文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

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「東京新聞」(8/2/日曜日)に、小生の『沖縄戦 強制された「集団自決」』(林博史著)書評が載ります。


沖縄戦 強制された「集団自決」』(林博史著、吉川弘文舘)は、「集団自決」において、広義の「軍命令があった」派の代表的な歴史研究者である林博史関東学院大学教授の新著である。曽野綾子氏や小林よしのり氏等が主張するような、いわゆる「公式文書」や「公式発言」としての「軍命令」はなかったかもしれないが、広義の軍命令なくして、「集団自決」は起きなかったはずだという立場に立つ著書である。僕は、おおむね、本書の主張を支持する。「沖縄集団自決」は、決して「殉国美談」ではない。少なくとも、現場の指揮官であった赤松隊長と梅沢隊長が、自決することなく「生き残った」という事実から考えても、イスラエルマサダの「集団自決」と同一視することは出来ない。



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