱原発」で、デモが盛り上がったわけではない。柄谷行人は、正確には、こう言ったらしい。「デモで社会を変えられるのか?とよく聞かれるが、“確実にできる”と私は答える。なぜか。デモをすることでデモをする社会をつくれるから。3月以前に日本では沖縄を除いてデモらしいデモはなかった。しかし今日も全国100ヶ所くらいでデモが起きている。日本の社会は少しは変わったのだ・・・。」 僕は、政治思想や政治的党派性は異なるが、文学者、思想家としての大江健三郎柄谷行人を尊敬している。残念ながら、保守派には尊敬できる文学者や思想家はいない。それはともかくとして、まず柄谷行人事実認識が間違っている。今回のデモの主体も、小沢一郎支援デモ、反検察デモ、反マスコミデモに結集した人たちであろう。(続く)


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