文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

鳩山よ、千葉法務大臣の首を斬れ。検察官僚の暴走クーデターを、これ以上、傍観していたら、民主党政権そのものが吹っ飛ぶどころか、人権無視、国民無視の検察官僚支配の「臨時革命政権」が誕生することとになるぞ。それでいいのか。


この国は、国民の意思と判断よりも、一握りのキチガイ官僚や、翼賛報道が自慢の阿呆マスコミの判断が優先する異常な国らしい。これでは、何のために選挙が行われるのか、わからなくなるではないか。しかし、民主主義や憲法を踏み躙るかのように検察やマスコミがどれだけ基地外染みた異常行動をとろうとも、わが国のような、ある程度、成熟した民主主義国家においては、最後には、落ち着くべきところに落ち着くのが自然であって、つまり国民参加の選挙結果が重要になるわけだが、そのためには、選挙で選ばれた結果として成立した政府が、つまり総理大臣や各国務大臣がそれぞれの役割と任務を果たす必要がある。はたして、政権交代後の民主党政権の各閣僚はその任務を果たしているだろうかというと、残念ながら、何をやっていいのか分からず右往左往するか、ただ呆然と傍観するばかりで、ひたすら沈黙を決め込んでいるというのが現実で、心もとないというのが実情だろう。特に、今まさに国民の目の前で繰り広げられつつある、民主党政権の破壊を狙った一連の検察官僚の「クーデターごっこ」に対して、それをただ傍観し、黙認しているだけの千葉法務大臣の責任は重大である。元社会党という前歴が示すように、千葉法務大臣は、民主党に対して悪罵雑言を繰り返していた農水次官の首を斬れなかった赤松農相と並んで、大臣としての実務能力はゼロであるように見える。僕は、鳩山首相が、何故、政権交代後に、「これは革命だ」とまで言い切ったにもかかわらず、その新政権の存立の根幹にかかわる法務大臣という重要ポストに、この人物を選んだのか疑問と不安を感じていたが、やはりその疑問と不安が現実になったといっていい。「指揮権を発動せよ」というのではないが、少なくとも、今回だけのことではなく、政権交代前から始まっている「小沢一郎失脚」を狙った東京地検特捜部によるマスコミへの異常な「リーク工作活動」は、明らかに国家公務員の守秘義務に違反しているのだから、厳しく監視、規制、指導し、あるいは責任者を処分すべきだったはずだ。「何もしない」…千葉法務大臣は、結果的には、東京地検特捜部の「クーデターごっこ」を容認しているということになり、もしそうとすれば、千葉法務大臣は、民主党政権の一員でありながら、密かに東京地検特捜部と結託して民主党政権の破壊・倒閣を目指しているということになるわけで、鳩山首相に、政権維持の覚悟があるならば、即刻、千葉法務大臣の首を切り、それなりの果敢な行動力と政治的判断力のある人物に交替させるべきであろう。二・二六事件の時、政権中枢の政治家を次々に殺害した青年将校たちの「クーデター」に、彼等が「天皇親政」を主張していたにもかかかわらず、憲法遵守の立場から断固それを拒絶し、あくまでも立憲君主制という近代憲法にのっとって、普段の天皇としてではなく、軍服を着た大元帥として前面に立ち、陣頭指揮を行い、厳しく対処した昭和天皇の例を見習うべきだろう。



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