文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

作家・伊藤整の馬鹿息子(伊藤滋)ごときに、聖なる存在としての「大相撲」や「力士」を裁けるか?

昨年の衆議院選挙直前にマスコミを騒がせたのは、ヤクザがらみの麻薬スキャンダル騒動の「酒井法子」問題だったが、今年もまた参議院選挙直前から、ヤクザがらみの大相撲野球賭博スキャンダルが物々しく報道され、日本の政治や国民にとっては死活問題とも言うべき、国民生活に直結している選挙報道が片隅に追いやられようとしているわけだが、この相撲賭博スキャンダルの「特別調査委員会」の座長として連日、マスコミに登場して、その貧相な風采からは想像も出来ないような倣岸不遜な言動を振り撒いて粋がっているのが、「都市計画」が専門だか知らないが、社会的にはまったく無名の学者・伊藤滋である。父親の伊藤整も、『チャタレイ夫人の恋人』というロレンスの翻訳と裁判騒動で知られているだけで、『日本文壇史』以外には、代表作の名前も思い浮かばないような、作家としてはパッとしない地味な三流作家だったが、この息子も見るからにパッとしない学者であることが分かる。おそらく自分が、今、どういう政治的役割を、誰によって演じさせられているかという問題には、まったく無頓着なのだろう。「これまでも政府の有識者会議にたびたび参加し、歯に衣着せぬ物言いをして来た」そうだが、「東大教授」や「都市工学の権威」などと言えば、世間が黙るとでも思っているとすれば、それこそ勘違いも甚だしいと言わなければならない。そもそも「東大教授」や「都市工学の権威」は、賭けマージャンも賭けゴルフも、そして公営賭博とも言うべき競馬やパチンコもやらないのか。山口組の三代目が育てた「国民歌手・美空ひばり」の歌も聴いたことがないのか。「都市工学の権威」ならば、都市には無味乾燥なビル街もあれば、その傍らに怪しげな繁華街や裏町もあることは知っているだろう。人間が住むということは、あるいは人間が作り出した文化とは、「清濁併せ呑む・・・」ということだろう。ところが、この勘違いの耄碌学者は、25日の会見で、「琴光喜は当然やるよ。一番のクビだよ。」等と、私怨交じりの爆弾発言までしたそうだが、この程度の男に、重要な日本文化の一つである「大相撲」や「力士」を、軽々しく裁けるはずがない。こういう馬鹿学者をいつまで放置していると、そのうち「天皇」や「皇統」の問題にもしゃしゃり出てきて、近代合理主義な思考やキリスト教的倫理観を根拠に、異議申し立てを始めるかもしれない・・・。言うまでもなく、「一番のクビ・・・」なのは、コイツのような世間知らずの勘違い老人だろう。そういえば、父親の伊藤整も、「くそ真面目」が取り得の、面白くもなんともない作家だったなあ・・・というのは外見だけで、伊藤整は実は、相当の発展家だったのだが・・・(笑)。
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