文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「若山照彦問題」を忘れるな!「小保方博士バッシング報道事件」に終わりはない。


「小保方博士バッシング報道事件」は、理研側の発表によると、小保方博士による再現実験が不成功に終わり、小保方博士も責任を取ると言う形で、理研を退職ということで、幕引きが行われつつあるが、この「小保方博士バッシング報道事件」には、まだまだ多くの謎が残っている。


第一の謎は、私も言い続けてきた問題、つまり「若山照彦問題」である。この「小保方博士バッシング報道事件」が勃発以来、引っ切り無しに「内部情報」を暴露し続け、「小保方博士バッシング報道事件」に、火に油を注ぎ続けた「若山照彦問題」だ。この「若山照彦問題」について、優れた分析記事をネットで見つけたので、やや長文ではあるが、敢えて、以下に引用する。是非、ご一読頂きたい。



人気ブログランキングへ

STAP細胞疑惑について全マスコミと理研が見落としてるもう一つの可能性を敢えて指摘する


NHK等に協力し、「小保方氏に裏切られた」とする一方的で強烈な小保方氏攻撃を執拗にやり続ける若山教授こそが、本当はいちばん怪しいという観点の完全な欠落
By CHANNEL20101010
2014年8月6日 記



STAP細胞疑惑について全マスコミと理研が見落としてるもう一つの可能性を敢えて指摘する
 NHK等に協力し、「小保方氏に裏切られた」とする一方的で強烈な小保方氏攻撃を執拗にやり続ける若山教授こそが、本当はいちばん怪しいという観点の完全な欠落。
 ( これは笹井芳樹氏の無念の自殺を知って考え込む内に漸く気付いたことだが、今ではNHKの放送直後に何故気付かなかったのか、とつくづく悔やまれる。 )


この一文を故笹井芳樹氏と小保方晴子氏に捧げる。


筆者にはどうしても、笹井芳樹氏が自身の生命を断ち、小保方晴子氏が自身の研究生命を失いかねないような、余りにも明白な捏造行為を意図的に行ったのだとはとても考えられないのだ。

即ち、STAP細胞とES細胞をスリ替えて意図的な捏造を行ったのは、断じて小保方晴子氏本人ではなく、故笹井芳樹氏にも恐らく責任など無い。

2人共にそんな馬鹿げた捏造を行う理由など何処にも無かったからである。

つまり、この悪意のスリ替えと意図的な捏造を行った張本人は別に居て、2人はその悪意の罠に嵌められたものとも考えられるのだ。

実はSTAP細胞研究者中に唯一人だけ、極めて積極的にSTAP実験検証情報をNHK等マスコミに提供し、故笹井芳樹小保方晴子両氏を徹底して追い詰めることに協力してきた人物が居る。

山梨大学若山照彦教授である。

彼こそが、自身の功を焦ってSTAP細胞とES細胞を自分の研究室内で秘かにスリ替え、STAP幹細胞の作成とキメラマウスの発生に成功した、と馬鹿なウソをついたか、或いは、何らかの意図か嫉妬心で小保方氏らを罠に嵌め、STAP研究の一切を台無しにしてしまったその張本人なのではないか?
 ( 彼の研究室でなら、それが可能な条件全部が揃ってた事を誰もが完全に見落としてないか? )

これは若山氏に対する単なる誹謗中傷ではなく、氏の小保方氏に対するマスコミを使った攻撃が余りにも執拗に、一方的に繰り返されてる事への、妥当な反論として為されるべき議論である。

だからこそ若山氏は、STAP研究に疑義が生じると間も無く ( 小保方氏と連絡を取って事実を確認する事もせずにいきなり ) 「小保方氏は自分の渡したマウスを使っておらず、別のマウスとスリ替えた」「私は小保方氏に裏切られた」等という、一聞するとそれだけで小保方氏にとっては致命的と思えるような暴露証言を、マスメディアに対して大々的に語り始めたのではないか?

併し驚くべき事に、この敵意剥き出しともいえる若山氏の主張は、少しして、若山氏が当の遺伝子分析を依頼した ( 若山氏に近いらしい ) 放射線医学総合研究所の、何と「肝心な識別用遺伝子の見落とし」という重大な ( というより正にソレをこそ確認する為の分析だったのだから“馬鹿げた” ) ミスによる、全くの勘違いであった事が ( 理研側の検証で ) 判明したのである。

つまり小保方氏は「マウスのスリ替え」など、全く行ってなかった事が、ちゃんと確認されてるのである。

小保方氏にとって、まさしく名誉棄損、公然侮辱も甚だしい、この2時間半もの若山氏の記者会見と質疑応答は、STAP細胞の真偽ではなしに、唯々小保方氏の信用を失墜させて潰す為にだけ行われたように見えるのだ。
 ( STAP研究の要点には当たらない疑義を、ワザワザ大々的な記者会見を開いて暴露する、という科学者というより政治家的な行動の仕方に、この人物の悪意を感じざる得ない。 )

この理研側の発表を受けて後、計算高い若山氏は、大慌てで雑誌ネイチャーに自らが送っていた「論文の取り下げ理由」から“マウスのスリ替え”部分を自分のミスとならないよう削除して呉れるように、とネイチャーに秘かに依頼していた。

が、先の小保方氏を非難する大々的な記者会見の最重要根拠がそうして土台から失われたのにも拘わらず、若山氏は同様なレベルの記者会見を再び開いて自分の間違いを認めたり、小保方氏に対して公に謝罪しようとはしなかった。
 ( 批難理由が失われたのだから、本来はそうするのがスジである。 )

 [ ES細胞のコンタミ ( 混入 ) については、もしかすると若山研究室に居た助手の誰かの悪戯か、とも一応は考えてみたのだが、若山氏のこの素早く攻撃的な発言内容やその後の誠意の無い態度や行動から見て、スリ替えたのは氏自身、と判断せざるを得ない。 ]

そうやってマスコミに協力し、一早く小保方氏攻撃を開始することで、氏はマスコミが「自身への疑い」を持たないよう上手くコントロールして来た、ということである。

常に無表情で謹厳実直そうで口が重いのに、余りにも素早い研究仲間への攻撃の開始とメディアへの露出の多さが、その深い悪意の証拠に見えて来たのは、併し残念な事に笹井氏の自殺を聞いた後であった。

若山氏は上の会見でも…

「笹井先生が参加して来てから論文はどんどん難しくなり、自分には理解出来ないものになった」
「この問題が起きてからは自分が犯人にされて研究生命を絶たれるのではないかと大変怖かった」
「それで自分の身を守る為に一人でSTAP実験の検証を始めた」

 などと、マスコミに対して自身の身の潔白のみを訴えるような発言をしている。

そしてNHKの番組にある通り、氏の言う事を鵜呑みにすれば「小保方氏に自分が裏切られた」という意味になる厳密な「証拠」を、今回はわざわざ3ヶ月以上も掛けて改めて括り出し、それをこの番組に全部提供して、小保方氏と故・笹井氏を徹底的に追い詰めていったのだ。
 ( 併しその結果もまた、若山氏が自作自演出来る範囲内にある事に、気が付かなければならない。 )

その要点を纏めると以下の通りである。

当時の若山研に在籍していた外国人留学生が、精子でのみ発現するアクロシンGFPを組み込んだマウスからES細胞を作り、若山研用の冷凍庫に保存してあった。

若山氏が小保方氏から受け取ったSTAP細胞を若山研内で培養して作ったキメラマウスの遺伝子データには、上記のES細胞の特徴であるアクロシンGFPが ( 理研の遠藤高帆主任研究員の3ヶ月以上を掛けた分析研究によって ) 確認された。

  ちなみに、インターネット上で同じような内容のことをしきりに書き込んで、小保方氏への疑念を煽っていた理研内部の kaho という人物の正体は、( 若山氏は会見であたかも別の人物の如くに語っていたものの ) どうやらこの遠藤氏自身であるらしい。

 ( アクロシンGFPは、STAP細胞を作る為に提供されたマウスの遺伝子には組み込まれてなかったから、上記のキメラマウスはSTAP細胞由来では絶対に有り得なかった。 )

小保方氏らSTAP細胞研究グループの使用していた冷凍庫内には、小保方氏が若山研から実験用に譲与されたという、件のES細胞を収めた69本の細長い容器が有った、と証明するらしい写真が存在している。

 ( このことは、NHKのこの番組の流れでは如何にも小保方氏がそのES細胞を秘かに混入する事は簡単だった、と印象付けはするものの、それは多分に詭弁的な印象操作である事に注意しよう。 )

更に上記の外国人留学生へのNHKの電話取材によると、上の写真に写る容器は若山研がその後、理研から山梨大学に拠点を移す際に持ってゆく筈のモノだったので、それがSTAP細胞研究グループの使用する冷凍庫内に保管されていたのはおかしい、との回答が挟まれていた。
 ( この「STAP細胞研究グループに若山研はES細胞を譲与していない」という意味にもなる肝心な点を、なぜ若山氏ではなく、顔も写らない外国人留学生への電話音声取材にしてたのか? とは一応疑っておいた方が良いだろう。 NHKは結構平気で“やらせ”をやるのである。
  2014.8.18. 追記;実は上の会見での質疑応答を改めて見直してみたら、若山研の学生が当のES細胞を小保方氏に渡した事については、何と若山氏自身が会見でハッキリと認めているので、この辺の全体が、NHKの悪意による許しがたい状況捏造である可能性が高い。 )

そして最後に若山氏は、上のような事実から、キメラマウス作成中に自分が件のES細胞を誤って混入させてしまった可能性が無いかを気にして、繰り返しそれを確認してみたものの、どうしても思い当たらなかった、と述懐して、全体が締めくくられていた。


これらを一聞すると、まるで小保方氏が若山研の冷凍庫にあった件のES細胞を秘かに盗み出し、STAP細胞研究グループの使用する冷凍庫内に保管しておいて、意図的にそれをSTAP細胞だと偽り、若山氏に渡して長期培養させ、STAP幹細胞とキメラマウスを作成させていた、かのように聞こえるのだが、一寸考えてみれば直ぐに、これはワザとそう見えるように張られた、まさに意図的な伏線や証拠 ( 911テロの瓦礫の中から見付かった旅客機乗っ取り犯の身分証明書の如く都合の良い証拠 ) でなければ、余りにも出来過ぎの状況証拠だ、と誰でも気付くだろう。

つまり、若山氏がもしもの場合の予防線として小保方氏に件のES細胞を予め渡させておけば、この怪し気な状況 ( 伏線 ) は作り出せるのである。 そして残りの部分は、NHKの悪意の演出である。

そして何よりいちばん肝心な部分が、唯、若山氏の「どうしても思い当たらなかった」という、述懐だけに拠って済まされているのである。
 ( 若山氏が自身でスリ替えた張本人なら、そう言うしかない筈である。 )

それならば若山氏は何でも好きなようにやって、小保方氏を自ら罠に嵌めて、「自分がそんな事をした筈が無い。マスコミにもこんなに協力して色々話して上げてるのだから、私の言う事は信用出来るでしょう?」というニュアンスでやれるワケである。

自分一人だけ“良い子”作戦、または“免罪符”作戦である。

そしてNHKは、その若山氏の作戦に協力して小保方氏と笹井氏を追い詰め、笹井氏は番組を見て絶望し、とうとう自殺にまで追い込まれてしまった。

NHKは佐村河内事件でも大ウソつきを見破れずに馬鹿な番組を作って放送していたが、今度はそれどころか、この大ウソの一方的な被害者である小保方氏を執拗に追い掛け回して全治2週間の怪我までさせ、揚げ句の果てに笹井氏の自殺までを引き起こしてしまったのである。

こんなにも独断的で不公正で無責任なNHKは、もはや公共放送の名にあたいしないから、受信料徴収権を剥奪されて当然である。

NHKを含めた全マスコミは、このやたら協力的でマスコミに都合の良い若山氏の態度についつい気を許したのか、氏の言うことを全部そのまま鵜呑みにして ( 実は上記の通り本来的に最も疑われて当然のポジションに氏が居たのにも拘わらず ) 若山氏をSTAP細胞研究の中で完全に受け身の ( 云わば主体性のない ) 存在と捉え、その小保方氏攻撃の隠された意図を全く疑ってみようともせずに、まるで冤罪を作り出す独断的な刑事の如くに、唯々、小保方氏と故笹井氏を追及する事にのみ躍起となった番組を作っていたのである。

強大なNHKやマスコミの力を上手く利用した若山氏は、笹井氏の自殺には衝撃を受けながらも、恐らく万々歳だろうが、そうは問屋が卸さない。

他人を呪わば穴双つ、と言うではないか?

そうやって小保方氏を執拗に攻撃すれば、小保方氏のファンに、こうやって反撃されるのである。

若山氏こそが、総ての研究不正と捏造の原因者であり、小保方氏のSTAP細胞研究と、笹井氏の人生を台無しにした張本人である、という仮説は十分に成り立つ説明だと思われる。

余りにもバランスを欠い
たままのメディア報道の在り方にクギを刺す為にも、マスメディアが少しも気付こうとしないこのもう一つの可能性を、いま此処に公開しておこう。
Copyright.2014.8.6. by CHANNEL20101010 ーー