文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

政治評論家・三宅久之等が「官房機密費」から年一千万円という多額の現金をもらっていた。なるほど。三宅等が「御用評論家」と言われながら大きな顔をしている理由がよくわかった(笑)。

ビートたけしが司会する「テレビタックル」という、毎週月曜日に放送される討論番組があるが、そこで、毎回のように登場して、もっともらしい顔と大きな声で「民主党批判」や「小沢たたき」を繰り返している三宅久之という元新聞記者の政治評論家がいる。最近、かつて自民党の策士として恐れられた野中広務が、自民党官房長官時代の体験をもとに「官房機密費」の使い方に関する証言を繰り返している。その証言の中に、テレビ番組に頻繁に登場する「政治評論家たち」へ、毎年の盆暮れに、五百万円ずつ渡していたというものがあるが、現金をもらっている「政治評論家」の中に、三宅久之が含まれていることは間違いないと思われる。三宅が毎回のように繰り返す、かなり激しい「民主党批判」や「小沢たたき」の理由と動機がわかる。むろん、三宅だけの問題ではない。その他にも多数、いるはずだ。たとえば、岸井某、宮崎某、青山某、北野某、太田某、福田某・・・等も(???)。官房機密費という黒いカネに買収されている政治評論家・三宅久之等、あるいは政治的な発言を繰り返すテレビ・タレント等の名前を公表し、即刻、テレビ画面から追放せよ。

■「機密費食い逃げ疑惑に新証拠 」(日刊ゲンダイ2010/4/26)


・・・野中証言にはもうひとつ注目発言があった。「(政治)評論をしておられる方々に盆暮れにお届け」と明かしたことだ。
テレビに出ている政治評論家やタレントが数百万円を提示されてマスコミ工作をお願いされたという話もある。この人たちが“毒まんじゅう"を食べていたと仮定すると、官房機密費のニュースに触れない理由が分かります」(民主党関係者)
鳩山政権が、歴代政権の官房機密費の使途を完全公開すれば、政界と大マスコミは一気にガタガタだ。

■「機密費:評論家にも 野中元長官、講演で証言」(琉球新報 2010年4月28日)


野中広務官房長官は、23日に那覇市内で開かれたフォーラムの基調講演の中で、自身が長官在任中(1998年7月〜99年10月)、先例に従い、複数の評論家に内閣官房報償費(機密費)から数百万円を届けていたことを明らかにした。
 野中氏は講演で「言論活動で立派な評論をしている人たちのところに盆暮れ500万円ずつ届けることのむなしさ。秘書に持って行かせるが『ああ、ご苦労』と言って受け取られる」と述べ、機密費からの提供が定期的にあったことを明かした

 野中氏は自民党政権時代に、歴代の官房長官に慣例として引き継がれる帳簿があったことにも触れ「引き継いでいただいた帳簿によって配った」と明言。その上で「テレビで立派なことをおっしゃりながら盆と暮れに官邸からのあいさつを受けている評論家には亡くなった方もいる」と指摘した。一方で機密費の提供を拒否した評論家として田原総一朗氏を挙げた
 官房長官の政治的判断で国庫から支出される機密費は、鳩山内閣が昨年11月に内閣として初めて2004年4月以降の小泉内閣から現在までの月別支出額を公表したが、使途については明かしていない。

官房機密費を受け取った政治評論家=田原総一郎藤原弘達俵孝太郎細川隆一郎早坂茂三竹村健一三宅久之・・・。
(マスコミ抱き込みに有効な官房機密費として。)
 「日本の裏金」「裏金」(共に、古川利明 第三書館)


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