文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

菅政権は既に死んでいる。強引な「小沢追放劇」のドタバタにもかかわらず菅政権の支持率はさらに急降下。下落傾向は止まらず。菅伸子さん、もうこれ以上、ジタバタは止めたほうがいいかもよ。

菅直人サイドが、自らの度重なる失政と混迷を隠蔽し、それを責任転嫁するかのように、支持率回復を狙って仕掛けた「小沢一郎」の「政倫審招致」問題をめぐって、菅直人首相と小沢一郎元代表の前代未聞の直接会談が行われ、無事にというか、何の進展も無いままに終わったわけだが、菅が、異常に興奮状態だったということだけが話題になったくらいで、別に語るべきことは、何もなかったと言っていい。ところで、小沢一郎は、「小沢一郎攻撃」を仕掛けたはずの菅、岡田、仙石等がますます窮地に追い込まれつつあるのに対して、ここへ来て、週刊誌(週刊ポスト)のロング・インタビューに登場したり、ネツト動画に出演したりと、かなり積極的に政治的発言を発信し始めているところを見ると、この党内の不毛とも思われる権力闘争は、ほぼ決着がついたのではないか、と思われる。内閣改造の話も出始めたが、菅内閣がいよいよ瀬戸際に追込まれつつあるということだろう。この内閣改造の話を菅直人首相に進言したのが、かつての小沢側近で、今は反小沢の急先鋒の石井一、藤井裕久等だというのも意味深というほかはない。しかも菅直人首相が最後の頼りにしているらしいマスコミ捏造疑惑の囁かれる「支持率」だが、異常とも思える「小沢一郎イジメ」にもかかわらず、回復するどころか、ますます下落傾向を強めているところを見ると、菅内閣批判の声が、実は菅直人仙谷由人岡田克也等、現執行部に向かっていることを如実に示している。小沢一郎が、「支持率下落の原因は、小沢問題ではなく、菅内閣の失政そのものにあるだろう、いずれ菅内閣は国民に見放されるだろう」と厳しく菅内閣を批判したらしいが、当然だろう。菅内閣は、参院選挙依頼の相次ぐ選挙における連戦連敗が示しているように、すでに国民に見捨てられている。ところで、某ブログで、次のような記事を見つけた。

首相動静12月23日18時35分、

東京・芝公園「とうふ屋うかい」

朝日の星浩編集委員、 、毎日の岩見隆夫客員編集委員、、読売の橋本五郎特別編集委員と食事

菅直人首相が誰と食事しようとどうでもいいが、それにしてもすごいメンバーである。「朝日の星浩編集委員 、毎日の岩見隆夫客員編集委員、読売の橋本五郎特別編集委員」……。「官房機密費」疑惑の札付きの新聞記者ばかりではないか。新聞が、国民から見放されるのも当然である。これでは、菅内閣のマスコミ対策が、あまりにもミエミエではないか。「官房機密費」でもばら撒いているのだろう。このメンバーに「みのもんた先生」や「テリー伊藤先生」でも加えたら、さらに抱腹絶倒ものということになるわけだが、それにしても、菅は、「朝日の星浩編集委員、 毎日の岩見隆夫客員編集委員、読売の橋本五郎特別編集委員」等と何を話したのだろう。病院で治療するのが先だろうに……。日本の新聞社の政治記者って、こういう風にして、湯豆腐並みに骨抜きにされ、堕落していくのだろう。

毎日新聞 [12/19 20:22]
菅内閣支持率の推移
毎日新聞が18、19両日実施した全国世論調査で、菅内閣の支持率は11月の前回調査に比べ2ポイント下落し24%となり、発足以来最低の数字を更新した。不支持率は56%。11年度予算編成で、月額1万3000円を支給している子ども手当を巡り、3歳未満の子どもがいる世帯のみ1人当たり7000円を上乗せする政府方針に対しても、反対が69%に達し、賛成は28%にとどまった。民主党小沢一郎元代表の政治資金問題については「国会で説明すべきだ」が77%に上り、「説明する必要はない」(19%)を大きく上回った。

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