文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

続・沖縄住民斬殺・銃撃事件……赤松某は、沖縄住民を、何人、斬殺・銃殺したのか。


閑話休題。ここ数日、忘年会や追悼会などに出ているうちに、思いがけなくいろいろな人に出会ったわけだが、中でも、一昨夜の「故三浦重周」追悼会では、一水会代表の木村三浩さんに、「先輩」(笑)と声をかけられ、ついでに「右翼代表とはいえ、左翼にもホンモノの左翼なら思想的シンパシーを持つ」という、木村さんの新著『男気とは何か』(宝島新書)をいただき、一読、まったく同感、我が意を得たり……と思ったのだが、それに続いて、昨夜の某社の忘年会では、たまたま隣り合わせて右側に座ったのが、「ワック」の、つまり「will」のS氏だったのには驚いた。むろん、僕はそれまでまったく面識がなく、名刺を交換するまで誰だか、まったくわからなかった。僕の左隣には文藝春秋の「諸君!」の前編集長が座っていたので、僕を挟んで、挨拶するやいなや、親しげに話し始めたので、業界関係者だろうとはわかつたが、まさか、「ワック」とは……。というわけで、目の前にいて話している人物が、僕が、今、まさに問題にしている物件の当事者だったわけで、ちょっとあわててしまったのだが、ちなみに、「諸君!」の前編集長の隣には、「つくる会」の事務局長や副会長が座っていたので、僕を除いて大いに話が盛り上がっていたのだが、話が『沖縄ノート』裁判にまで及んでいる気配なので、僕としても問題の件を黙っているのも、なんだか卑怯な感じもするので、仕方なくこちらから話すことにした。むろん、S氏は、僕のことも僕のブログのことも、まつたく知らないようであったが、僕が、恐る恐る、「こんな場所で言うのも何ですが、実は曽野綾子さんや渡部昇一さんの文章には誤字と誤読がありますよ」と話しかけると、意外に謙虚で、かえって打ち解けて、話が盛り上がり、「まだまだ後発組ですから」「間違いの指摘や批判はどんどんやってください」「われわれは保守論壇のつもりはなく、面白いからやるというだけ……」と繰り返していたのが印象的で、今や、「諸君!」や「正論」をも追い越す勢いだということの意味が、よくわかつたような気がした。途中から、宮崎正弘さんも話に加わってきたので、正式に紹介してもらったわけだが、人間の出会いというもの、本当に不思議なものである。一方、「つくる会」の事務局長のF氏は、「つくる会」総会パーティでお会いして以来なので、僕のブログも読んでいるということであったが、別に意見や解釈の相違や対立を気にしているような雰囲気でもなく、藤岡信勝氏が沖縄で記者会見した話など、親しく話しかけてくれたので有難かった。というわけで、若干、筆が鈍りそうなのだが、物書きのハシクレとしては、そういうわけにも行かないので、さらにパワーアップして、この問題の分析と追求を続けたいと思う。ちなみに「諸君!」も次号で、『沖縄ノート』裁判の特集を組むらしい。さて、赤松某による「沖縄住民斬殺・銃撃事件」だが……。(続)



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資料1(過去エントリー)
大江健三郎を擁護する。http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20071110/p1
■誰も読んでいない『沖縄ノート』。http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20071111/p1
■梅沢は、朝鮮人慰安婦と…。http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20071113/p2
大江健三郎は集団自決をどう記述したか? http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20071113/p1
曽野綾子の誤読から始まった。http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20071118
曽野綾子と宮城晴美 http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20071124
曽野綾子の「誤字」「誤読」の歴史を検証する。http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20071127
■「無名のネット・イナゴ=池田信夫君」の「恥の上塗り」発言http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20071129
■「曽野綾子誤字・誤読事件」のてんまつ。曽野綾子が逃げた? http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20071130
曽野綾子の「マサダ集団自決」と「沖縄集団自決」を比較することの愚かさについて。http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20071201
曽野綾子の「差別発言」を総括する。 http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20071202
曽野綾子の「誤字」は最新号(次号)で、こっそり訂正されていた(続)。http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20071206