文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

造反議員に「大義」あり。権力にスケープゴートを創り出す能力がなくなれば、自らがスケープゴートにならざるをえない。

民主党会派離脱組の16人の「義挙」に対する底次元の批判、中傷が、マスコミを中心に激しさを増しつつあるが、なかでも岡田幹事長等の木で鼻を括ったような、つまり平静を装った高圧的な発言と、その発言に矛盾するかのような「処分なし」という弱腰の対応は面白い。あっさり除名でもすればいいものを、腫れ物に触るような、優柔不断な対応に、何が原理主義者だよ、と冗談のひとつも言いたいところだが、菅首相や岡田幹事長周辺には、実はもっと深刻な事態が、つまり「権力にスケープゴートを創り出す能力がなくなれば、自らがスケープゴートにならざるをえない。」という逆のスケープゴート現象が進行しつつあるということだ。米国にまで見捨てられたことが判明している菅首相や岡田幹事長がスケープゴートになる日は近い。ちなみに米国支配層は、菅直人仙谷由人一派を見限り、口先番長・前原誠司を次の植民地・日本の現地支配人に選択したというが、米国関係筋も、人間を見る目がない。日本国民大衆が、米国の日本支配の正体が暴露された現在、前原ごときを持って来ても、安易に受け入れることはないだろう。三日天下にもならないだろう。それより前に、沖縄県民をを先頭に「ヤンキー、ゴー、ホーム」(笑)って反米暴動でも起きるだろう。

★民主、離脱届16人処分せず 執行部、沈静化図る
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011021701000452.html
2011年2月17日 19時26分


 民主党岡田克也幹事長は17日の記者会見で、強制起訴された小沢一郎元代表への処分方針に反発した衆院議員16人が会派離脱届を提出した問題をめぐり、離脱を認めず、16人の処分は検討しない考えを示した。黙殺することで事態の沈静化を図るのが狙いだ。菅直人首相は、記者団に「全く理解できない行動だ」と批判した。
 ただ「離党予備軍」を抱え込み、政権運営が厳しさを増すのは確実。2011年度予算関連法案採決での造反を示唆した16人に、ほかの小沢系議員が同調する可能性も否めず、執行部は事態の推移を慎重に見極める構えだ。


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