文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

若い友人・木村イサオ君が「埼玉県議選」に当選!!!!!

東京都知事選挙は、「おまえは、すでに死んでいる(笑)」状態の木瓜老人が、家族総出の微笑ましい家族への利益誘導選挙戦を展開し、馬鹿息子たちに見取られる中で(笑)、見事に当選したようだが、我が住む町では、僕の若い友人である民主党の木村イサオ君が、見事に初当選した。木村君は、高山さとし民主党代議士の元筆頭秘書で、小沢一郎政治塾の卒業生である。僕は、高山代議士を通じて知り合ったのだが、最近は、毎日毎日、朝も昼も夜も、駅頭で声をからして選挙運動を展開している木村君たちを見ない日はなかった。そこまでやるか……と思うほど、駅を通るたびに木村君たちに遭遇した。僕から見ると、ほぼ誰にも相手にされず、孤立無援状態に見えたが、どんな苦難にも孤立にも挫けずにひたすら演説し続けている木村君を見つけると、僕は駆けより握手して激励した。それが、僕のお勤めみたいなものだった。実は、埼玉県議選挙は、定員二名の選挙区に公認候補が自民民主一人ずつの立候補で、民主党公認である木村君の当選は最初から確定したらしいのだが、それでも木村君たちは、一切の手抜きをせずに、必死で民主党の政策や理念を訴えていた。ちょっと僕は感動した。だから、彼らの事務書開き等にも出来るだけ出席した。ちなみに、木村君と終始、行動を共にしながら、さいたま市議選挙に立候補していた二十代の民主党新人・丹羽タカヒロ君も、危ないかもと言っていたにもかかわらず、予想に反して(笑)、上位当選したようだ。丹羽君だけではなく、各選挙区でも民主党候補がトップ当選し、おまけにほぼ全員が当選したようなのだ。要するに、東京都知事選挙の結果とは逆に、地方選挙の方は、「自民党の惨敗、民主党の圧勝」だったようなのだ。民主党の関係者も、何故、ここまで圧勝できたのか、なかなか正確に分析できていないようだ。埼玉県の上田知事も、頭を傾げつつ、自民が勝ち過ぎた郵政選挙の揺り戻しではないか…と言っているらしいが、いずれにしろ地方選挙は不思議な結果が出たらしい。東京の評論家やジャーナリストの選挙分析は、「自民圧勝、民主惨敗」という東京都知事選挙に幻惑されて、全般的に「自民圧勝、民主惨敗」という論調に流されているようだが、現場はまったく逆である。参議院選挙が楽しみだ。