文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

鳩山首相よ、指揮権発動を恐れる勿れ!!! 「検察の暴走」をチェックする国民の権利=指揮権発動権を、鳩山よ、粛々と行使せよ。


小沢一郎民主党幹事長が二回目の事情聴取に応じた模様であるが、東京地検特捜部としても、ここまで来れば、そうたやすく引きさがるわけにも行くまい。しかるに東京地検特捜部が期待していたはずの「情報リーク」による情報工作活動の効もなく、今や朝日新聞を初めとして、マスコミやジャーナリスト、学者文化人、そして日本国民の大半が「検察ファシズム」批判、「検察の暴走」批判、「検察官僚のクーデター」批判と、検察批判一色に傾きつつある現在、「退くも地獄、進むも地獄」という絶体絶命の境地に追い詰められつつあるのが、検察官僚たちであろう。ここで白旗を立てて引き下がれば大したものであるが、そんな芸当は、彼等には出来るはずもなく、やはり玉砕覚悟で、竹槍を突き出して、突進するしかあるまい。しかし、その先に待ち構えているのは、言うまでもなく、鳩山・小沢民主党政権による「指揮権発動」だろう。というわけで、鳩山首相よ、指揮権発動を恐れる勿れ!!! と申し上げたい。指揮権発動は、決して民主主義のルールに反するものではない。「平成大不況」の元凶とも言うべき「検察の暴走」をチェックする国民の権利である「指揮権発動」権を(「検察庁法14条」以下の「参考資料」参照)、今こそ、鳩山政権よ、鳩山政権を産み出した国民のためにも、粛々と行使せよ。そして「政権交代」と「民主党政権」を妨害しようとしている東京地検特捜部なる組織を、徹底的に解体・壊滅してもらいたい。つまり、前権力体制の残党を一掃しない限り、政権交代は完成しない。マスコミやジャーナリスト、学者文化人、そして日本国民の大半が政権交代を支持し、鳩山民主党内閣を応援し始めた今、国民と政治家の権利である指揮権を発動したとしても、鳩山政権の崩壊には結びつかない。むしろ、「検察の暴走」や「検察のクーデター」を放置するならば、それこそが鳩山政権、ひいては民主党政権の崩壊に直結するだろう。鳩山首相よ、ここは、『大久保利通』になる覚悟が必要なのだ。ところで、予想通り、政局音痴の極楽トンボ政治家・前原某や枝野某は、「小沢逮捕」「小沢議員辞職」を想定してのこととは思うが、一斉に小沢批判を開始したようだが、こういう背後から見方を銃撃するような「キタナイ政治家」、つまり仲間を裏切ることによって権力を横取りしようとする「卑怯な政治家」を、道徳的にも思想的にも、世界一優秀な国民である日本国民が支持するわけはない。「ガセメール」で失脚した前原某を筆頭に、枝野某や野田某等は、鳩山政権の崩壊後は、自分達にお鉢が回ってくると勘違いしているようだが、そんなことが起きるわけはなく、まったくオメデタイというしか言いようがないわけだが、ここまで、政治家としてみっともない稚拙な正体を曝け出した以上、民主党内に留まることは出来そうもないが、しかし、前原某や枝野某に、離党してまでも信念を貫くという根性があるわけはなく、また泣きながら土下座して、「反省しているから、大臣にしてくれ」と泣きつくに決まっている。いずれにしろ、前原某や枝野某、野田某、岡田某、仙石某、そして晩節を汚した渡部老人…等の軽薄そのものの「裏切り劇」に注目である。かつて、健全な政権政党であった頃の自民党は派閥抗争や党内の権力抗争に明け暮れたものであるが、しかしひとたび、自民党そのものが危機に直面すると、「撃ち方、止め…」というわけで、本能的に一致団結したものだが、民主党の場合は逆に、権力に目が眩んだとはいえ、背後から石を投げるのだから、民主党は、やはりまだ子供の政党である、と言わざるをえない。むろん、自民党にも例外がないわけではなく、たとえば「田中角栄逮捕」にゴーサインを出した自民党代議士(首相)・三木武夫の例がそれだが、しかし今となっては、三木武夫こそは、日本の戦後史、そして自民党の歴史に泥を塗った、政治家として唾棄すべき存在だったと言っていい。多くの政治評論を書いた文芸評論家の我が師・江藤淳は、「前総理を逮捕するような国はろくな国ではない」と言ったが、政治家にしろ、検察官僚にしろ、そしてジャーナリストや学者文化人にしろ、その能力と品格が試される場面が、刻々と近づきつつあると言っていいだろう。さて、どういう結末になるものか、大いに楽しみであるが、僕などは野次馬の一人だから、ここでは、ひとまず「高見の見物」としゃれこむことにするか。






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