文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

岡田民主党幹事長、西川続投を容認か?

西川善文・日本郵政社長の続投が、確定したようだが、政権交代した暁には、「西川社長は更迭する」と公言していた鳩山民主党代表の発言が、ここに来て、「西川更迭論は民主党の公式見解というわけではない…」と言うように、微妙に変化しつつあるが、その発言…

植草元教授の「実刑判決」に異議あり!!!

昨夜、「日本保守主義研究会」の会長の岩田温君やその会の学生メンバー等数人に誘われて、高田馬場の某バーで呑みながら、岩田君が、この四月に「秀明大学」の「助教」に就任した話や、最近の政界や論壇の話題、たとえばバーク論や西部邁論、そして江藤淳先…

佐藤優氏の「眼光紙背(第53回):山崎行太郎氏のブログ”毒蛇山荘日記”が面白い」から…。

昨日は、日大芸術学部に出講の日だったが、講義の始まる直前に「月刊日本」編集部の尾崎さんから、携帯に連絡が入った。何事だろう、と思って携帯をとると、「実は、佐藤優さんが、山崎行太郎論を書いたそうです。」ということであった。あー、うれしいなあ…

『週刊金曜日』『月刊日本』第二回共同講演会「日朝関係を考える」

『週刊金曜日』『月刊日本』第二回共同講演会「日朝関係を考える」 前回の「貧困、テロ、クーデター」に引き続き、「週刊金曜日」と共催の第二回講演会を開きます。 テーマは「日朝関係を考える」。今回は完全予約制ですので、参加希望の方はお早めにお申し…

「桜井よしこ・鈴木宗男」論争を読む。

昨夜、半蔵門の某ホテルでおこなわれた、「『月刊日本』を叱咤激励する会」に出席したが、会場は満員で、立錐の余地なし、という有様で、しかも亀井静香氏をはじめ、多くの政治家たちが出席し、また自民党応援団の三宅氏を筆頭に、政治評論家やジャーナリス…

人間は「死に向かう存在」である。

■ 人間は「死に向かう存在」である。何故、文学は、しばしば死を描くのか。あるいは死を描いた作品は、読者に感動を与え、そして批評家や読者に支持されるのか。それは紛れもなく、人間存在の究極のあり方が、死と直面し、死と向き合う存在であり、死と直面…

世襲亡国論、あるいは大衆よりも愚鈍な政治家と政治評論家たちの研究

■ 鳩山邦夫総務相は「存在」と格闘したのか???? 20世紀最大の哲学者と言われ、実存主義も構造主義も、そしてまたポストモダン哲学さえも、そこから始まったと言われるハイデガーは、その主著『存在と時間』の冒頭に、プラトンの、ソフィストを主題にした対話…

また国策捜査か? 地検特捜って、自民党御用組織? いつも政治的にしか動かないの?

「政治的」「党派的」な陰謀・謀略の匂いがすることは前にも書いたが、いわゆる「郵便不正事件」が、厚生労働省の現役局長までが逮捕されたということで、いよいよその陰謀・謀略の全貌が露呈してきたようだ。下記の記事によると、最初からターゲットは、民…

「プチパッチ」が「小林よしのり」攻撃を開始?

「プチパッチ」とかいうかなり怪しい雰囲気のメルマガがあるが、今日、小林よしのりのパチンコ版権にからむ、こんな記事を見つけたので、一部を紹介したい。小林よしのりを、これから、徹底追及するそうだから、楽しみというものだろう。小林よしのりも、「…

鳩山騒動で「小泉・竹中一派」の陰謀・謀略のすべてを国民も知ることになるだろう。

平沼赳夫元通産大臣が「日刊ゲンダイ」(6/13)のインタビューに答えて、西川日本郵政社長人事の「更迭論」と「続投論」の激しい闘いとして繰り広げられた今回の政変劇の内幕を、「郵政民営化」騒動まで遡って、赤裸々に暴露しているが、それによると、日本の…

鳩山邦夫は離党せず「トロイの木馬」作戦か?ー

「郵政民営化利権」の黒い霧が暴かれるのを恐れる人たちが存在する。麻生太郎は、「小泉・竹中構造改革」一派や、その背後にいる勢力から脅され、その脅しに屈したのであろう。その「口利き」役をしているのが菅義偉だというが、おそらく本当だろう。さて、…

鳩山邦夫総務相が更迭された???

ついに鳩山総務相が辞表を提出ということで、西川問題が決着したようだが、これは、裏で何か大きな闇の力が動いたと見て間違いないだろう。郵貯と簡保の民営化で300兆円の金が動くらしいが、これが、結局、アメリカに流れるのだろうか。 ★人気ブログランキン…

西部邁の「小林秀雄批判」に異議あり!!!

西部邁が、中島岳志との対談を一冊の本にまとめた『保守問答』という本があるが、そこで、西部邁が、僕などから見れば明らかに保守思想の元祖とも言うべき小林秀雄という思想家について、批判的な感想を述べているのだが、これがなんともはや、まったくいい…

「低学歴政治家亡国論」ーー鳩山邦夫は、何故、「西川更迭論」にこだわれるのか?

20世紀最大の哲学者と言われ、実存主義も構造主義も、そしてまたポストモダン哲学さえも、そこから始まったと言われるハイデガーは、その主著『存在と時間』の冒頭に、プラトンの、ソフィストを主題にした対話篇『ソピステース』の中のソクラテスの次のよう…

テレビは、何故、西川続投問題を取り上げないのか?

僕はほとんどテレビや新聞を見ないし、読まないが、それで僕の知的生活は充分に満ち足りているが、たまにニュース番組やニュース速報の類は、何か突発的な大事件や大事故が起きたような場合には、どうしても見たり読んだりしたくなる。というわけで、僕にと…

小林よしのりは、何故、自爆したのか?

再び、最近の小林よしのりの「自爆劇」について書いてみよう。ところで、昨日、佐藤優氏は、沖縄大学のシンポジウム・講演会はなかなか盛会だったようだが、そこで、佐藤優氏は、小林よしのりに対する批判だけではなく、沖縄大学教授で、小林よしのりの沖縄…

鳩山総務相が西川更迭論に固執する理由。

鳩山総務相が西川更迭論に異常ともいえる情熱をもって取り組んでいるが、むろん、僕は、これで、自民党や鳩山総務相も捨てたものではないな、自民党は一時的に下野したとしても、鳩山総務相のような人材が一人でもいる限り、復活と復権、そして政権再奪取も…

佐藤優氏の「小林よしのり論」を読んでから眠れ。

「コメント欄」に、小林よしのり氏の「パチンコ問題」について、当事者でもある佐藤優氏からの「書き込み」があったので、こちらの方にも転載しておこう思う。佐藤優氏は、先週末、吉野で、『国体の本義』の講義を長時間に渡って精力的に続けたばかりだが、…

小林よしのりは「パチンコ問題」で自爆か ?

僕が『部落解放』という月刊雑誌に「マンガ右翼・小林よしのりへの退場勧告!!!」を書いたからというわけではないだろうが、小林よしのりの周辺に、名作マンガ『お坊ちゃまくん』の「パチンコ化」という「パチンコ問題」なる騒動が持ち上がり、ネットを中心に…

第二の小沢事件・国策捜査か?

「日刊ゲンダイ」によると、最近、永田町に、また何やら怪しい不穏な空気が流れはじめているらしく、民主党議員の一部からは、「また小沢醜聞の繰り返しか…」と囁きあう声も聞こえてくると言う。いわゆる郵便割引制度の不正利用事件での大阪地検の動きが、小…

「植草ブログ」が回復したようです。

二三日、家を留守にしていた間に、「植草ブログ」の「ランキング」のポイント加算機能が、僕は無理だろうと思っていたが、いつの間にか、理由も判然としないうちに、元に戻ったようで、まずは目出度い限りだが、おそらく今回の「植草ブログ」の「ランキング…