文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「菅直人夫妻追放論」ー綺麗事はもういい。誰と組もうと、権力闘争といわれようと、まず菅直人夫妻を官邸から追放することが先決だ。

「菅降ろし」が本格化してきた。誰かが言っていたが、「菅直人が官邸に居座ることが人災」だ。一刻も早く、政局だの権力闘争だのと言われようと、また仙谷副官房長官と組もうと、谷垣自民党と組もうと、菅直人だけではなく菅夫妻を官邸から追放すべきである。菅直人が、これだけ大多数の国民に見放され、選挙のたびに惨敗しているにもかかわらず、総理大臣の地位に執着しているのは、菅直人本人の権力欲もあるだろうが、やはり菅伸子の力の方が大きい。僕は、菅直人夫妻の出処進退における見苦しい醜態が天下に、つまり世界中に晒された以上、どんなに修正、修復しようとも、もう民主党の命運は実質的に終わったと思う。民主党と言う政党は菅直人によって完璧に消費された。したがって民主党の主導権などにこだわる必要はないはずである。さて、小沢一郎鳩山由紀夫グループが新しい勉強会を立ち上げ、「菅降ろし」に本格的に動き出したという。自民党からの「菅降ろし」の攻勢も強まりつつある。内外からの「菅降ろし」の声に「菅直人がキレる日」は、そんなに遠くない。菅直人から、地位やポストをあてがわれると嬉々としてノコノコついていく海江田ナニガシや細野ナニガシのような裏切者ももう出ない。民主党離党、あるいは民主党解党を前提に決起していただきたい。民主党による小沢政権樹立などナンセンスである。すでに鳩山兄弟による鳩山新党もうわさされている。自民党を巻き込んだ政界再編は必至である。誰が総理大臣になろうとかまわない。まず菅直人を官邸から引きずり出すことである。「国民主権」「反原発」など、綺麗事を言っている場合ではない。何はともあれ権力闘争を仕掛けるべきである。そして数の力で「菅降ろし」を貫徹すべきである。退却や躊躇はもう許されない。

菅降ろしが公然化 両院議員総会求め署名活動 仙谷氏周辺にも動き
2011.4.27 00:44 産経新聞


 菅直人首相(民主党代表)に退陣を求める「菅降ろし」が民主党内で公然と始まった。鳩山由紀夫前首相らは26日、「震災に対応できる連立政権に向けた総調和の会」を発足させ、両院議員総会に向けた署名活動を始めた。党代表の解任動議提出が狙いだ。仙谷由人官房副長官に近い勢力も政権批判を強めており、二重三重の包囲網が首相を締め付ける。平成23年度第1次補正予算案成立後の大型連休明けにヤマ場を迎える公算が大きい。(水内茂幸)

 「私は25年間バッジを着け、首相まで経験させていただいた人間だ。その結果が、これだけ多くの命を失う政治だったのかと思うといたたまれない思いだ…」

 鳩山氏は、東日本大震災の悲惨さを切々と訴えた上で「国民の声が聞こえなくなっているのではないか。壁を作り、相いれないものを排除してしまう政治に堕してしまう」と語り、首相の手法を批判した。
会場となった衆院第1議員会館の会議室には、原口一博総務相田中真紀子元外相ら首相と距離を置く議員64人が結集した。政治評論家、森田実氏が「菅首相は最悪だ。鳩山氏に戻ってもらった方がずっといい」と語ると盛大な拍手。発起人の山岡賢次副代表は「国民の7割が菅政権に不満を持っている。このまま座して死を待つわけにいかない」と決起を促した。

 この後、山岡氏は岡田克也幹事長に会い、両院議員総会の開催を求めた。岡田氏は「全国会議員の3分の1(137人)の署名があればルールだから開く」と言いながら「党内政局のようなことはやめてほしい。野党との交渉力が落ちてしまう」とクギを刺した。実際は5月21日に全国幹事長会議で形ばかりの統一地方選の総括を行い、責任論を封じ込めるつもりなのだ。

 もっとも137人を超える署名が集まり、両院議員総会が開かれても首相を退陣に追い込むのは難しい。党規約に解任決議の根拠はなく、仮に可決されても代表選の条件は「党代表が欠けたとき」としか記されていない。居座りを決め込むことも十分可能となる。
(以下略)

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