あまりにも小泉的な「除名」の政治学・・・これ、自民党の「共産党化」だな。(笑)
ちょっと古い記事で申し訳ないが、自民党が郵政法案反対組を除名処分にしたらしい。その理由は、「党方針に反して郵政法案に反対し、さらに別の党をつくって自民党候補の選挙を妨害した」ということらしい。この除名理由を読んで、ついに自民党も「共産党化」したなあ、と思う。「除名」なんて共産党の専売特許だろう。そのうち、「粛清」とか「リンチ殺人」とか起こすんじゃないの。というのは冗談だが、この調子だとその前に自民党そのものが自滅し解体するだろう。自民党に残るのは、杉村先生や片山先生、あるいは佐藤先生たちだけだろう。そして、「こんな自民党に誰がした…」なんて歌でもはやるかもよ。言い換えれば、現在の自民党は「除名」や「粛清」によってしか組織が保てない劣等集団に成り下がっているということだろう。これを自民党の末期症状と言わなくてなんと言えばいいのだろう。これからも、自民党さんには、「除名」やら「粛清」やらをどんどんやって欲しいものですな…。そのうち、武部や小泉が除名され粛清されるだろう。そういうものだよ、「除名の政治」、「粛正の政治」の結末とは…。要するに、これはスターリンの政治学だからねえ。結末は見えているよ。それにしても、そういう「除名」や「粛清」によってしか組織を維持できなくなっている小泉自民党にゴマすったり、擦り寄っていく文化人や新聞記者やジャーナリストって、何、考えいるんだろうね。自分たちの首でも洗って待っていた方が正解じゃないの・・・。(笑)
綿貫、亀井氏ら9人除名=新党結成で厳罰適用、残りは28日決定−自民党紀委
自民党は21日午後、党本部で党紀委員会(森山真弓委員長)を開き、通常国会で郵政民営化法案に反対した造反者計59人について、審査を開始した。その結果、衆院解散に伴い新党を結成した綿貫民輔元衆院議長や亀井静香元政調会長ら衆参計9人を、同日付で除名処分とした。残り50人の処分は、衆院選での公認候補妨害の有無などを調査し28日に決めることを確認した。
審査対象の内訳は衆院議員17人と引退・落選者20人、参院議員22人。
除名されたのは綿貫、亀井両氏に加え、亀井久興、滝実、津島恭一、小林興起、青山丘各氏の衆院側7人と、荒井広幸、長谷川憲正両参院議員。党紀委は9人から提出されていた離党届は受理せず、全会一致で党規律規約で最も重い除名処分とした。
森山党紀委員長は同委終了後の記者会見で、除名理由について「党方針に反して郵政法案に反対し、さらに別の党をつくって自民党候補の選挙を妨害した」と説明。執行部として、綿貫氏ら新党組が郵政反対派の一連の行動を主導したと認定した。
(時事通信) - 10月21日