文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

アホノミクス共同幻想論。

応援クリックよろしくお願いします! 「アホノミクス」なんてモノは存在しない。「ホラッチョ・安倍」の場当たり的な、ツギハギだらけの「ウソノミクス(経済政策)」があるだけだ。そもそも、アホノミクスの「三本の矢」(金融緩和、財政出動、成長戦略=構造改…

移民問題とアホノミクス。

応援クリックよろしくお願いします! 英国のEU離脱騒動も原点は移民問題にあるようだが、我が日本でも、移民問題、つまり外国人労働者問題は、いずれ抜き差しならぬ社会問題として吹き出すはずである。桜井誠や在特会が指摘している「在日特権」という言葉…

安倍政権は、経済政策の破綻をアホノミクスという言葉で誤魔化しているだけだろう。ところが、安倍は、破綻した筈のアホノミクスを「さらに加速させる」と方々で叫んでいるらしい。日本国民は「集団自殺」を目指すのか?

応援クリックよろしくお願いします! 安倍政権の経済政策は大企業優先の経済システムの構築を目指す「構造改革」である。小泉改革=竹中改革の再現=踏襲である。大企業が儲かれば、中小企業にもオコボレが落ちて来るという「トリクルダウン」という言葉がそれ…

アホノミックスと嘘ノミクス。

応援クリックよろしくお願いします! 野党側は、大真面目に「アホノミックスは失敗した」と批判しているようだが、そもそもアホノミックスという言葉を口にすること自体が、負けである。アホノミックスという場、つまり議論の土俵自体を認めるべきではない。…

アホノミックス亡国論、あるいは反知性主義政権のプロパガンダ。

応援クリックよろしくお願いします! 安倍政権下の三流政治家たちの「タワゴト」を聞きながら、プロパガンダ政治の行く末を考える。アホノミクスによって経済が下降気味だから「消費税増税先延ばし」を決断した安倍首相やその手下の三流政治家たちの経済論議…

「思想の土着化」とは何か?ー桜井誠論。

応援クリックよろしくお願いします! 私は桜井誠の『大嫌韓時代』を一読して、あまり違和感を感じなかった。ここには、日韓関係にまつわる様々な問題が出ている。しかし、桜井誠の議論は、すべて存在論的根拠を持った議論になっている。私は、これまで、何回…

桜井誠の『大嫌韓時代』と「嫌韓本ブーム」の落差。桜井誠の『大嫌韓時代』という本は、「嫌韓本ブーム」の先駆けとなった本かもしれないが、いわゆる「嫌韓本ブーム」に便乗した嫌韓本とは、一線を画していると、私は思う。桜井誠の「嫌韓」は、時流に便乗したものとは違う。筋金入りの嫌韓本である。

応援クリックよろしくお願いします! 応援クリックよろしくお願いします! (続きは、「イデオロギーから存在論へ」「文学や哲学を知らずして政治や経済、軍事をかたるなかれ」がモットーの『思想家・山崎行太郎のすべて』が分かる!!!メルマガ『週刊・山崎行…

「私は全国比例は『青木愛』に投票します。」と書くと選挙違犯になるのだろうか? 大丈夫?ー政権交代、首相就任目前の小沢一郎が、米、官、財、マスコミが一体となった「国策捜査」(?)を受けて、政界中枢から、実質的に、排除、追放されたにもかかわらず、その小沢一郎に最後まで付き従って、再起を目指して、戦い続けている「強者たち」の一人が、青木愛である。私は、これまで、あまり青木愛との接点がなかったが、先日の「連合会館」における「小沢一郎、議員を支援する会」主催の決起集会で、はじめて挨拶した。これまで、遠くから拝見

応援クリックよろしくお願いします!私は、全国比例は、「青木愛」に投票します。 応援クリックよろしくお願いします! (続きは、「イデオロギーから存在論へ」「文学や哲学を知らずして政治や経済、軍事をかたるなかれ」がモットーの『思想家・山崎行太郎…

幼稚=稚拙な「左翼倫理主義」が日本を滅ぼす。「ヘイトスピーチ取締法」を手柄に参院選に立候補している民進党議員がいるようだが、「オヤオヤ」と思う。

応援クリックよろしくお願いします! なるほど、憲法は国家権力の暴走を取り締まるもので、法律は国民を取り締まるものかもしれない。しかし、めったやたらに法律を作ると、結局は国家権力の拡大増強を促進し、結果的には国家権力の暴走を促すものになる。 …

佐藤優氏との対話。「月刊日本」の企画で実現した佐藤優氏との連続対談だったが、ジャーナリズムで売れっ子の佐藤優氏はともかくとして、少なくとも、ジャーナリズム的には、ほぼ無名に近い私にとっては、二度とない、歴史に残る対談となったと言っていい。対談は次回もやる予定なので、これで終わるわけではないが、今回の対談の一部を公開しよう。

応援クリックよろしくお願いします! 佐藤優×山崎行太郎 沖縄は戦時下の無法地帯だ ◼沖縄は今でも戦時下の無法地帯だ 山崎 今回の対談は沖縄の問題から始めたいと思います。先日、沖縄で女性強姦殺人事件が起こりました。沖縄ではこの事件に対して激しい怒り…

「ネット右翼亡国論」と廣松渉と桜井誠。何故、東大教授の廣松渉と反社会集団=在特会のリーダー桜井誠を同列に論じるのか?廣松渉と桜井誠と言えば、月とスッポンだろう。何か、共通するテーマでもあるのか?それが、あるのだ。それは、「思想の土着化」「思想の血肉化」「思想の内在化」「思想の存在論化」とでもいうべき原理論的問題である。廣松渉は、タダの東大教授ではない。桜井誠も同じく、タダの「ネット右翼」ではなhい。

彼等の思想や哲学には、生きるか死ぬかの根本的な問題があり、それは彼らの生い立ちや生まれ育った風土とも切り離せない。彼等の思想や哲学が難解であり、複雑怪奇、荒唐無稽であるにもかかわらず、人を惹きつけるのは、そこに理由がある。 つまり、廣松渉は…

「ネット右翼A」と「ネット右翼B」の差異。思想の「血肉化」「内在化」「存在論化」。安倍晋三的「ネット右翼A」と桜井誠的「ネット右翼B」との差異は、思想を「血肉化」しているかどうかの差異である。「ネット右翼A」の特質は、受け売りやパクリ。思想がどんなに高級でも、受け売りやパクリに終始している限り、その思想はニセモノに過ぎない。大学系知識人や大手ジャーナリズム系知識人の多くは、あるいは左翼市民運動家たちの多くは、この種のニセモノに過ぎない。たとえば、桜井誠や在特会を、反社会的な犯罪者集団のごとくに批判=告発す

応援クリックよろしくお願いします! 思想の「血肉化」「内在化」「存在論化」とは何か。たとえば、吉本隆明は、「転向論」で、日本の知識人に特有の転向の原因は、「大衆からの孤立」にあると言っている。私見によれば、「大衆からの孤立」が、思想の「血肉…

安倍政権は「ネット右翼政権」である。しかし、いわゆる「ネット右翼(A)」と安倍政権的な「ネット右翼(B)」とは少し違う。私は、反社会的存在の可能性を秘めている「桜井誠=在特会的ネット右翼」と、権力や流行に迎合するだけの「安倍晋三=自民党的ネット右翼」とを区別する。そして私は、「桜井誠的ネット右翼(A)」を擁護するが、「安倍晋三的ネット右翼(B)」を擁護するつもりはない。むしろ徹底批判したいと思う。

応援クリックよろしくお願いします! 安倍政権の周辺にたむろする文化人、言論人、知識人の言動を見れば、安倍政権の本質が見えてくる。たとえば、櫻井よしこ、百田尚樹・・・等に象徴される「ネット右翼」文化人たちの言説は、「ネット右翼(B)」を具現化…

「ネット右翼亡国論」とは何か?

応援クリックよろしくお願いします! 「ネット右翼」という言葉がある。普通、否定的な意味で使われる。私も、この「ネット右翼」という言葉を、最初は批判的に捉えていた。多くの「ネット右翼」批判の文章も書いている。しかし、私は、最近、考え方を変えた…

谷亮子と桜井誠と舛添要一。

応援クリックよろしくお願いします!昨夜、「小沢一郎議員を支援する会」主催による参院選向けの「決起集会」があったが、そこで驚くべきニュースを聞いた。生活の党からの参院選立候補を辞退したばかりの「谷亮子」が、今度の参院選に、なんと自民党から立…

舛添要一と桜井誠。「舛添」を潰したのは誰か?舛添が「ホテル三日月」で会談したという出版社社長とは誰か?何故、公明党は、急転直下、「舛添辞任」に方向転換したのか?何か、公明党に不都合な真実が見つかったのか?舛添が会談した出版社社長とは、公明党関係者だったのではないか?しかし、やはり舛添のウィークポイント(弱点)とは何か。何故、舛添は、簡単に切り捨てられたのか。舛添の思想、ないしは思考が「土着化」「内在化」「血肉化」していなかったからではないのか。そこが、同じ北九州出身とはいえ、桜井誠と違うところだろう。

応援クリックよろしくお願いします! 私は、先日、野暮用があって九州へ行ってきた。ついでに、新著『ネット右翼亡国論ー廣松渉と桜井誠と小林よしのりー』の取材を兼ねて、北九州市の周辺を見学してきた。北九州市は、かっての北九州工業地帯の中心地であり…

今日、6/16 安倍政権打倒、参院選勝利のための決起集会!

応援クリックよろしくお願いします! 【出席者追加】6/16 安倍政権打倒、参院選勝利のための決起集会!第二次安倍政権が発足して以来、日本は有史以来、未曾有の危機に瀕しています。国の基本である憲法と、日本型の民主主義が破壊されることによって、政界…

舛添事件と有田事件。

応援クリックよろしくお願いします! 舛添要一都知事は、自分からまいた種で、辞任、もしくは議会解散に追い込まれつつあるようだが、「ヘイトスピーチ法事件」や「横田夫妻写真公開事件」「『週刊金曜日』言論弾圧事件」など、数々の不祥事の主役=有田芳生(…

有田芳生(ヨシフ)の正体と「週刊金曜日」言論弾圧事件。有田は、「言論弾圧」と「秘密警察国家」を目指す「スターリン主義者」のようだ。有田某こそ、民主主義国家=日本にとって危険人物ではないのか?

(上の写真は、鈴木邦男、上祐史浩、有田芳生。いつ頃の写真だろうか?「オウム真理教事件」の頃か?ネットで拾ってきた写真だが、有田の「素性の怪しさ」を象徴する、かなり怪しい写真だ。) 応援クリックよろしくお願いします! 有田は、「週刊文春=写真公開…

有田芳生と横田夫妻のどちらが嘘をついているのか?「週刊文春=公開写真事件」に於ける有田芳生(民進党、参院議員)の怪しすぎる行動を追う。選挙目当ての売名行為か?

(上の写真は、鈴木邦男、上祐史浩、有田芳生。いつ頃の写真か?ネットで拾ってきた写真だが、有田の「素性の怪しさ」を象徴する、かなり怪しい写真だ。) 応援クリックよろしくお願いします! 文春による横田夫妻と孫娘親子との写真公開事件に慌てたのか、横…

有田ヨシフとは何者か?民主主義国家=日本の解体を目指す、つまり民主主義の最後の砦たる「言論表現の自由」を踏み躙る、あの悪名高い「ヘイトスピーチ法」の法制化で暗躍したらしい有田が「北朝鮮拉致問題」にも深く絡んでいるらしい。

応援クリックよろしくお願いします! (上の写真は、鈴木邦男、上祐史浩、有田芳生。いつ頃の写真か?ネットで拾ってきた写真だが、有田の「素性の怪しさ」を象徴する、かなり怪しい写真だ。) 「週刊文春」に、横田夫妻と孫娘のキム・ウンギョン親子の非公開…

廣松渉と「九州男児」の政治哲学と革命論。

応援クリックよろしくお願いします! 私も九州出身(鹿児島)なので、「九州男児」とか「薩摩隼人」とかいう言葉には敏感である。私は、ほとんど使わないし、正直に言うとあまり好きではない。むしろ大嫌いと言った方がいい。田舎者の図々しい郷土自慢、田舎自…

廣松渉と桜井誠。あるいは「つか・こうへい」や林芙美子。福岡や北九州が産んだ思想家や文学者たちの「思想の骨肉化」と「土着化された思想」と「思想の実践的活動家」ー『ネット右翼亡国論』のために。

応援クリックよろしくお願いします! 「ヘイトスピーチ」、「在特会」、「桜井誠」・・・を考える時、その出身地である「北九州」や「福岡県」という問題について考えないわけにはいかないだろう。私は、安田浩一の『ネットと愛国』を読んで以来、桜井誠の思…

『ネット右翼亡国論』のためのメモ。橋下徹と桜井誠の対決について。桜井誠と在特会を考える時、2014年10月20日(火)、大阪市長だった橋下徹との対決場面が、思い出される。

応援クリックよろしくお願いします! 私の見たところでは、あの対決は、明らかに桜井誠の圧倒的な勝利だった。桜井誠という反社会的人物が、世間に流布されている悪い印象とは異なり、タダモノではないことを思い知らされた場面だった。反対に、橋下徹という…

通俗的左翼倫理主義という妖怪が・・・。ヘイトスピーチやヘイトスピーチ法に関する言動の中にもこの通俗的左翼倫理主義が蔓延している。左翼思想の弱体化、通俗化、凡庸化の結果であろう。

応援クリックよろしくお願いします!私は、まだ10代の頃から、左翼や左翼思想が嫌いだった。私が左翼思想が嫌いになった理由は、通俗的左翼倫理主義というものが好きでなかったからである。小市民的道徳主義で文学や思想の本質が語れるとは思わなかった。そ…

ヘイトスピーチ法で日本は滅びる(?)。言論表現の自由やデモの自由、集会の自由・・・を抑圧し、それを取締る権力を国家(警察)にゆだね、国家の暴走と権力の暴走を加速させ、そして最終的に警察国家の誕生を促す。それが「ヘイトスピーチ法」なのではないか。取り締まっているつもりが、いつの間にか自分たちが取り締まられているというわけだ。

応援クリックよろしくお願いします! 民進党の参院議員=有田ナニガシ等の努力で、「ヘイトスピーチ法」なるものが法律化され、いよいよ具体的に実行=行使されはじめたようである。私は、これまで「ヘイトスピーチ」にも、「ヘイトデモ」や、それに対抗する「…

ヘイトスピーチ法と警察国家論。

応援クリックよろしくお願いします! ヘイトスピーチ取締まり法が、いよいよ実行に移され、効力を発揮し始めたようである。川崎市でのデモが、ヘイトスピーチ・デモということで、中止に追い込められたらしい。私は、ヘイトスピーチには反対だが、ヘイトスピ…

佐藤優連続対談(「人を殺す思想こそ本物だ」)。

先日、「月刊日本」7月号に掲載予定の佐藤優氏との何回目かの連続対談を行った。テーマは、「ヒューマニズムとテロリズム」。この問題について、佐藤優氏が、以前から、かなり突っ込んだ本質的、原理的思考を展開しており、私もほぼ同意見だったからである。…

ヘーゲルとマルクス、あるいは「行方不明少年」発見のニュースについて考える。

応援クリックよろしくお願いします!「想定内の思考」と「想定外の思考」。何故、警察も捜索隊も、そして自衛隊も、6日間も発見できなかったのか。私は、警察などを批判するつもりはまったくないが、我々自身を含めて、多くの日本人が、最近、囚われている…

戦後思想とヒューマニズムとテロリズム。戦後憲法や戦後思想の貧しさの根本原因は、素朴なヒューマニズム信仰にある。

応援クリックよろしくお願いします! ヒューマニズムを主張していれば、戦争もテロリズムも起きないというわけだ。果たして、そんなに単純なものなのか。むしろ、過剰な近代主義的なヒューマニズムがテロリズムや戦争を生み出すのではないのか。 20世紀は戦…