文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

小泉・竹中一派の「逮捕劇」はありえない???

一部には、「かんぽの宿」のオリックス不正譲渡疑惑から始まり、政財界をも巻き込む形での「大疑獄事件」に発展しつつある、いわゆる「小泉構造改革」に伴う「郵政民営化利権」スキャンダル事件で、小泉・竹中一派の「逮捕劇」もありうるかも…と期待している向きも少なくないかも知れないが、読者から教示いただいた「nikaidou.com」の怪しい情報(笑)を信じるか信じないかは別としても、やはり、そこまでは無理なのではないか、と言わざるをえない。自民党がどうなろうと、また日本国家や日本国民がどうなろうとも、自分たちだけは、なんとか無傷のまま生き延びて、贅沢な暮らしを続けたいと思っているらしい小泉純一郎元首相や竹中平蔵元大臣の、恥も外聞もかなぐり捨てての必死の抵抗や逆襲など、別に大した障害ではないと思うが、しかし、さすがにアメリカの権力機構との関係性という問題になると、日本の捜査当局も手も足も出ないだろう、と思う。しかし、小泉・竹中一派の「逮捕劇」などというドタバタ喜劇までは行かないとしても、「郵政民営化」と「かんぽの宿」に関連して、これだけ「郵政民営化利権」の秘密の暴露、真相の露呈が続くならば、小泉・竹中一派の「郵政民営化」戦略は予定通りには終わらないだろう。そして何者かに買収され、洗脳されている政治家や知識人よりも、はるかに知的、思想的レベルの高い日本国民の多くは、小泉純一郎氏や竹中平蔵氏の今後の言動を、疑いのまなざしで見始めることだろう。いや、すでに日本国民の多くは、小泉純一郎氏が、元首相という立場に身をおきながら、気でも狂ったかのように叫び、吼えたてる「小泉劇場」なるものを、しらけた気分で冷静に観察しているはずである。二番煎じ、三番煎じの「小泉劇場」なるものに興奮し、あるいは興奮している振りをしているのは、小泉・竹中一派と利害関係を、つまり「郵政民営化利権」の分け前を共有していると推察されるテレビ局関係者と一部の新聞記だけだろう。

二階堂ドットコム
http://www.nikaidou.com/2009/02/post_2392.php



■ 郵政のカネについて

 「日本のメディアは裏が取れないと書けない。でも、裏を取っている時間などないから、お前が書け。信用されなくてもかまわないから以下のことを書け。それで多少は世界が変わる。」

 と、ある信用できる機関から情報が来ましたので、以下箇条書きに書きます。訳は防衛に詳しい某教授にやってもらったので間違っていないと思います。

・郵政のカネは、すでに200兆円が米債に回されている。いきなり米債を買ったのではなく、いろんな金融商品を経由している

・小泉が海外に行くたびに、ゴールドマンサックスの連中と会っている。何月何日何時にどこで誰と会ったか、日本の情報機関以外は皆、知っている。

・ゴールドマンは三井住友。つまり、西川がハンドリングしやすい方法でカネのやりとりをやっている。

・小泉と竹中は郵政民営化の代わりに3兆円分の米債を見返りにもらった。しかし民営化が完成されないと換金できない。そこで、ムキになっている

・カネというかその証書(期限付き実行書)はドバイの銀行に匿名ファンドの信託だかの形で入っている

・この話は日本の捜査当局も知っている(注:東京地検特捜部?最高検?)が、アメリカに捜査することまかりならんといわれている。いずれにしろ法律の解釈が難しく、国と国との間に贈収賄が成立しないし、授受の方法が難しくて立件できないだろう。ただ、tax(国税)はいけるだろう。

・この詳細の一部を知っているのは、国民新党亀井久興と、西川公望。

二階堂ドットコム(http://www.nikaidou.com/2009/02/post_2392.phpt)が、面白おかしく、ここに書いていることは、たぶん、すでに多くの人が断片的に耳にしている情報だと思うが、僕も知らないわけではないのだが、しかしこの情報の真実性という問題になると誰でも半信半疑のことだろうと思う。では、この情報は、何の意味もないのかと言うと、そうではなく、このガセネタ的な情報の中に、実は、もつとも重要な秘密情報が暗示されていると言うべきだろう、と思う。たとえば、「小泉と竹中は郵政民営化の代わりに3兆円分の米債を見返りにもらった。しかし民営化が完成されないと換金できない。そこで、ムキになっている 」「この話は日本の捜査当局も知っている(注:東京地検特捜部?最高検?)が、アメリカに捜査することまかりならんといわれている。いずれにしろ法律の解釈が難しく、国と国との間に贈収賄が成立しないし、授受の方法が難しくて立件できないだろう」というような情報は、「当たらずとも遠からず」という奴かもしれない。「小泉と竹中は郵政民営化の代わりに3兆円分の米債を見返りにもらった。しかし民営化が完成されないと換金できない。そこで、ムキになっている」という情報に関しては、ちょつと違うのではないか、と僕は思う。小泉氏と竹中氏がムキになって「かんぽの宿疑惑」に反論したり反撃したりしているのは、おそらく、このスキャンダルが、「郵政民営化」を強引に推し進めた小泉・竹中一派の「逮捕劇」と直結してくるからだろう。小泉・竹中一派は、「郵政民営化」を推し進めていく過程で、「郵政民営化」に反対した多くの政治家や民間人を、たとえば、鈴木宗男佐藤優、西村真吾、植草一秀…等を、様々な理由をつけて次々と逮捕したり、社会的に抹殺したりしていったが、今度は、逆に自分たちが「逮捕」され、社会的に「抹殺」されかねない事態になりつつある、と言うことだろう。小泉氏と竹中氏が「ムキになる…」のも頷けるというものだろう。



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