文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

菅直人と櫻井よしこの「エイズ事件報道」は嘘だらけだった。

すでに何回も書いているので繰り返しになるが、櫻井よしこを筆頭とする「エイズ事件報道は嘘だらけだった…」ことが、エイズ裁判の弁護士だった弘中惇一郎・武藤春光編著の『安部英医師「薬害エイズ」事件の真実ーー誤った責任追及の構図』(現代人文社)によって、明らかになっているが、櫻井よしこ等のマスコミによるセンセーショナルなエイズ報道を鵜呑みにして、帝京大学副学長・安部英医師等を犯罪者に仕立てた上で、厚生大臣として患者たちに勝手に「謝罪」し、エイズ問題の「解決」の道を開いたのは自分だと、ことあるごとに自慢話として繰り返している菅直人だが、実は、今でも「エイズ事件の真実」は知らないままであることが、わかる。すでに櫻井よしこは、『エイズ犯罪・血友病患者の悲劇』(中央公論社、1994)という実質的デビュー作であり、代表作でもある作品を絶版にしている。1998年には中公文庫にもなっているが、それも今は絶版になっている。もちろん、何処からも「復刊」「復刻」されていない。櫻井よしこは、、『エイズ犯罪・血友病患者の悲劇』(中央公論社、1994)をあたかも存在しないかのように隠蔽している。何故か。そこに書かれていることの多くが間違いだったことが判明しているからだ。むろん、菅直人は、そのことは知らない。だからこそ、今回の民主党代表選においても、エイズ事件解決のヒーローとして自慢話の一つにしているのであろう。





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