文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

石原慎太郎は、何故、芥川賞選考委員を降りたのか?最近の新人作家の作品は、刺激するものがなくなった?冗談だろう。石原慎太郎という老人が、いつまでも「芥川賞選考委員」に居座っていることが「文壇悲劇」ならぬ「文壇喜劇」だったのだ。では、石原慎太郎は、何故、芥川賞選考委員に居座っていたのか?政治家人生で挫折した後、行くところがなかったからだろう。「これからは文学より政治だ・・・」と大見得を切って政界へ転向した手前、今更、おめおめと文学の世界へ・・・。それを恥も外聞もなく舞い戻ったのが石原慎太郎である。「芥川賞選考


石原新党」の可能性が現実のモノになり、中央政界復帰、そして総理大臣も夢ではなくなったという妄想が、眼中にチラつき始めたのと「芥川賞選考委員辞退」が同時というのが笑わせる。いかにも俗物・石原慎太郎らしい人間喜劇である。石原新党の話が瓦解したら、また芥川賞選考委員に復帰したりして・・・(笑)。そこまで厚顔無恥な俗物だとは思わないが、しかしそこまで行ったら別の意味で僕は尊敬・脱帽するのだが、ところで、田中慎弥石原慎太郎の遣り取りを、見たくもないのに見せられて、うんざりしていたのは僕だけではあるまいと思うが、いずれにしろ石原慎太郎もダメだが、田中慎弥の言動もくだらないと思った。僕は、高校卒業後、進学も就職もせず、引きこもりを続け、ひたすら小説を書き続け、やっと新人賞を受賞し、作家デビューを果たしたという、「マイナーな作家」としての田中慎弥を、僕なりに高く評価してきたが、今回の、卑小な俗物が奇を衒ったとしか見えない「受賞記者会見」なるものを見て、かなり失望した。田中慎弥という作家も、蓋を開けてみれば、「テレビ出演」を密かに憧れる、ただの俗物だったというわけだ。「元祖引篭り」で、「引篭り」を売り物にする作家だったら、記者会見もテレビインタビューも断り、さらに芥川賞授賞式なども欠席し、母親を代理出席させるなどして、「元祖引篭り」らしい根性を見せろよと言いたいが、こいう卑小な俗物には、皮肉もイロニーわからないだろうかやめとこう。

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