文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

何故、東大教授たち(伊東乾?)は、小保方博士の「再現実験参加」を歓ばないのか?不思議だ。小保方博士がSTAP細胞再現実験に成功したら困るとでもいうのか?実は、僕にとって、「小保方博士問題」が面白いのは、STAP細胞そのものの問題でも小保方博士の問題でもなく、この問題を巡って、日本の言論、思想、学問、ジャーナリズム・・・の思想状況が、次々と浮き彫りにされてくるからである。その意味で、特に、「東大教授たち」の「小保方博士批判」の言葉の思想的劣化は面白い。

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あれほど再現実験が第三者によって、成功していないということを根拠に、STAP細胞捏造論を主張し、「小保方博士バッシング」を繰り返していた彼ら(伊東乾?)が、本人による再現実験参加を歓ばないとは、不可解である。僕も簡単に再現実験が成功するとは思っていない。あるいは出来ないかもしれない。小保方博士の間違いか勘違いだったかもしれない。


しかし、それでもいいではないか?科学は、特に先端科学の研究では、間違いやミスの積み重ねだろう。間違いやミスを許さない思考こそ、「科学主義」であり、「先端科学研究」を抑圧、妨害し、弾圧するものだろう。東大教授たち(伊東乾?)は、明らかに先端科学研究を弾圧する側の人間である。彼らが、錦の御旗として振り回す「科学」は、古い、既存の科学的パラダイムであって、まさしく「科学主義」と呼ぶべきものである。



つまり、小保方博士本人に、再現実験をやってもらうことこそ「科学的」ではないのか?画像の切り張り、博士論文のコピペ、就職面接、不倫疑惑、マウスのすり替え疑惑・・・などの状況証拠から、「小保方博士=詐欺師=捏造犯」と決めつけ、「早く処分しろ」と、騒ぎ立てることこそ「反科学的」ではないのか?そもそも、彼らは(伊東乾?、東大教授)、小保方博士が「詐欺師=捏造犯」だという決定的証拠が見つかったというのだろうか?若山照彦や遠藤高帆が、示したデータがそうだというのか?


伊東乾は、昨日(7/1)、小保方博士が健康上の理由で再現実験のための出社をしなかったことについて、「逃げた」と読めるような発言を、Twitterで行っている。「出社しなかった」=「逃げた」ことで、小保方博士の「捏造=詐欺」が証明されたかのように、発言している。実に「科学的」(笑)、「論理的」(笑)な発言である。


しかし、本日(7/2)、小保方博士は、理研に出社したことが明らかになった。伊東乾は、どう弁明するのだろうか?おそらく、今度は、小保方博士が出社したことが、「小保方博士が詐欺師であり、捏造犯である」とを証明(実証)している、と言うのだろうか?そう言うにちがいない。要するに、答えは決まっているのだ。独断と偏見。ゲスの勘繰り!実に「科学的だなー」(笑)だ。





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(NHKニュースから)
専門家「実験の前に疑義説明すべき」



小保方リーダーの参加について日本分子生物学会の副理事長で九州大学の中山敬一教授は、「小保方氏は、実験の前に『STAP細胞は本当はES細胞なのではないか』といった疑義についてきちんと説明すべきだ。それが科学者としての義務だと思う」と指摘しています。


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