文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

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岡田民主党幹事長、西川続投を容認か?


西川善文日本郵政社長の続投が、確定したようだが、政権交代した暁には、「西川社長は更迭する」と公言していた鳩山民主党代表の発言が、ここに来て、「西川更迭論は民主党の公式見解というわけではない…」と言うように、微妙に変化しつつあるが、その発言のぐらつきの根拠は、どうも、岡田民主党幹事長の言動にあるのではないかとと思われる。数日前に、岡田が、「みのもんた」司会の「朝スバ」とかいう朝のテレビ番組に出ていたが、終始、煮え切らない優柔不断な態度で、発言や態度にまったく野党政治家らしい活力がなく、これが政権交代を目前にした民主党の幹事長の姿かと思って、情けなくなったが、その岡田が、西川続投に加担しているのではないか、と思われる。ここまで書いた後で、植草ブログを覗くと、僕はテレビをほとんど見ないので、こういう発言内容を確認できなかったが、岡田が、6月28日のNHK日曜討論で、西川更迭論について、「党として正式に決定したわけではない」と発言したのだそうである。これを、植草氏は、「代表の顔に泥を塗る発言」と言い、自分を前に出し過ぎるのでは幹事長として失格だ、と言っているが正論だろう。おそらく、岡田は、裏で、「小泉・竹中構造改革」一派とつながっていると思われるが、それが、昨日、小泉純一郎が「野党になるのもいいんじゃないの…」という余裕の発言ともつながっているように想像される。西川続投が確定し、しかも民主党政権交代しても、西川続投が担保されている以上、小泉純一郎、及び、「小泉・竹中構造改革」一派にとって、自民党が下野しようが、解党的打撃を受けようが、「そんなことは俺たちには関係ない…」ということだろうか。いずれにしろ、場末のエロ・ボケ知事「そのまんま東」に揉み手をして擦り寄るような現・自民党の無様な体質を一掃するためにも、自民党は、一度、下野すべきことは言うまでもないだろうが、だからと言って、小沢一郎前党首の政治力と資金力によって政権交代可能な政党に育てられてきたというのに、その小沢副代表の足を引っ張り、さらには鳩山党首の顔に泥を塗る一方で、テレビ番組に馬鹿面をさらして無邪気にはしゃいでいる岡田某、前原某らが跋扈する民主党に期待しているわけでもない。僕が、民主党に期待するのは小沢一郎がいるからだ。岡田某や前原某が跋扈する民主党なんかに、なんの興味もない。むしろ、僕は、自民党の「死と再生」の方を切望する次第である。





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