文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

枝野は、まず下請け作業員の被曝を謝罪し、作業員とその家族の前にコウベを垂れよ。自衛隊や消防の「感動ドラマ」だけがすべてではない。

読者から次のようなコメントが寄せられたので、もちろん、僕も言いたかったことなので、参考のために再録する。枝野は、会見における話の矛盾や無知が明らかになると、東電の「情報隠し」や「情報伝達の不足」を持ち出して東電に責任転嫁するが、それならば、専門家でもないくせに、一知半解の「エセ科学」を振り回して、「冷却水」がどうのこいのとか、「何とかシーベルト放射能は、全く健康には害がありません」などと言うべきではない。ツジツマが合わなくなると、すぐ前言を訂正するか、東電の技術者に責任転嫁するが、それならば、「枝野会見」は不要だ。百害あって一利なき会見ならば、ただちに中止せよ。それでも、舌足らずの「出しゃばりパフォーマンス」がやりたいならば、最も緊急を要する東北地方の被災地への震災対策の現況と今後の展望を語ってれ。


wataru
枝野官房長官が、疲労困憊の顔で寝ずの努力を演出する記者会見で、その顔を画面にクローズアップさせても、同情するのは精々暇を持て余すおばちゃま達ぐらいであろう。


2011.3.26 17:24産経web【放射能漏れ】「東電に情報公表を厳しく指導 作業員被曝で枝野氏」


この手の会見をこの間何度となく目にしましたが、責任転嫁の最たるもので怒りがこみ上げてきます。事が起きる度に東電に矛先を向けますが、政治主導を断言したはず、まずもって被爆作業員並びにそのご家族にこうべを垂れ、そして自らの指導力の欠如を国民に謝罪し、全責任を自らが負うべきです。
それにしても、原発の爆発並びに遅遅として進まぬ災害救助の責任をとって、この間、自決する政治家が一人も現れない政治とは何なのか。これが三島由紀夫の国を想う憂いそのものだったのか。日本の政治家の不純な動機(山崎先生の言葉を拝借)がこの時代に透けて見えてきます。

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