文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

佐久間特捜部長は「国策捜査」のプロ?  佐久間特捜部長と組んでいる「国策捜査」の体制側の仕掛け人は誰なのか? 亡国の秘書官・○島某か?

無能な人物をトップに担ぐ時は、余程の警戒心が必要だ。無能で、その上、国民に不人気なトップは、その権力を維持しようとして、しばしば、空恐ろしい「飛び道具」まで持ち出して、謀議・謀略を行使し始めるからだ。支持率一桁台に落ちた麻生太郎首相が選んだ道は、自らの非才、不徳を詫びて、身を引くのではなく、つまり総辞職するのでも解散総選挙をするのでもなく、検察と組んだ国策捜査による「政敵潰しの恐怖政治」という禁じ手に、手を染めることだったと言っていい。複雑怪奇な謎を秘めた「小沢秘書逮捕事件」だったが、多くの証言や分析から、錯綜としていたその謎が次第に明らかになっていくにつれて、やはりこの事件の中心人物は、つまりこの「政敵潰し」事件の仕掛け人は、麻生太郎首相その人だったのではないか、という疑念が沸き起こっていくるのは仕方がないだろう。しかし、フランス革命で実権を握り、次々に政敵を血祭りに上げて、権力を維持しようとしたロベスピエールが、最終的には、彼自身が断頭台の人になったように、「やったら、やられる」のが、この世の習いというものだろう。残念ながら、日本という国は、いつからか知らないが、北朝鮮以下の「恐怖政治の国」に成り下がっているらしい。さて、ここで、東京地検特捜部の内部情報が見つかったので紹介しておこう。今回の、小沢民主党党首の周辺への「国策捜査」の陣頭指揮をとったのは「佐久間達哉特捜部長」と「樋渡利秋検事総長」の二人らしい。しかるに、佐久間達哉特捜部長は、「国策捜査」の創始者といわている人で、「体制側によって決められた答え通りの逮捕劇を演じる」のが、この人の特徴らしい。ということは、小沢秘書逮捕劇は、麻生政権の希望通りの「逮捕劇」だったということになるが、そういうことになれば、多くの謎が解けてくるというものだ。「佐久間達哉特捜部長」とその上司の岩村某の二人は、「国策捜査」の創始者と言われ、防衛庁汚職事件や長銀粉飾決算事件を担当したらしいが、誰の振り付けで、これまで「国策捜査」に励んできたのだろうか。小泉? 飯島? 安倍? 麻生? 要するに、佐久間達哉特捜部長と組んでいる「国策捜査」の体制側の仕掛け人は誰なのか?




記者会見する「国策捜査」のプロ? 佐久間達哉特捜部長? ラクダ男?

・・・・・・・
しかも、秋山と政界ルートをワンセットでやらせろと迫った特捜部長の八木宏幸には逮捕を許さず、7月14日付で八木と交代したばかりの右も左もわからない佐久間達哉に、淡々と脱税事件を立件させたのだ。実は、岩村と佐久間は言い得ぬ関係にある。

「10年前、経営破たんした旧日本長期信用銀行粉飾決算事件で元頭取らを逮捕したのが、特捜部副部長だった岩村。戦後史上最大のこの粉飾決算を主任検事として解明したのが佐久間で、『将来の特捜部を背負うのは佐久間しかいない』と岩村は当時から絶賛だったんだ」(前出・社会部デスク)

 この2人が手がけた長銀事件は“国策捜査”の走りといわれ、しかも7月18日、元頭取ら3人に最高裁は無罪を言い渡した。

「体制側によって決められた答え通りの逮捕劇を演じるのが、この2人の特徴。しかも、長銀事件で無罪を出してしまったことで、今後あらゆる事件を小さくまとめようとするだろう。その第1弾が政界ルートとは一切関係のないただの秋山脱税事件。
“最後の捜査派検事”と呼ばれた八木のような政界狙いの大胆な捜査など、もはや望むべくもない」と司法デスク。かたくなな政界ルートへの扉をこじ開けてさらに突き進む捜査など、今の特捜部には無理な相談なのだ。
(編集部/「サイゾー」9月号より)

司法ジャーナル


2009年03月07日号【検察インサイド
小沢一郎氏秘書の逮捕を決めた人たち、本誌編集長「3庁と法務省刑事局幹部が合意して強制捜査着手に踏み切った」とコメント


●適正な手続を踏んだ結果
 民主党代表の小沢一郎氏は7日、「公設第一秘書で陸山会の会計責人者、大久保隆規氏(47)は下潔白だ」と語っている。
 しかし、東京地検特捜部が暴走し。大久保隆規氏や西松前社長の国沢幹雄容疑者(70)らの逮捕に踏み切ったわけではない。
 適正な手続を経て踏み切ったのだ。

吉田正喜特捜部副部長
 西松建設の裏金事件を捜査してきた東京地検特捜部の主力、特殊・直告第一班のまとめ役は39期の吉田正喜筆頭副部長だ。昨年9月、36期、前任者の堺徹氏が交通部長に栄転した後任として総務部副部長から就任した。吉田氏が捜査検事と「大久保隆規氏や西松前社長の国沢幹雄容疑者らを政治資金規正法違反で逮捕できる」ことをまとめ。佐久間達哉特捜部長に報告した。

東京地検の首脳陣
 それを佐久間特捜部長が特捜部の意見として谷川宏太・次席検事。岩村修二検事正に報告強制捜査着手の承認を得た。
 佐久間部長は35期、東京地検特捜部検事、法務省人権擁護局調査救済課長、刑事局公安課長、刑事課長や東京地検特捜部副部長などを歴任。東京地検総務部長を務め、特捜部長になった。
 副部長時代には、佐藤栄佐久福島県知事の汚職事件や防衛施設庁談合事件などの捜査を手掛けた。
 特捜部のヒラ検時代には、山一証券の旧経営陣による粉飾決算事件の捜査にも携わった。
 谷川次席検事は32期、特捜検事、副部長を経て東京地検公判部長。07年1月から東京高検刑事部長。08年1月、盛岡地検検事正を経て次席検事となった。
 岩村検事正は28期、東京地検特捜部長、松山地検検事正などを経て6年6月30日から東京地検次席検事、07年10月2日から最高検刑事部長を務めて、昨年7月、東京地検検事正に就いた。

●東京高検首脳陣
 一方、東京地検は上級官庁の東京高検長谷川充弘・刑事部長に報告。大林宏検事長渡辺恵一次席検事の承認を得た。長谷川刑事部長は34期、東京地検副部長、法務省会計課長を務め東京高検刑事部長に。
大林検事長は一橋大卒、法務省矯正局長、官房長、省刑事局長、同事務次官札幌高検検事長を経て東京高検検事長となった。
 渡辺次席検事は東大卒。30期、78年検事。東京地検特捜部検事、同副部長、刑事部長、最高検検事、東京高検刑事部長などを経て大津地検検事正。07年10月から東京地検次席検事、今年1月から東京高検次席検事。

最高検首脳陣
 最高検は元東京地特捜部長、函館地検検事正を務めた東京地検担当、31期の大鶴基成検事が東京地検の連絡役、東京地検は東京高検、最高検に報告、大鶴検事はそれを鈴木和宏刑事部長に報告、承認したと思う。
 鈴木刑事部長は一橋大卒。28期、東京地検刑事部副部長、宇都宮地検検事正などを経て06年12月から最高検公判部長、07年7月から東京高検次席検事、今年1月から最高検刑事部長。
 それを
樋渡総長、伊藤鉄男次長検事が鈴木部長の報告を承認したのであろう。

法務省刑事局首脳
 民主党代表の第一秘書を強制捜査の対象にするとなれば法務省刑事局も公判維持ができるか、どうか位はチェックする。担当の落合義和刑事課長は渡辺広康元東京佐川急便社長の特別背任事件の初公判で同社長と金丸信氏の関係を冒頭陳述で詳らかにした。特捜部の直告2班担当副部長で緒方重威公安調査庁長官らを逮捕を指揮、取り調べた人でもある。
 刑事局長の大野恒太郎氏は、東大卒。司法制度改革推進本部事務局次長などを経て04年12月から宇都宮地検検事正、05年8月から最高検総務部長心得、06年4月、ら総務部長に昇進、07年7月、法務省刑事局長に就任した。

●3庁と法務省刑事局も同意
 大久保隆規氏や西松前社長の国沢幹雄容疑者らの逮捕は特捜部だけで決めたわけではなく、3庁、東京地検、同高検、最高検首脳の承認と法務省刑事局の同意を得て行われたことは間違いない。


株)司法ジャーナル.


★人気ブログ・ランキング(政治)に参加中!!! 一日一回、クリックお願いします。また承認制ですが、コメント、トラックバックを復活させました。こちらの方もよろしくお願いします。にほんブログ村 政治ブログへ
山崎行太郎メールマガジン『毒蛇山荘日記』を配信中!!! http://archive.mag2.com/0000261052/index.html

民主が検事総長の事情聴取検討へ


民主党が、「参院議院運営委員会」に「樋渡利秋検事総長」を呼び、事情聴取を検討しているらしい。いわゆる「国策捜査」や「情報操作」を通じてマスコミを扇動して、選挙妨害とも取れるような方法で、「小沢辞任論」のムードを形成しようと画策するなど、あまりにもエゲツナイ、ダーティな「検察」の治外法権的遣り口に、民主党が、ついに痺れを切らし、検察へ全面戦争を仕掛けるつもりになったのかもしれない。僕は、民主党の党員でもシンパでもなく、また左翼思想の持ち主でもないが、断固、民主党と、小沢民主党党首の続投を支持する。僕の恩師であった江藤淳先生が書いた、「それでも、私は、小沢一郎に期待する」とかいう論文のことを思い出す。



江藤淳先生と小沢一郎氏。


民主が検事総長の事情聴取検討へ
2009.3.10 01:30
sankei


 民主党小沢一郎代表の公設秘書が逮捕された政治資金規正法違反事件で、参院民主党が「意図的な情報操作が行われている可能性がある」として、参院議院運営委員会に樋渡利秋検事総長を呼び、事情聴取を検討していることが9日、分かった。同党関係者が明らかにした。民主党に対し厳しい世論が形成され、小沢辞任論が一気に強まるのを牽制(けんせい)する狙いがあるとみられる。

 参院議運委は、民主党西岡武夫元文相が委員長を務めている。事情聴取は委員会を公開し、西岡氏が院を代表して情報漏洩(ろうえい)の有無を問う形式を検討している。

 参院民主党側が、検察トップの樋渡検事総長への事情聴取を検討しているのは、「東京地検特捜部が捜査中にもかかわらず、供述内容や文書など証拠物件の有無、捜査方針などがどんどん報じられているのは意図的な情報操作であり、許されない」(参院幹部)と判断したためだ。

 民主党内には鳩山由紀夫幹事長ら執行部を中心に、「国策捜査だ」と指摘するなど、検察側の捜査方針を疑問視する声が根強い。別の幹部も9日、「これらリーク(情報漏洩)はどういうことなのかと問いただしたい」と述べた。

 ただ、党内には「捜査当局と全面戦争になる恐れがある」(幹部)との懸念があるほか、捜査が自民党へも広がりをみせていることから「今すぐでなくてもいい」(中堅)との慎重論もある。


★人気ブログ・ランキング(政治)に参加中!!! 一日一回、クリックお願いします。また承認制ですが、コメント、トラックバックを復活させました。こちらの方もよろしくお願いします。にほんブログ村 政治ブログへ
山崎行太郎メールマガジン『毒蛇山荘日記』を配信中!!! http://archive.mag2.com/0000261052/index.html

http://critic6.blog63.fc2.com/blog-entry-40.html#40


http://ww1.odn.ne.jp/~cam22440/uruma.htm