文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「小沢一郎強制起訴」という政治的な謀略を仕掛けたのは最高裁の「事務総局」という秘密組織だった。しかしこの「事務総局」の恐るべき実態は、国民の目からは隠されている。最高裁にある「事務総局」とは何か。「事務総局」とは、何をしている組織なのか。「小沢一郎強制起訴」は、検察審査会という市民感覚、市民目線による強制起訴という建前だったが、はたして本当だったのか。そもそも、検察審査会の11人の市民メンバーはどのようにして選ばれたのか。メンバーの平均年齢が何回も訂正されたのは何故か。実は、この「検察審査会の11人の市民


市民目線とか市民感覚とか、綺麗事を並べて「小沢一郎強制起訴」に持ち込んだ検察審査会の背後に最高裁判所の「事務総局」という謀略的な秘密組織があった・・・ということが、「一市民T」氏によって明らかにされたが、きっかけは検察審査会の11人のメンバーの平均年齢の度かさなる訂正であった。この平均年齢の度かさなる訂正を行ったのが検察審査会の「事務局」だったが、それを背後から操作していたのが最高裁「事務総局」であった。そこで「事務総局」の疑惑に斬り込んだのが、プロのジャーナリストではない、普通の一般市民、つまり「一市民T」氏であったというわけだ。その「一市民T」氏の調査と分析を見てみよう。「一市民T」氏は、ブログ「一市民が斬るhttp://civilopinions.main.jp/」で、まずこう言っている。

なんとも不可思議な小沢検審起訴議決から一年余りが過ぎてしまった。やっとわかってきた。審査員は公正なクジ引きでは選ばれてないようだ。最高裁が発注した審査員選定クジ引きソフトは“審査員にしたい人”を自在に加え、選挙管理委員会選出候補者を自在に消除できる仕組みを持っているではないか。検察審査会事務局がこれを巧みに操作した可能性が高い。この国の司法に正義はあるのか。(2011年12月4日)

11人の一般市民から選ばれたという検察審査会には数々の疑惑があった。その一つが平均年齢疑惑である。さらに疑惑は次々に明らかになっているが、たとえば、検察審査会メンバー11人には任期があり、半分ずつ交代していくと言われているが、本当に交代しているのか。あるいは、その11人は、本当に定期的に会合を重ね、その結果、「強制起訴」の決定を下したのか。何故、民主党代表選当日にタイミングを合わせるかのように「強制起訴」を、その日に決定したのか・・・などである。他にも、すでに前田恒彦元検事の法廷証言で明らかになったように、田代検事が検察審査会メンバーに提出した「報告書」(「調書」ではない!)に、虚偽の記載があったこと、あるいは肝心な資料が故意にはぶかれていたこと、つまり「小沢不起訴」に有利な資料が隠蔽されていたこと・・・など。検察審査会をめぐる疑惑は膨らむばかりであり、それを踏まえて、前田元検事すら、「検察の暴走」、そして「小沢無罪」は明らかだと証言する始末である。そこで、検察審査会の事務局に日参し、この一連の「検審スキャンダル」を徹底的に追及し続けたのが「一市民T」氏だったということである。そして「審査員選定クジ引きソフト」なるものまでたどり着く。



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