文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

田原総一朗は、何故、キレるのか?

田原総一朗が、最近、おかしい。何かに追い詰められているのか。それとも自分で自分を追い詰めているのか。テレビ朝日の「ワイド・スクランブル」に出演し、小沢一郎側近の元参議院議員平野貞夫を相手に、かなり乱暴な発言を繰り返したようだ。田原総一朗周辺にに異変が起きていると見て間違いない。テレビ業界も、以前と違って、ここに来て、「小沢一郎問題」で中立的になりつつあるように見える。おそらく田原総一朗の焦りと怒りは、そのこととも無縁ではあるまい。田原総一朗は、要するに、菅直人仙谷由人岡田克也の応援団としての立場から、「小沢一郎は政倫審に出るべきだ」ということを言いたいらしいが、しかし、もう、テレビ業界関係者でさえ田原総一朗の発言を、これまでのように、そのまま素直に聞く人はいない。菅直人首相や岡田克也幹事長が、突然、「小沢一郎問題」を持ち出し、大騒ぎし始めたのは、支持率下落と連戦連敗の選挙に苦悩する菅内閣が、政権浮揚に悪用しようとしていることは、今や、誰にも見え見えだからだ。そもそも、テレビ朝日が、「ワイドスクランブル」に、小沢一郎側近の元参議院議員平野貞夫を呼び、小沢一郎擁護論を喋らせるということが、「小沢一郎問題」におけるテレビ朝日の「転向」を象徴している。




人気ブログランキングへにほんブログ村 政治ブロへ