文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「有言不実行内閣」「内ゲバ内閣」「短命玉砕内閣」と呼ぶべきだろう。

菅直人が大真面目に、今度の改造内閣は「有言実行内閣」と説明している映像を見ながら、相変わらず、口先だけの男だと思わないわけにはいかなかったのだが、僕は、この男こそ、薄っぺらな美辞麗句を並べるだけの「有言不実行」を絵に書いたような男だと思っていたので、映像をみながら吹き出したしまった。この男が、「政治主導」という時は「官僚丸投げ」ということであり、「僕にも夢がある」という時は、実際は「僕には夢も希望もない」ということであり、「挙党一致」ということは「挙党不一致」ということである。というわけで、この男が「有言実行」という時は「有言不実行」ということであり、文字通り、この菅直人改造内閣こそ「有言不実行内閣」と呼ぶべきだ。さて、小沢支持グループの中で、例外的に経済大臣かなんかになった海江田万里だが、その後の言動を見て、この男もまた、この程度の「アメダマ」で、すつかり浮かれており、その人間の底の浅さと軽薄才子な正体を曝してしまつたと思わないわけにはいかない。政治家に限らず、こういう時にその人間性は現れるものなのだ。ところで、小沢グループだが、しばらくは大人しくしているだろうが、時期を見て、どういう形になるかは分からないが、民主党の分裂と解体を念頭に、少数精鋭で蜂起するだろう。その時は、菅内閣も雲散霧消する日だろう。



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