佐藤優氏と対談、「月刊日本」次号で……。「沖縄集団自決裁判」から「マルクス論」「ドストエフスキー論」まで……。
■「月刊日本」http://www.gekkan-nippon.com/
「月刊日本」二月号の「保守論壇の『沖縄集団自決裁判』騒動に異議あり!!」が、一部で好評らしく、近く、今や「論壇の台風の目」と言ってもいい佐藤優氏と緊急対談することになった。テーマは、「沖縄集団自決裁判」批判がメインだが、それだけではなく、最近の「保守思想批判」や「保守論壇批判」、あるいはマルクス論やロシア問題からドストエフスキー論までやる予定だ。佐藤優氏は、『私のマルクス』や竹村健一との対談集を刊行しているが、近く柄谷行人との対談集も刊行するらしい。まさに飛ぶ鳥を打ち落とす勢い。小生ごとき物書きのハシクレとの対談に応じてくれるなんて嬉しい限りだ。というわけで、是非、「月刊日本」の次号もお読みいただきたい。「月刊日本」は今はまだマイナーな論壇誌と言っていいかもしれないが、中身は、どこの論壇誌にも負けないような濃密な、思想的レベルの高い雑誌である。執筆陣も、佐藤優氏から、宮崎正弘、藤井厳喜、鈴木宗男、丹羽春喜、平野貞夫、村上正邦、植草一秀など一本筋の通ったコワモテの論客たちが中心で、むろんその他にも多士済々な執筆陣が控えている。すでに論壇は、権力や体制へのタイコモチに終始したり、利権にコバンザメのように群がる「ゴマスリ論客」ばかりを集めた「諸君!」「正論」「will」の時代ではない。保守の真髄は、「月刊日本」にしかないだろう、と思う今日この頃である。
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