小泉検察政治とスターリン秘密警察政治

それにしても自民党・小泉・飯島一派の走狗と化した「検察の暴走」はどこまで続くのだろう？　すっかり骨抜きになっているマスコミも、検察以上に小泉・飯島ゲシュタポ一派の宣伝機関に成り下つているから、この問題を追求したりするような野暮なことは決してしない。この下品な悪徳陰謀政治にはスターリンもびっくり…。小泉政権にとって、「ヒユウザーとライブドアのダブルパンチ」などと暢気な分析をしているマスコミもすくなくないが、とぼけるのもいい加減にしてもらいた。ホリエモン強制捜査、あるいはホリエモン逮捕…なんて、小泉・飯島一派にとっては痛くも痒くもないだろう。僕は、ニッポン放送乗っ取り騒動の頃からホリエモンは逮捕され、ライブドアは雲散霧消するだろうと書いてきた。しかし、なんとホリエモンは、自民党小泉・飯島一派の中枢部に食い込み、自民党推薦で衆議院に立候補する始末である。僕の読みは、例によってみごとにはずれた、と思っていたら、一昨日の強制捜査である。これはあきらかに、利用するだけ利用して役にたたなくなったら、「はい、それまでよー」と「スケイプゴート」に仕立てて、ばっさり切り捨てる…、いわゆる小泉流の「使い捨て」政治の一齣であろう。言い換えればホリエモンなんて最初から「捨て駒」だったのだろう。いつかそのうち、いいタイミングで大衆とマスコミの餌食として切り捨てて晒し者にする、というのは小泉・飯島ゲシュタポ一派にとっては「想定内」(笑)だったのだろう。それが一昨日だったというわけだよね。わかりやすすぎて身震いしたくなるね。株価も下がりっぱなしだというし、デイ・トレで一儲けしたばかりの俄・小金持ちの皆さんの破産も想定内かな。おもわずホリエモンを弁護したくなったよ。しないけどね…。ところで、こういう時には必ずトンマな人物が登場するものだが、あの「甘口ジャーナリスト」として著名な日垣隆が、『エコノミスト』の巻頭言(「敢闘言」)で、ホリエモン流「買収・乗っ取り経営術」を絶賛したらしいね。しかも、なんと、その『エコノミスト』誌の発売日にライブドアやホリエモン自宅に強制捜査だと…。六本木ヒルズを見上げて、思わず泣きたくなったよ。日垣先生、それも想定内だったんすか…(笑)。さて、次に小泉・飯島一派の餌食にされるのは誰かな…。安部チャンだったりして…(笑)。

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