文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

小沢一郎主導の「野党共闘=野党統一候補」戦略が、今回の解散総選挙の重大テーマになりつつある。


たとえば、「新潟五区」で立候補が決定している「森ゆうこ」氏は、野党統一候補の代表的な例(シンボル)と見ていい。森ゆうこ氏が当選することになれば、選挙の勝ち負けとは関係なく、日本の政治状況は一変することになるだろう。

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一部には、「野党共闘戦略」において、「小沢一郎の影響力はない、小沢一郎の出番はない、小沢一郎は引退か・・・」などというネガキャンを、永田町関係者たちが、さかんに流しているようだが、そのネガキャン自体が、自民党を中心に「小沢一郎恐怖症」に陥っている証拠だろう。今回の解散総選挙のテーマが、「安倍自民ボンクラノミクス=大企業重視論」対「小沢一郎主導の野党共闘=中間層重視論」ということになれば、選挙の動向は、一挙に流動化することになる。政変は避けがたい。一寸先は闇である。だから選挙は恐ろしいのであり、また面白いのである。


大企業重視のアベノミクス(=ボンクラノミクス)では、日本沈没が加速するだけだ。小沢一郎等が言うところの中小零細企業重視の「中間層=重視論」「中間層=所得倍増論」でしか、日本再生の道はない。そもそも日本の高度経済成長の基礎を築いたのは、中小零細企業だったとい歴史的事実を忘れてはならない。大企業が儲かれば、やがて国民全体が豊かになる、というのは、明らかに幻想である。大企業に富が集中すれば、日本経済は崩壊する。現在の日本経済がそれを実証している。鯛は頭から腐る、という。足腰を鍛えなければプロでは通用しない、と言う。これらの言葉は、何を言おうとしているのか。「大企業に富を集中させるな」、「中小零細企業を重視せよ」ということだろう。


ヘーゲルは、歴史は「自由の拡大」に向かって進化すると言う。分かりやすく言い換えれば、「王様だけが自由だった時代」から「すべての人が自由な時代」へと向かって進化していくと言うわけである。「大企業だけが富を抱え込み、富裕化する時代」は、歴史に逆行している。「国民が富裕化する時代」を先取りしていたからこそ、日本は経済大国たりえたのである。つまり、「小泉・竹中構造改革」を放置し、「大企業だけが富を抱え込む時代」になったからこそ、現在の日本斜陽化があるのである。現在の自民党こそ、現在の日本沈没の元凶である。


 
(続く)


https://www.youtube.com/watch?v=2Cesi54339E


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