文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

大江健三郎が訪中、サイン会….。

大江健三郎が「中国社会科学院」の招きに応じて訪中している模様だ。時期が時期だけに大江健三郎への批判が過熱しそうだが、大江健三郎は「60年安保」で国会周辺が革命前夜状態になった時も、訪中していた。たしかその時は、北京放送に出演し、そこから岸信介批判を中心にした反政府アピールを行ったはずである。要するに筋金入り媚中派なのである。


言い換えれば、大江健三郎は、そこいらの「元は全共闘過激派で、今は小泉安倍マンセー・ブロガー」なんてチンケな転向野郎ども(笑)や、権力や利権の残飯アサリしか能はなくて、「安倍ブレーン」と称して浮かれている三流学者ども(笑)と違って、その政治姿勢も行き方も、ずーっと一貫しているのだ。誰に大江健三郎を批判する資格があるのかね…(笑)。


そう言えば、「安倍ブレーン」だと言っている「怪文書男」の八木秀次も、「中国社会科学院」と深い関係だったね.。ちなみに八木が頭が上がらない八木夫人は、在日系だという噂を聞いたが、真実はどーなんだろう。八木こそ危険人物だろう。


ところで、大江健三郎には巨大な作品群があるが、そこらへんの安倍マンセーネット右翼や安倍ブレーンだと称する三流学者たちには、作品というものがない。勝負はじめから明らかである。作品があるかないか、それは中国問題や靖国問題などよりはるかに重大な問題だろう。

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http://j.peopledaily.com.cn/2006/09/10/jp20060910_62911.html


中国社会科学院の招きに応じ、ノーベル文学賞作家の大江健三郎氏が8日、北京に到着した。大江氏の訪中は5回目で、今回の日程は1週間。9日午後には中国語に翻訳された著書3作品の販促キャンペーンとして、北京市内の書店、西単図書大厦でサイン会を開いた。3作品は「さようなら、私の本よ!」、「憂い顔の童子」、「あいまいな日本の私」。

サイン会を前に、大江氏は自らが幼少時代に初めて魯迅作品に触れたときのエピソードを語った。さらに日本と中国の関係について続けた。「日本には初め、音声言語はあったが文字はなかった。中国から文字が伝えられ、日本人がそれを使って自分の意思を表現できるようになったときの喜びはどれほどだったことか。日本人が漢字を通じて中国人との交流を持つようになったことの意義は大きい。私たちは漢字で文を書き、自分たちの思想を表現したのです。そして今日、私の作品が今度は中国語に翻訳されている。これがどんなに有意義なことか。みなさんには本当に感謝しています」。

大江氏は本を求めて並んだ大勢の読者に、記念のサインを残した。(編集ID)

人民網日本語版」2006年9月10日