文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「10.24小沢支援デモ」(『検察・検審を糾弾するデモ』)に「一兵卒」として参加してきました。

昨日、「10.24小沢支援デモ」に参加してきた。京橋の小さな公園からスタートし、西銀座通り(外堀通り)、数寄屋橋交差点、新橋の直前で右折、日比谷公会堂日比谷公園へ……。デモというものの隊列に加わり、大勢の人と一緒に公道を歩いたのは、生まれて初めての経験であった。全ては、いわゆる「小沢一郎信者」である僕自身の独断と偏見による判断であった。小沢支援デモに参加したのはまったくの偶然で、何の目的もなく、また何の成果も期待していたわけではなかったが、大阪からこのデモ参加のためにわざわざ駆けつけたという女性三人組に話しかけられ、おまけに「小沢一郎真っ白」というTシャツまでプレゼントされたのを手始めに、多くの人に声をかけてもらい、それなりに充実した一日だった。ブログ「日々坦々」管理人、山形から駆けつけたというお医者さんをはじめ、このブログや、メルマガ『週刊・山崎行太郎』の読者だということで、親しく話しかけてくれたのであった。ありがたいことである。さて、参加者は意外に多かったのではないか。800人から1000人ぐらいはいたのかもしれない。素人の手作りデモだったらしく、参加者の中には、あまりにも静かなデモで、しかも最後は集会もなく流れ解散ということで不完全燃焼の方も多かったらしく、主催者やスタッフの段取り等にはいろいろ問題があったのかもしれないが、僕は、まったくデモというものの初体験者で論評する資格はないが、あれはあれで上出来だったと言っていいのではないかと思った。ところで、「小沢一郎事件」と「田中角栄事件」の違いは、ここにある。小沢一郎の場合は、多くの支援者や熱狂的な信者に囲まれ、小なりとはいえ、都心部の大通りで、公然と「小沢一郎支援デモ」さえ行われている。田中角栄の場合、事件当時、そして田中角栄逮捕当時、マスコミ挙げての田中角栄バッシングの渦中で、田中角栄擁護論や田中角栄支援デモなどが想像できただろうか。いずれにしろ時代は変わったのだ。というわけで、おそらく、マスコミも検察も、そして米国CIAやその手先の政治家たちも、白昼堂々と銀座取りで、1000人の「小沢一郎支援デモ」が行われたという現実を無視はできないだろう。これは、換言すれば、「マスコミも検察も、そして米国CIAやその手先の政治家たち」も、実は逆に、多くの国民に、常に監視され、批判されているということだ。小沢一郎は、良かれ悪しかれ、「田中角栄」にはならない。つまり、小沢一郎は、マスコミや検察、米国CIAの手先と化した政治家達の「餌食」にはならないということだ。


■デモの様子を伝える動画、ビデオ……。
http://www.apfnews.com/whatsnew/2010/10/apf_sp_1000.html

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