文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

最高裁事務総局の「言論統制」、「検閲疑惑」について。最高裁事務総局の「犯罪」は「インチキ・クジ引きソフト」「裏金疑惑」「天下り疑惑」をはじめ、数知れないが、中でも「共同通信」「時事通信」と結んでいる記事の事前検閲を行う随時契約、つまり「情報統制」、「検閲疑惑」の随時契約は憲法が保障する「言論の自由」「思想表現の自由」を無視した、とんでもない反憲法的な情報犯罪である。それにしても、時事通信と共同通信はどうしたのか。時事通信の現役政治記者某、共同通信の政治記者出身の後藤某・・・等が、テレビや週刊誌で、「最高裁

「高裁事務総局」という組織が、日本国家の最高機関として存在するようだということが、最近、小沢一郎事件の「検察審査会」疑惑追及の過程で明らかになってきた。この組織は、国民からは見えない組織である。しかし、裁判所や検察、あるいは財務相などの上…

明日、発売の「サンデー毎日」が「最高裁事務総局」の談合疑惑を追跡しているようだ。イカサマ・ソフトを競争入札と言いながら、ある特定の業者から、ベラボーな値段で購入しているというものだ。明らかに「官制談合」だろう、というわけだ。ところで、「日刊ゲンダイ」は、昨日、最高裁事務総局による新聞社(共同通信)への「検閲疑惑」を報じていたが、「日刊ゲンダイ」「プレイボーイ」「サンデー毎日」と、毎日のように「最高裁事務総局」の犯罪を取り上げているわけだが、なんと、あの朝日新聞でさえ、「小沢一郎インタビュー」を掲載したらし

■明日発売の週刊誌「サンデー毎日」が、すでに駅売店(キオスク)には並んでいた。最高裁の「官製談合」疑惑が掲載されている。売り切れないうちに、是非、ご一読を。 (続きは、『思想家・山崎行太郎のすべて』が分かる!!!有料メールマガジン『週刊・山崎行太…

「最高裁事務総局」という「闇の軍団」は犯罪の温床になっているらしい。まず何より「最高裁事務総局」なる秘密組織の存在そのものが暴露されたことが大きい。しかも、今、日本国民を監視・支配するために、自らは秘密のヴェールに身を隠しつつ、新聞への検閲からイカサマソフトの作成、裏カネつくりまで、無法の集団としてやりたい放題をやってきたことが、一般市民たちの熱心な追求と解析の結果、次第に明らかになりつつある。「小沢一郎事件」と「小沢一郎暗黒裁判」は、最高裁事務総局が仕掛けたものだが、彼らの意に反して、皮肉なことに、逆に

検察審査会メンバー11人を選び出す「イカサ・マソフト」について、もう少し書いておきたい。検察審査会の11人のメンバーを選びだすための「イカサマ・ソフト」は、民間の業者に発注、納入されているわけだが、この発注・納入の段階に疑惑はある。一般競争…

「虚偽報告書」を捏造した田代政弘検事を任意で事情聴取。「虚偽有印公文書作成容疑」で逮捕か。むろん、田代検事の「個人犯罪」ではない。前田恒彦検事の証言からも明らかなように、この犯罪には東京地検特捜部の上層部(当時)が絡んでおり、東京地検特捜部の「組織的犯罪」である。佐久間、大鶴、谷川・・・等が無縁であるはずがない。田代検事だけに罪をなすりつけるというような、「トカゲの尻尾きり」を許してはならない。小沢一郎事件をデッチアゲ、特捜部長という地位を利用して、強力なリーダーシップで「小沢一郎強制起訴」にまで持ち込む

★虚偽報告書の検事聴取…陸山会事件で東京地検 小沢一郎民主党元代表(69)が政治資金規正法違反に問われた陸山会事件に絡み、捜査報告書に虚偽の記載があった問題で、東京地検が、報告書を作成した元東京地検特捜部所属の田代政弘検事(45)(現・新潟地…

「最高裁事務総局」が自作自演したイカサマ「クジ引きソフト」の実体を、この眼で確かめてきた。その、驚くべきカラクリの実体を暴く。それにしても、「最高裁事務総局」なる秘密の権力組織の闇は深い。「裏金作り」から「イカサ マ・ソフト」の自作自演まで。「なんでもあり」の闇の軍団、闇の組織らしい。国家に秘密があるのは当然である。しかし、その秘密が簡単に見破られ、一般大衆の手によって暴露されるとは、国家を保持・持続させようとする側から見ても最低・最悪であろう。日本の司法官僚の劣化と知的崩壊は、小沢一郎裁判で次々と暴露さ

昨日は久し振りに忙しかった。午前中は、締め切りがすでに過ぎてしまった「激論」という雑誌の原稿と、これまた締め切りが過ぎた「江古田文学」の原稿を必死で書き、残念ながらそのまま中断し、午後は1時に、都内某所で、いわゆる、イカサマがほぼ明らかに…

東京地検特捜部の「幹部たち」が逮捕される日が来た・・・。田代検事のトカゲの尻尾きりで終わらせてはならない。あの「読売新聞」が、石川議員を取り調べ、偽造捜査報告書をデッアゲて検察審査会へ送り、「小沢一郎強制起訴」に持ち込むことになった田代政弘検事の「捜査報告書偽造」問題を書き始めた。今、この時点で、あの読売新聞が、書き始めたとは、何か怪しい。繰り返して言うが、田代検事のトカゲの尻尾きりで終わらせてはならない。昨日の「日刊ゲンダイ」が、「特捜検事逮捕へ」「組織ぐるみだったのは明白だ」と書いている。しかも「日刊

大衆の集合的無意識の力は強い。大衆衆愚論などを唱えているとろくなことはない。一連の「小沢一郎事件」と「小沢一郎暗黒裁判」の内幕を次々と暴きだし、情報拡散を繰り返してきたのは、文化人でもジャーナリストでも有識者でもなく、実は一般庶民たる大衆…

「法の根源に暴力がある」とベンヤミンは言い、「国家には生き残りの本能がある」と佐藤優は言う。民主主義や国民主権、法治国家、三権分立、法の下の平等、罪刑法定主義・・・などの「本質」が先にあるのではない。「実存は本質に先行する」のである。つまり「現実は理念に先行する」のである。「小沢一郎裁判」の本質はここにある。国家は危機に瀕すると、「生き残り」を賭けて、批判されようと、嘲笑されようと、必死で「犯罪者」を捏造する必要に迫られることがあるのだ。小沢一郎は、有罪にする「証拠」がないから「無罪」になるのではない。証

「小沢一郎裁判」を左右するのは日本国民大衆の動向である。国民大衆がどう動くかでこの裁判の行方は変わる。国民大衆が、マスコミや検察サイドからの一方的な情報操作を真に受け、マスコミや検察の思い通りに洗脳されていたら、どうなっていただろうか。小…

野田政権に続く次の「植民地傀儡政権」は「ハシモト政権」かも。それにしても野田の「能天気」には驚くが、宗主国・アメリカは、野田に見切りをつけて、早くもハシモトに接近していると見ていいのではないか。「ハシモト政権」も怖くない、ということだろう。

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「暴力団排除条例」とは何か?いわゆる「暴排法」実施の裏でなにが画策されているのか。「暴排法」の目的は、暴力団取り締まりだけではない。「暴力団取り締まり」に名を借りて日本社会の構造改革、ないしは日本という国家-国体の改造を目指しているのではないか。

先日、西新宿の高層ビル群のなかの某所で、僕の友人等(尾崎秀英、佐藤真、青山敬子・・・)が主催する「ばいぶん社」によるシンポジューム「われわれは、なぜ、暴排法に反対するのか?」が行なわれた。パネリストには作家の宮崎学さん、「月刊日本」主幹の南…

柄谷行人の「互酬交換論」を読むーーー互酬交換は、何故、国家の成立を妨げるのか? 柄谷行人の『世界史の構造』は、「互酬交換」「略取と再分配」「商品交換」という三つの交換様式という観点から人間の社会構成体の歴史を再構成し、そしてまだ実現してはいないが、やがて遠い将来、あるいは近い将来、実現するかもしれない社会を、「互酬交換社会の回帰(再来)」として構想するものだ。柄谷行人の『世界史の構造』が、マルクスの言う「国家の廃棄」を大きなテーマにしていることは明らかであるが、この国家の廃棄という問題は、ある歴史的段階に

柄谷行人の『世界史の構造』が刊行されたのは2010年6月24日で、すでに2年近くたっている。「伊達直人ブーム」以前であり、「311大震災・原発事故」以前であった。「贈与」と「互酬」を思い起こさせる二つの事件は、柄谷行人のこの本のテーマと無縁ではなかっ…

石川調書不採用は、あるいは田代検事の調書偽造、違法取調べの認定は「トカゲの尻尾きり」ではないのか。石川調書不採用、田代検事切り捨ての裏で、「小沢一郎との共謀」を証言した池田秘書の調書は採用されたのは、何故か。ここに、ヒラメ裁判官と評判の高い大善裁判長の「裏ワザ」が隠されているのではないのか。池田調書を根拠に、「小沢一郎有罪」へと持っていくつもりではないのか。今こそ、池田調書に注目しなければならない。

すでに多くの人が指摘していることだが、石川調書不採用の決定の裏で、「小沢一郎との共謀」を証言したという池田光智元秘書の調書は採用された。マスコミも、石川調書不採用と田代検事の調書偽造、違法取り調べの実体を報道しているが、これはおそらく、田…

本日(2/17)、東京地裁で石川議員の調書を不採用が決定。小沢一郎被告(69)の第14回公判が17日、東京地裁であり、大善文男裁判長は、小沢被告に虚偽記載を報告し、了承されたとした石川知裕衆院議員(38)の捜査段階の供述調書の証拠採用を却下した。これで「小沢一郎無罪」は確定となるところだが、大善文男裁判長にその度胸があるかどうか。大善文男裁判長が、 「最高裁判所事務総局」のピエロかどうかが判明するだろう。「推認」の次は、「妄想」とか「神のお告げ」により有罪とか言い出したりして。これが、日本司法の哀しい現実

石川議員の調書を不採用=虚偽記載「報告・了承」―小沢元代表公判・東京地裁 時事通信 2月17日(金)10時24分配信 資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪に問われた民主党元代表小沢一郎被告(69)の第14回公判が17日、…

保守論壇改造論ー大衆は愚かではない。知識人・文化人こそ愚かである。大衆は愚かだという大衆衆愚論などを一部の転向保守やその子分どもが、声高に叫びはじめた時、日本の保守論壇の堕落と崩壊は始まった。「国民は黙って事変に処した」と元祖・保守思想家とも言うべき小林秀雄は言ったし、戦後も江藤淳のような保守思想家は、戦後派知識人の観念論的大衆衆愚論を批判しつつ、生活者、治者としての大衆の現実主義を擁護した。オルテガの「大衆への反逆」は、大衆の登場への恐怖感と不安感の「表白」にすぎない。大衆を畏れよ。今こそ、あるがままの

絶対的少数派ではあっても、健全な保守論壇がある限り、政治も経済も健全であったように思われる。保守論壇が幼稚になり、まともな保守思想家が一人もいなるにしたがって、次第に政治も経済も堕落し始めたように見える。何故、保守論壇は幼稚になり堕落した…

「日刊ゲンダイ」も検察審査会の「疑惑ソフト」スキャンダルを追撃。メデイアで最初に「疑惑ソフト」問題を取り上げた「日刊ゲンダイ」が、再び取り上げ、検察審査会メンバー11人の選び方にインチキがあるという「クジ引きソフト疑惑」問題、つまり「検察審査会スキャンダル」を再追撃している。検察審査会という制度が、裁判に「市民感覚」「国民目線」を持込むのだという「タテマエ」とは裏腹に、実は、検察に都合のいいメンバーを、「クジ引きソフト」という怪しい道具を使って、恣意的に選んでいる・・・ことが明らかになった事件である。それ

昨日は久しぶりに宇都宮に行った。ドストエフスキーの『罪と罰』のエピローグを読む 。大地に接吻したのち、自首、裁判、判決を経て、シベリアに流刑されたラスコーリニコフは、自分の行為を反省し、悔い改めたかに見えたが、そうではなかった。「何故、俺の…

仕組まれた小沢有罪疑惑。本日(3/14)発売の「サンデー毎日」が検察審査会の闇を暴露している。面白い。「一市民が斬る」ブログが独自に追及してきた「検察審査会疑惑」、「最高裁事務総局疑惑」。その疑惑の焦点にあるのが、検察審査会メンバー11人を選ぶという「クジ引きソフト」なるインチキソフト疑惑。「日刊ゲンダイ」「プレイボーイ」に続いて「サンデー毎日」が突撃取材。タイトルは、『検察審査会にクジ引きソフト初導入「仕組まれた小沢有罪疑惑」』。「サンデー毎日」を買おう。

「一市民T」氏から、昨夜、電話があり、いわゆる検察審査会疑惑の原点とも言うべき、検察審査会メンバー11人を選ぶという「クジ引きソフト」なるインチキソフト疑惑を、本日発売の「サンデー毎日」が特集しているという。以下は、「一市民が斬る!! 」ブログ…

「文学界」三月号の「玄侑宗久/佐藤優対談」を読む。今月号は、石原慎太郎の選考委員辞退や新受賞者田中慎弥の奇を衒った奇妙な言動などで、芥川賞騒動で盛り上がっているようだが、僕には、いずれも予定調和的で、二番煎じ的で、つまり通俗的で興味がない。同時に、食傷気味の大震災や原発事故関連の特集にも興味がない。その中で、佐藤優と玄侑宗久の対談「福島と沖縄から『日本』を読む」だけは面白い。原発事故が対談の起源だが、しかし「原発問題」を突き抜けて、宗教、思想、文学の本質論になっている。佐藤優が、一時的な流行思想家ではなく

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メルマガ「週刊・山崎行太郎」74号を配信しました。「(連載)政治評論家 江藤淳とその時代(6)--副島隆彦の『江藤淳自殺』の政治的解釈をめぐって」「中国の重慶政変について」「岡井隆の『わが告白』について」「石破茂の『芦田修正』発言について」などです。ところで、当メルマガの登録が可能になりました。購読希望の方は、以下のアドレスから、定期購読の手続きをお願いします。携帯からの受信も可能です。

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緊急連絡。「江古田哲学研究会」は、毎月、第三土曜日(2/18)、午後6時から・・・。場所は、いつものように西武池袋線江古田駅北口1分、「江古田樽平ロフト」です。

「江古田哲学研究会」は、毎月、【第三土曜日、午後6時ー8時】に変更になりました。今月は2月18日、第三土曜日、午後6時から・・・です。「江古田哲学研究会」も一年がたちました。さらに強力な研究会にしようと思っています。柄谷行人の『世界史の構造』を…

小沢一郎と中国政変を読み解く。中国は、今秋の「全人代」で党指導部が大幅に入れ替わる。国家主席に習近平、首相に李克強・・・が予想される。この二人の人事は揺るがないと思われるが、今秋の「全人代」を前に激しい権力闘争が続けられている。さて、この二人の次期中国指導者だが、これが、二人とも小沢一郎と深くつながっている。李克強が、一時、「小沢一郎宅」に下宿していたことはよく知られているが、習近平も、「天皇の政治利用」事件、「一か月ルール」事件で御馴染みのように小沢一郎と無縁ではない。おそらく、今、小沢一郎が首相だった

たまたま、二三日前、「newsweek」を読んでいたら、中国の注目すべきニューレフトの新指導者として大きく取り上げられ、特集されていたのが、重慶市書記の薄熙来だった。重慶での、毛沢東主義に基ずく激しい打倒・腐敗、打倒・汚職、そしてマフィア狩りが評…

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「小沢裁判」の政治学。野田が何と言おうと、岡田が何と言おうと、問題ではない。興味も関心もない。すべては「小沢一郎問題」である。沖縄米軍基地問題もtppも、「小沢問題」なしには考えられない。さて、小沢裁判が大詰めを迎えてきた。検察側も裁判所側も動きが慌ただしくなって来た。検察が、裁判所からの「捜査報告書」や関係書類の提出を求められたにもかかわらず、提出を拒絶したらしい。これで、ますます検察の「疑い」は濃厚になってきた。

小沢裁判こそ日本の戦後史を大きく転換させる契機となるべき裁判である。日本の敗戦、米軍による占領、サンフランシスコ条約による形式的な独立、そしてその後の「ポスト植民地主義的支配」という見えない占領政策・・・からの解放と独立を賭けた裁判である…

「(小沢一郎)裁判をダメにする元凶"最高裁事務総局"の正体」を、「日刊ゲンダイ」に続いて「週刊プレイボーイ」が暴露

以下に、この問題を追求している「一市民T」ブログ(http://civilopinions.main.jp/)から引用する。 http://civilopinions.main.jp/ 2月8日 『裁判をダメにする元凶「最高裁事務総局」の正体』(週刊プレイボーイ) 以下の内容を拙ブログに書き続けてきた。 …

日本保守主義研究会機関誌『澪標』(早瀬善彦編集長)が発売されました。井尻千男(元拓殖大学教授)、桶谷秀昭(文芸評論家)、田中英道(東北大学名誉教授)、岩田温(代表)、早瀬善彦(編集長)等が執筆しています。

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実存主義から構造主義へ。三田誠広の近著に『実存と構造』がある。僕がちょうど大学生だった頃、「実存主義から構造主義へ」の急激な思想的展開があったが、その思想史的展開の意味を、文学を素材に分析・解明しようとしているのが『実存と構造』。この展開は思想家の名前で言うと、サルトルからレヴィ・ストロースへ、あるいはサルトルからフーコーへ、という展開である。この思想的展開は、良かれ悪しかれ、その後の思想や文学、あるいは政治の解釈・批評にも大きな影響を与えている。たとえば、小沢一郎問題の場合、小沢一郎個人の問題として分析

日本の文壇や論壇、ジャーナリズム、アカデミズムの流行の言説の傾向性を支配するのはフランス現代思想の動向である。フランス本国の流行思想が変われば、主体的な必然性なしで、日本の多くの知識人、学者たちの「言葉」や「文体」が変わる。無論、それを主…

田中防衛相をネチネチ責め立てる自民党議員たちを見ていると、哀れになってくる。答弁にオロオロする田中防衛相もみっともないが、田中防衛相を、くだらない質問でネチネチ攻撃する自民党議員を見ていると自民党もダメだということが分かる。何故、自民党議員は、田中防衛相を責め立てるように、増税路線を突っ走る野田政権の総本山を、増税路線の間違いと、増税のインチキとウソを理論的に明らかにし、集中攻撃しないのか。それとも自民党も消費税増税に賛成なのか。あるいは、財務省主導の増税のカラクリを暴露して行くだけの経済理論がよく理解で

財務省主導の財政再建と増税路線を突っ走る野田政権だが、当初の予定では、増税路線を批判攻撃され、今頃は、政権運営に行き詰まっているはずだが、その気配がまったく感じられない。それは、野党第1党である自民党が、野田政権の増税路線を理論的に集中攻撃…

今日は雨降りだから「本屋さん」で「立ち読み」でもしようか・・・。というのは冗談だが、僕が、昨日、「諸君!」臨時増刊号を立ち読みしたと書いたところ、「立ち読み」とはけしからん。批評するならちゃんと買って読め、とメールを送ってきた馬鹿がいる。本や雑誌が出来上がるのに印刷や製本、その他の作業を行っている労働者たちのことも考えろ、ということらしい。本や雑誌を特別に過大評価し、神聖視するかのような、こういう反動的な言動を繰り返す時代錯誤的な馬鹿者がいるから本は売れなくなったのである。言うまでもなく本や雑誌だけが特殊

僕は嫌いだが、最近、頻繁に使われる「ビジネスモデル」という言葉がある。さしずめ本や雑誌の場合のビジネスモデルとは、本や雑誌を大量生産し、それを商品として書店の店頭で売る、そしてその売り上げから、材料費、人件費、原稿料・・・など必要経費を差…

メルマガ「週刊・山崎行太郎」73号を配信しました。「(連載)政治評論家 江藤淳とその時代(6)--江藤淳は何故死んだのか?」「石原新党はない」「野田は、オバマ大統領の『世界の友人』ではない。」などです。ところで、当メルマガの登録が可能になりました。購読希望の方は、以下のアドレスから、定期購読の手続きをお願いします。

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「諸君!」臨時増刊号を、池袋「リブロ」で立ち読みする。昨年の「朝日ジャーナル」に続いて「諸君!」の臨時増刊号が出ている。復刊かと思ったが、一号限りの臨時増刊号のようである。期待しつつ読んだが、かなり失望した。「北朝鮮」特集で、金正日の死と世代交代を特集しているが、相変わらず銃口を向ける方向を間違っていると言わざるをえない。今、特集すべきは、批判するにせよ肯定するにせよ、「小沢一郎裁判」だろう。「諸君!」と同じく保守系オピニオン雑誌の「正論」も「will」も、このところ売れ行きが激減しているらしいが、時代が

それにしても保守系と称する雑誌の書き手たちの貧困さには呆れるほかわない。そおそも「保守」とか「保守思想」を声高に語る人間にロクな奴はいない。まともな保守思想家で、「保守」や「保守思想」の定義や意味などを声高に語った人はいない。小林秀雄、福…

何故、今、「首都圏直下型地震」騒動が起きているのか ?小泉純一郎政権以降、政府が政治的危機に陥ると必らず、何か大騒動が起きることになっている。政治危機から国民の目をそらすかのように・・・。消費税国会が始まると同時に、「首都圏直下型地震騒動」が、突然、持ち上がった。4年以内に「首都圏直下型地震」の発生確率が70%だ・・・と東大地震研が発表したというものだ。新聞、テレビ、週刊誌などは一斉に、これを、「大ニュース」扱いで報道している。さて、このニュースは果たして新しいのか。情報源は何処なのか。実は、東大地震研が

「原子力村」があったように「地震村」もあるのではないか、と思わせたのが、ちょうど消費税増税国会が始まるのにタイミングを合わせて公表され、マスコミで大騒動になっている今回の「首都圏直下型地震騒動」である。おそらく政府側に都合のいい時に都合の…

石原新党は、何故、破産したのか? 「政界大激震」と、派手に騒がれた石原新党騒動だったが、早くも破産情報が流れ始めた。こうなると、 石原新党が立ち上がったとしても、政界に与えるインパクトはゼロだろう。何故、石原新党ブームは、立ち上がる前に消滅することになったのか。自分のことしか考えない「唯我独尊」、自分の家族やバカ息子のことしか考えない「マイホーム主義」・・・という石原慎太郎自身のキャラに問題があることは言うまでもないが、僕は、結党の理念として、「国柄」という言葉を聞いた時、あるいは「日本の礎(いしずえ」と

石原新党騒動が起きると同時に、僕はこれは無理だろう、たとえ新党が立ち上がったとしても、政界にも何のインパクトも与えないだろうと思った。石原慎太郎は、すで「中川派」を相続して、それを維持できなかった時点で政治家としては終わっているのである。…