文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

小沢一郎の地方行脚が青森からスタート。2月23日、青森県選出の参議院議員・平山孝司議員の応援で青森で街頭演説を開始。政権交代前の小沢一郎に立ち返ったということだろう。

http://www.youtube.com/watch?v=SD6Ebw-YmGk&feature=youtube_gdata_player ・ (続きは、『思想家・山崎行太郎のすべて』が分かる!!!有料メールマガジン『週刊・山崎行太郎』(月500円)でお読みください。登録はコチラから、http://www.mag2.com/m/00011513…

西郷隆盛記念館で。講演会後の懇親会・・・。

「最高裁の罠」と「小沢一郎」と「西郷隆盛」、そしてその二人をつなぐ「江藤淳」。こういうテーマで話したのだが、「小沢一郎こそ現代の西郷隆盛である」という僕の主張には、西郷隆盛を神のごとく信奉する鹿児島県出身者たちからは賛否両論が噴出、予定通…

小沢一郎というと、必ず西郷隆盛が出て来る。「まだ西郷隆盛にはなりたくない」とか、「小沢一郎は城山で自決した西郷隆盛だ」とか。

彼等が考えているのは司馬遼太郎の描いた「負のイメージとして西郷隆盛」だ。そして、われこそは「大久保利通」だというわけだ。つまり、守旧派・土着派の西郷隆盛と改革派・開明派の大久保利通・・・。失敗し自決した西郷隆盛に対して勝利し生き残った大久…

「江藤淳と小沢一郎と西郷隆盛の接点。」

明日(2/26)、このテーマで講演会をやります。場所はJR神田駅前の西郷隆盛記念館。時間は午後7時ー9時。「西郷隆盛に学ぶー敬天愛人の会」主催。会員中心の講演会ですが、どなたでも参加自由だそうです。参考文献は江藤淳の『南洲残影』『南洲随想』。…

小沢一郎と西郷隆盛。ヒヨコみたいなチンピラ政治家たちが、軽々しく「西郷隆盛がどうした、こうした・・・」と言うのが、僕には許せない。すべて、高度成長期のサラリーマン愛読の漫談作家・司馬遼太郎の受け売りだからだ。江藤淳は、『南洲残影』で司馬遼太郎にほとんど言及していない。その大阪商人的なセコイ歴史感覚が、汚らわしかったからだろう。

・ それでも私は小沢一郎を断固支持する作者: 山崎行太郎出版社/メーカー: 総和社発売日: 2012/06/23メディア: 単行本 クリック: 65回この商品を含むブログ (40件) を見る 小説三島由紀夫事件作者: 山崎行太郎出版社/メーカー: 四谷ラウンド発売日: 2000/11…

大久保利通もまた半年後には斬殺された。江藤新平を斬首、晒し首に追い込み、西郷隆盛を自決に追い込んだ「勝利者 ・大久保利通」もまた、翌年には、斬殺されたのである。僕はこの事実を知った時、かなりの衝撃を受けた。

大久保利通は、西郷隆盛の死後、少なくとも四、五年は生きていて、新政府で実権を揮ったと思っていたからである。では、生き延びて生き恥をさらした山縣有朋や伊藤博文・・・が最後の勝利者だったのか。そんなはずはない。生き恥をさらしただけである。つま…

阿佐ヶ谷ロフトのイベントで。

「月刊日本」主催ということで、「月刊日本」でお馴染みの豪華メンバーが揃った。「最高裁の罠」記念イベントと称しているが、「最高裁の罠」は刺身のツマである。登壇者たちは、それぞれご自分の「裁判」を抱えていたり、あるいは裁判闘争の経験者たちであ…

今月、2/26(火) 、午後7時から、西郷隆盛記念館(JR神田駅前)において、「敬天愛人フォーラム21」主催 で、「小沢裁判と日本政治ー小沢一郎と西郷隆盛」について、講演することになりました。誰でも参加自由だそうです。

小沢一郎氏が政治活動を再開したようである。「週刊ポスト」でインタビューに応じて、「再活動宣言」を行っているが、そこで、「まだ西郷隆盛にはなりたくない」と言っている。また、民主党分裂、民主党離党騒動の頃、離党に躊躇している議員のなかに、さか…

昨夜の 阿佐ヶ谷ロフト「月刊日本イベント」について。超満員で大盛況だった。

僕の友人、知人、その他の関係者もたくさん駆けつけてくれた。感謝したい。ありがとうございました。さて、三島由紀夫は、「自分は暴力に反対したことは一度もない」と言ったが、僕も同様だ。暴力には暴力で、抗議には抗議で、言葉には言葉で・・・。「不正…

メルマガ「週刊・山崎行太郎/101号」を本日(20013/2/20)、配信しました。「柄谷行人と西尾幹二」「習近平」「TPP」・・・などを特集しました。さらに、今月、2/26、午後7時から、西郷隆盛記念館(JR神田駅前)で、「『最高裁の罠』と現代日本政治ー小沢一郎と西郷隆盛」について講演することになりました。宜しくお願いします。

・ 続きは、『思想家・山崎行太郎のすべて』が分かる!!!有料メールマガジン『週刊・山崎行太郎』(月500円)でお読みください。 登録はコチラから→ http://www.mag2.com/m/0001151310.html

本日です。2/20(水)は、阿佐ヶ谷ロフトの『最高裁の罠』出版記念イベントに集結しよう!!! 石川知宏衆議院議員に加えて姫井由美子前参議院議員も出席します。ところで石川裁判の判決の 日が近づいていますが、石川裁判の飯田喜信裁判長の「職務放棄」をこそ断罪すべきだ。ゴビンダ裁判でそ裁判官としての資質が暴露された「飯田喜信」のような「ヒラメ裁判官」の暗躍を、これ以上、許してはならない。

■2/20(水)、阿佐ヶ谷ロフトでの『最高裁の罠』出版記念イベント。(「月刊日本」主催)「2013年日本政治の大問題 〜最高裁、そして選挙制度」のお知らせ。 ・ 続きは、『思想家・山崎行太郎のすべて』が分かる!!!有料メールマガジン『週刊・山崎行太郎』(月5…

携帯のない生活。

昨夜は呑みすぎたのか携帯(スマートフォン)を何処かに忘れたか、落としたかしたらしい。途中で気付いたのだが、どうすることもできない。しかも、講義やパーティの席だったのでサイレントモードにしている。携帯に電話しても、無反応。それはともかくとして…

昨日(2/18)は忙しかった。朝日カルチャーセンターの「小説講座」の講義が終わり、受講生たちと簡単にお茶会をしたあと、立川駅から赤坂見附駅へ。三宅雪子前衆議院議員の赤坂事務所の「お披露目会」へ。そして「月刊日本」での「野間健さんの当選祝賀会」へ。

三宅雪子赤坂事務所は、赤坂見附駅前ということだが、なかなか見つからない。住所記番号をたよりにようやく発見。秘書が、「三宅事務所」と書いた札を持って、通りに立っていたので気付いた。エレベーターで4階へ。エレベーターの先客に突然、横から話しかけ…

三宅雪子氏の赤坂事務所お披露目会で。

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柄谷行人と西尾幹二(3) 西尾幹二は「安部政権の世界史的使命」(WILL)で、今回の衆院選で、「小沢一郎が左翼であることが判明した」と得意げに書いているが、こんなことを書いて得意になっているところをみると、西尾幹二が「全共闘」や「左翼」・・・という…

小沢一郎氏と。昨夜、「生活の党」の姫井由美子前参議院議員の全国後援会設立パーティーがひらかれたが、小沢一郎党首も出席して、挨拶した。とても元気そうだった。マスコミや政界関係者の間では、「小沢一郎は終わった」というのが定説らしいが、まだまだやれると思った。「小沢一郎は死なず」である。さて、小沢一郎氏が会場に現れると、たちまち会場の雰囲気は一変し、大きなざわめきとともに、撮影会が始まった。僕も近くにいたので、ツーショット写真を撮ってもらった。ちょっとピンボケ気味だが、いい写真が出来た。

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姫井由美子前参議院議員の「全国後援会設立時記念パーティ」で。「生活の党」の議員、あるいは元議員たちと、乾杯の挨拶をする森ゆうこ代表代行。

挨拶する小沢一郎氏と姫井由美子氏 。

2/20(水)は、阿佐ヶ谷ロフトの『最高裁の罠』出版記念イベントに集結しよう!!! 石川知宏衆議院議員に加えて姫井由美子前参議院議員も出席します。

■2/20(水)、阿佐ヶ谷ロフトでの『最高裁の罠』出版記念イベント。(「月刊日本」主催)「2013年日本政治の大問題 〜最高裁、そして選挙制度」のお知らせ。 ・ 続きは、『思想家・山崎行太郎のすべて』が分かる!!!有料メールマガジン『週刊・山崎行太郎』(月5…

西尾幹二と柄谷行人(2)。

西尾幹二と柄谷行人を比較するのは、僕の勝手な妄想である。とは言っても、それなりに合理的な理由がないわけではない。実は、僕が西尾幹二と柄谷行人を比較したくなるのは、二人は、文藝評論家として文壇に登場したのが、はぼ同世代だろうと思うことと、お…

「江古田哲学研究会」からのお知らせ!!! 今月も、第三土曜日、2月16日、午後6時 から8時まで。池袋に場所を移して行います。「ルノアール」池袋パルコ横店(東口、ビックカメラ裏)、地下1F会議室。会費は、コーヒー台のみ。

今月のテキストは、柄谷行人の新著『哲学の起源』の中の「冒頭から」やります。コピーを用意しておきますが、出来るだけテキスト(本)を買い求めてください。終了後、簡単な懇親会。(先月から、場所や時間などが変わりました。ご注意ください。) ・ (続きは…

建国記念日に原宿ー東郷神社に行く。昨年、日芸の清水正さんや山下聖美さんらと、大連から旅順へと旅行をした時、水師営の跡地や203高地にも行ったが、当然、日露戦争の跡地も見学した。戦地跡の記念碑に鹿児島関係者の名前を見つけた時は胸が熱くなった。帰国後、乃木軍の参謀長だった伊地知幸輔のことを調べた。司馬遼太郎が『坂の上の雲』で、伊地知幸輔のことを激しく批判、罵倒していることを思い出したからだ。その時は、東郷平八郎や大山巌などのことは、考えなかった。従って、東郷神社があることも、それが原宿にあることも知らなかった

■東郷神社、東郷記念館の庭園。 ■「島娘」を歌って踊る。「西郷隆盛に学ぶー敬天愛人フォーラム21」という組織・集団は、西郷隆盛が沖永良部島に流されて、そこで流刑生活を送っていた頃を重視する。従って沖永良部島をはじめとするその周辺の島々の出身者…

「さくらさくら」の琴演奏

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西郷隆盛の詩吟「獄中感有り」。西郷隆盛が沖永良部島に流されていた時に作った漢詩である。

原宿・東郷神社の「水交会」にて。「敬天愛人フォーラム21」の新春賀詞交歓会。来賓挨拶するのは本田勝彦・三洲倶楽部会長(「日本たばこ産業」前社長、現顧問)。今日は建国記念の日。東郷神社にはじめて来た。日露戦争の総司令官・東郷平八郎を祀った神社である。実は、こんな大きな東郷神社が 、明治神宮の近くにあるとは知らなかった。たまたま、2/26、「西郷隆盛に学ぶー敬天愛人フォーラム21」で講演することになったので、この会にも参加することになった。鹿児島の関係者だけではなく、稚内出身の人まで参加していた。

柄谷行人と西尾幹二。西尾幹二の「安倍政権の世界史的使命」(「WILL」)を読んだ。正直、ガッカリした。僕は、保守論壇の劣化批判を繰り返して来たとはいえ、西尾幹二だけは別だと思って来たからだ。しかし、この西尾幹二の「安倍政権の世界史的使命」(「WILL」)を読んで、西尾幹二もまた、駄目だなと思った。「世界史的使命」とは、いくら自民党の政権復帰や、お気に入りの安倍政権誕生に感激したとはいえ、大げさである。戦前の京都学派の「世界史の哲学」が念頭にあるらしいが、思考が雑過ぎる。しかも、民主党政権が「全共闘政権」だ

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メルマガ「週刊・山崎行太郎/100号」を本日(20013/2/9)、配信しました。「レーダー照射問題」「柔道界の体罰・暴力問題と構造改革」「世襲亡国論」・・・などを特集しました。さらに、今月、2/26、午後7時から、西郷隆盛記念館で、「『最高裁の罠』と現代日本政治」について講演することになりました。宜しくお願いします。

・ (続きは、『思想家・山崎行太郎のすべて』が分かる!!!有料メールマガジン『週刊・山崎行太郎』(月500円)でお読みください。登録はコチラから、http://www.mag2.com/m/0001151310.html )

小沢一郎、かく語りき。小沢一郎は、今、何を、どう考えているのか? 詐欺師やド素人の発言ではなく、小沢一郎本人の声、それが知りたいと思う。かつて、敗戦直後、吉本隆明は、小林秀雄の声が聞きたかったが、何処からも聞こえてこなかった、と書いた。小林は深く沈黙していた、と。しかし、その頃、小林秀雄は、黙々と、名作「モオツアルト」を書いていたのだ。小沢一郎は、代表就任とともに積極的に「政治」について語りはじめた。森ゆうこ議員のブログから引用する。

・ 2月4日小沢一郎代表定例の記者会見。質疑の要旨については以下の通りです。 【内容】 ○日銀総裁人事について ○参院選について ○ネット選挙解禁について ○原発問題について ○徳田国交大臣政務官の辞任について ________________________________ ○日銀総裁…

「江古田哲学研究会」からのお知らせ!!! 今月も、2月16日、第三土曜日、午後6時 から8時まで。池袋に場所を移して行います。「ルノアール」池袋パルコ横店(東口、ビックカメラ裏)、地下1F会議室。会費は、コーヒー台のみ。今月のテキストは、柄谷行人の新著『哲学の起源』の中の「冒頭から」やります。コピーを用意しておきますが、出来るだけテキスト(本)を買い求めてください。終了後、簡単な懇親会。(先月から、場所や時間などが変わりました。ご注意ください。) 

僕は、今、「柄谷行人論序説」を、「月刊日本」に連載しています。僕が、最近、真剣に読みたいと思うものは柄谷行人の本しかありません。柄谷行人の思考と文章だけは、「中国がどうした、米国がどうした、韓国がどうした・・・」という類の近視眼的な政策論…

西松事件・大久保秘書逮捕の真相を究明すべし!平野貞夫氏が、驚くべきことを書いている。「小沢潰し」「政権交代潰し」の政治謀略は、大久保秘書事件から始まったが、その背後で大久保秘書逮捕を指揮した人物がいたというのだ。当時の法務大臣・森英介である。森英介氏は、「大久保秘書逮捕を私が指示した」と明言したらしい。これが事実なら、この一連の小沢裁判と石川裁判の迷走と謀略も当然のことと思われる。いずれにしろ森英介の名前は、歴史に書き残しておくべきだろう。平野貞夫氏は、こう書いている。

◯西松事件・大久保秘書逮捕の真相を究明すべし! 元参議院議員 平野 貞夫 (平成22年)5月13日(木)、3人の経済人から夕食に招かれた。話題は政治の劣化や経済再生などで、民主党政権への提言を聴く機会でもあった。 その中で、驚くべき情報を教えら…