文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

麻生首相、サミットでも足元を見られる。


喜び勇んでサミットに出掛け、サミット会場では、一人笑い転げる無邪気な麻生首相だが、どうも各国首脳は、麻生首相の国内の政治基盤が崩壊し、今や自滅・自爆寸前に追い込まれいることを、先刻、ご承知のようで、麻生首相が近づいて話しかけても、誰もまともに話しに応じようとしないらしい。誠に、あわれで、気の毒なことである。ロシア・メドヴェージェフ大統領は、日露首脳会談で、意気込んで「北方四島は我が国固有の領土だ」「ロシアの不法占拠はケシカラン」とか、小学生のように強気の発言で北方領土問題を持ち出した麻生首相冷や水を浴びせるように、冷たく突き放し、ロシア側の何らかの譲歩を期待していた日本政府を、逆に厳しく批判したようだ。プーチン首相も、その後、モスクワで、北方領土問題で日本政府、及び麻生首相を厳しく批判、北方領土返還交渉に何の進展もなかったことが明らかになった。否、むしろ険悪な、刺々しい日露関係が出来上がりつつある。要するにロシア側は、6月11日の衆議院本会議での「北方四島は我が国の固有の領土」という決議案の可決や、あるいは5月8日の参議院予算委員会での「北方四島は不法占拠ロシアによって不法占拠されている…」という麻生首相の発言に対して、かなり怒っているようなのだが、つまりソ連側は領土交渉そのものを拒絶しているらしいのだが、どうも麻生首相には、その真意が理解できていないらしい。いずれにしろ、政権が末期症状を呈しているのも知らぬ気に、陽気にはしゃぎ回る、まことにもって、能天気な麻生首相では、足元を見られているので、まともに相手にしてもらえないのである。アメリカ・オバマ大統領との 日米首脳会談も、サミットの会議の休憩時間か何かの空いた時間に、わずか20数分程度の立ち話で済まされたようだ。各国首脳は、すでに退陣が折込済みの麻生首相を、日本の首相として認めていないのであって、何も知らない麻生首相だけが、異様に張り切って、意味もなく馬鹿笑いして、サミットを楽しんでいるだけであろう。






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