文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「検察審査会」に「正義」はあるのか。あるわけないだろう。ドシロウトに国家の「正義」を委ねる日本は、滅亡すべきだな。

僕が、かねがね主張していることだが、「検察審査会員」メンバーの氏名を公表し、歴史に、その無知蒙昧の馬鹿どもの正体を、写真付きで残すべきだと思う。検察でさえ二回も不起訴とした事案において、裁判や法律のドシロートが、政界屈指の有力な政治家に対して強制起訴という、「有罪」か「無罪」かの大きな判定の基準を示すのだから、正体不明の無責任な匿名は許されない。裁くということは、裁かれるということでもあるのだ。是非とも、その、「検察審査会員」メンバーの氏素性を公開し、彼等もまた、正々堂々と、歴史の審判を受けてもらいたい。現在、小沢一郎という政治家を強制起訴し、小沢一郎を潰すことが、何を意味するのか。それは、日本を潰すことになるかもしれない、と考えているのか。さて、小沢一郎民主党の関係だが、現在の菅・仙谷政権は、「政権交代潰し」「民主党潰し」「小沢一郎潰し」を画策する検察、マスコミ、自民党の連合軍の工作に加担しようとしているが、この検察審査会による「強制起訴」を契機に、お望みどおりに、小沢一郎に対して「離党勧告」すべきである。しかしながら、菅・仙谷政権は、離党勧告など出来ないだろう。「小沢一郎潰し」は「民主党潰し」である。もちろん、小沢一郎離党の時、その時、民主党政権も終わる時だろう。ところで検察審査会の議決が、民主党代表選の当日だったらしい。ということは、大阪地検特捜部の検事たちが続々と逮捕されるという証拠資料改竄事件の存在も、また尖閣事件の存在も知らずに、検察審査会のメンバー達は、民主党代表選挙の熱気の中で、仙谷官房長官の捨て身の選挙戦略とも絡んで、おそらく菅・仙谷グループの働きかけも疑われるような形で、小沢一郎に対して「起訴相当」の議決を下したことになるわけで、今から考えれば、まさに喜劇というしかない。

小沢氏、強制起訴へ=検察審が2回目議決―陸山会規正法違反事件
時事通信 [10/4 15:49]
小沢一郎民主党元幹事長の資金管理団体陸山会」の土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反容疑で告発され、東京地検特捜部が2回にわたり嫌疑不十分で不起訴とした小沢氏について、東京第5検察審査会は4日、強制的に起訴すべきだとする「起訴議決」をした。
昨年5月施行の改正検察審査会法に基づき、今後、東京地裁が指定する検察官役の弁護士が強制起訴する。政界の最高実力者とされる小沢氏が、市民の判断により法廷で刑事責任を問われる異例の事態となった。

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