文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

読売新聞・日本テレビの正体……社主・正力松太郎は、米CIAの手先(スパイ)だった。


「小沢事件」報道の先陣を切っているのは、明らかに読売新聞である。僕は、今年も、正月元旦は鹿児島県薩摩半島の山奥にある実家に帰省し、世間から隔絶した日常を送っていたが、たまたま初詣の帰りに買い込んだいくつかの新聞を読み比べるまでもなく、ちょっと「変だな?」と思ったことがあった。それは、読売新聞の第一面に、「小沢スキャンダル」がデカデカと出ていたからである。新政権発足後、はじめての正月元旦の新聞のトップに、政権政党の幹事長のスキャンダル記事が出ていることの意味が、その時は、僕にも、まだわからなかった。おそらく、それは小沢一郎幹事長自身にも寝耳に水の話で、民主党議員たちを集めての、政権交代後はじめての「小沢邸新年会」も控えており、表面的には別に問題にもしなかったかもしれないが、その一方で、心中は複雑だったのではないかと思われるけれども、やはり小沢側近の一人である平野貞夫氏(元参議院議員)も反省しつつ、話していたことだが、小沢一郎サイドに、政権交代後の危機管理能力ということに関して「油断」があったのかもしれない。しかし、それはともかくとして、読売新聞は、元旦の新聞のトップに「小沢スキャンダル」記事をデカデカと掲げることによって、小沢一郎及び、民主党政権に「宣戦布告」していたのである。それならば、何故、日本国民が仕事の手を休め、新年を祝っている正月元旦の日に、読売新聞だけが、トップページを使ってまでも、わざわざ宣戦布告しなければならないのか。明らかに、読売新聞を動かしているのは日本人ではないと考えないわけにはいかないだろう。というわけで、改めて「読売新聞とは何か」、そして読売新聞の支配下にある「日本テレビとは何か」について考えてみたい。有馬哲夫、春名幹雄等によって、すでに多くの研究書や暴露本が刊行されているから、多くの人は知っていることだが、読売新聞、及び日本テレビは、「正力松太郎」という社主であり経営者であった人物とともに、戦後、一貫して「米CIA」と深い関係にあった。それを知るには、正力松太郎という人物が、どういう人物だったかを知らなければならないが、まず次のことを確認しておこう。「A級戦犯」としてGHQ連合国軍総司令部)に逮捕された正力松太郎は、特別の使命を帯びて、戦犯刑務所・巣鴨プリズンを出所したと言われている。つまり、正力は、無罪放免と引き換えに、GHQ連合国軍総司令部)の工作員(スパイ)となり、新聞やテレビを通じて、日本国民の中から湧き上がるであろう反米思想や反米活動を抑制し弾圧すべく、情報工作活動を行なうという使命を帯びて、巣鴨プリズンを出所していたのである。ちなみに、公開された「米国公文書」によって、スパイ・正力松太郎のコードネームは、「ポダムpodam」、そしてCIA・米軍の日本支配組織としての読売新聞、日本テレビプロ野球読売巨人軍のスパイ組織暗号名は「ポハイクpohike」だったということも、確認されている。むろん、スパイ活動の使命を託されている読売新聞といえども、普段は、平凡・凡庸な国民のための新聞として、政治的中立性を装いつつ活動していることは言うまでもない。しかし、政治的に緊急事態となれば、つまり今回のように、「政権交代」、「民主党政権誕生」、「民族独立派政治家・小沢一郎の登場」、そして「日米関係見直し」…ということになれば、普段のおとなしい国民のための新聞という姿をかなぐり捨てて、本来のスパイ活動の先陣を切ることになる、というわけであるが、今年の正月元旦の読売新聞は、まさしくそうだったということが出来るだろう。(続)





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