文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

小沢と側近の山岡との分断を画策する連中を警戒せよ。

小沢グループが動きだすと、小沢の味方の振りをして、必ずその中心人物・山岡賢次の悪口を触れ回す連中がいる。明らかに小沢グループの分断作戦である。上杉某もその一人。さて、言うまでもなく、小沢一郎に代わって小沢の知恵袋として、政局を作れる政治家は、小沢側近には山岡賢次しかいない 。だからこそ山岡賢次が狙われるのである。山岡賢次はポスト狙いだとか、スタンドプレイ、人徳がない・・・と。繰り返すが、政局を作れる小沢側近は山岡賢次しかいない。山岡賢次が動きだすと何かが起きる。そこで、小沢グループ分断を画策する勢力が、必死で山岡賢次潰しに動くのである。小沢側近グループの中にも、山岡賢次の政治的能力に嫉妬する勢力がいるようだが、そういう連中は、自分の政治的能力の不足を心配すべきで、小沢グループ分断を狙う勢力が仕掛ける「山岡賢次潰し」の策謀に加担すべきではないない。たとえば、昨年の代表選の時は、次のようなことがあった。

民主党代表選がらみで、小沢支持の山岡賢次小林興起、菅支持の蓮舫、寺田学の4議員による緊急討論をやった。党内野党的立場の小沢支持派が攻め、菅支持派が守りに回った印象を受けたが、山岡に対するコメント陣の厳しい突っ込みも目立った。
「すべて菅さんの責任のように言うけど」
世論調査では菅支持が圧倒的に高く小沢劣勢だが、「政治家の判断は逆になるかもしれない。国難の今こそ小沢だ」と山岡が述べると、末吉竹二郎(国際金融アナリスト)は「急に日本が国難に直面したわけではない。(政権交代が実現した)1年前のきょう(8月30日)だって国難に直面していた。なんで突然、今になってそう言うのか」と反論。
山岡が「国民に人気があった小泉パフォーマンス政治が惨憺たる結果を招いた。菅さんの手法は小泉さんのやり方と似ている」と論点をずらすと、杉尾秀哉(TBS解説室長)が「すべて菅さんの責任のように言うけど、政権をとったら財源はいくらでも出てくると言ったのは小沢さんだ。そういうことが国民の不信を募らせた」と話す。
「すべてとは言っていない」と山岡タジタジ。
岸井成格毎日新聞論説委員長)が「政治とカネの問題はクリアにできない」と山岡をけしかけるなど、民主党副代表が「集中砲火」を浴びる一幕となった。

コメンテーター等が、山岡賢次を潰せば小沢は潰れるとばかりに、寄ってたかって山岡賢次批判を繰り消して来たと言っていいが、これは明らかに山岡賢次の小沢擁護における発言力が強力であり、恐れられていたということである。代表選の結果を受けて、山岡賢次が出過ぎうるから負けたと批判する人たちが、小沢グループ内部にさえもも少なくなかったが、見当違いである。先月五月末、山岡賢次を中心とする「菅降ろし」を画策する「総調和の会」のその後に関しても、早速、山岡賢次の責任を追及する声が流れてきたが、批判するなら自分でやってみろ、と言いたい。


2011年05月10日17時00分
提供:ZAKZAK夕刊フジ).


小沢グループ内から戦犯扱いの山岡氏


 民主党小沢一郎元代表主導の「菅降ろし」に手詰まり感が広がっている。菅直人首相が「中部電力浜岡原子力発電所の全面停止要請」などでポイントを上げ、風向きが変わりつつあるのだ。小沢グループ内では早くも“戦犯探し”が始まっており、「勝手に先走った」として山岡賢次副代表(68)の名前を挙げる向きが多いという。
 小沢氏はゴールデンウイーク明けにも、東日本大震災原発事故対応の不手際、統一地方選惨敗の責任を取り上げ、一気に菅首相を引きずり降ろす戦略だったが、「盟友」のはずの鳩山由紀夫前首相や輿石東参院議員会長からも「自粛」を求められている。
 どうして、倒閣戦略は失速したのか。
 小沢氏に近い中堅議員は「親分の足を引っ張った戦犯」として、小沢側近を自称し、反菅勉強会「震災で対応できる連立政権に向けた総調和の会」の発起人代表となった山岡氏を挙げた。
 「今回の倒閣戦略にあたり、小沢氏はグループ内に『拙速に動いてはダメだ』と厳命していた。ところが、山岡氏が無視して先走った。先月26日に勉強会をやると勝手に決め、前日夕から当日朝にかけて、党内の議員に集まるよう連絡をした」
 あまりに急すぎたため、出席を見送った議員が続出。結果として勉強会に出席した議員は約60人だった。中間派のある議員は「党内では『小沢さんは、あの程度しか人を集められないのか』『小沢時代は終わった』と評価されてしまった」と明かす。
 さらに、山岡氏が報道各社に「出席議員は80人以上」と水増し発表したことも、マイナスの影響を生んだという。
 自民党は、菅首相の内閣不信任案の可決のため、小沢氏らとの協力も視野に入れていたが、「小沢グループは出席人数の水増しをするほど求心力が落ちているのか。とても組めない」と見透かされてしまった。
 小沢グループの若手議員は「昨年の代表選もそうだが、山岡氏は『これだけ頑張ったんです』と小沢氏にいい顔をしたいだけ。ポスト狙いがミエミエです」と嘆く。
 有能な参謀がいないといわれる小沢氏の最大の弱みが、ここでも露呈してしまったようだ。

これも、小沢一郎に批判的な記事を書き続けてきたタブロイド夕刊紙「夕刊フジ」の記事であることからも明らかなように、小沢グループ分断作戦の一つである。さてその山岡賢次等が中心になって、「菅内閣不信任決議」に向けて、小沢グループがひそかに「署名集め」を始めたようだ。


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