文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

鳩山は、母親からの献金問題で、「鳩山延命」と「小沢斬り」を、東京地検特捜部にそそのかされ、取引したのではないのか?

以下は「通りすがり」氏からの投稿コメントです。ご参考までに。ご一読ください。


通りすがり 2010/01/16 13:58
山崎さんはすでにご存じかもしれませんが、1月12日のムネオ日記に、鳩山首相が石川議員に関する検察リークを知りながら自らの判断でこれまで黙認してきたことを示す事実が暴露されています。

http://www.muneo.gr.jp/html/diary201001.html

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>そこで私は不思議に思うことがある。それは、昨年12月8日、閣議で決裁された私の質問主意書に対する答弁書の内容である。
 私が「石川代議士に関する捜査情報を、検察がリークしているのではないか」と質したのに対し、鳩山首相名で「検察当局においては従来から捜査上の秘密の保持について格別の配慮を払ってきたものであり、捜査情報や捜査方針を外部に漏らすことはないものと承知している。」との回答がなされていた。
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偽装野党・旧社会党出身のうえ、特に実務に関して無能を絵に描いたような千葉法務大臣鳩山首相が任命したのは、実はミスでも何でもなく、鳩山首相の明確な意思だったと思われます。鳩山首相の言いなりになる、確たる政治理念を持たない人物を任命することで、検察・裁判所・警察に対して恭順の意を示したものと思われます。

というのも新内閣発足当日の夜、鳩山首相は突然、選挙前での立場を180度ひるがえし、国策捜査などというものは存在しない、とテレビカメラの前であえて再三明言しました。

また、側近中の側近で長年の朋友でもある平野官房長官は、内閣発足から今日まで、記者クラブ開放の阻止に絶えず神経を尖らせ、注力してきました。裏に鳩山首相本人の強い意向があったのでしょう。脱官僚のイメージが崩れ内閣支持率が落ちることを恐れて動くことができなかった鳩山首相の身代わりとなって、平野官房長官が矢面に立ち泥をかぶったのだと思われます。

衆院選の勝利から内閣発足までの2週間に、自身の母親からの献金問題に関して、鳩山首相は検察当局と何らかの決定的に重要な取引があったのは間違いないと見ています。母親と鳩山家の世間体、そして自らの首相の座を人質に取られたのでしょう。

鳩山首相が今後も千葉法相の首を切ることはないと思いますが、仮に法相の首をすげ替えたとしても、鳩山首相の心の中に大きな変化でも起こらない限り、第二・第三の千葉景子が任命されるだけだと思います。それまで鳩山首相の政治生命が続けばの話ですが。

鳩山首相の、周囲の圧力や雰囲気に流されやすく、常にその場で最も喜ばれることを言おうとする八方美人で幼い性格が、ときに「優柔不断なやさしさ」に見える反面、一政治家としては、国民と民主主義を官僚に差し出す裏目に出たのではないかと思います。

今目の前にある危機を乗り切るには、完全に怖気づいて見て見ぬふりを決め込む鳩山首相を、政治生命どころか本物の命をかけて、小沢さんと共に官僚や不法の輩と死闘を演じる気にさせる以外ないのですが、残念ながらもうあまり時間がありません。国会開会前のこの土日がわが国の命運を決する「勝負の瞬間」に思え、無力な小市民ながらにひとり焦りを覚えます。



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