2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧
■コメント欄■ 曽野綾子が「諸君!」連載原稿に書き加えたものは、そんなに多くないが、中でも目をひくのは、前回も書いたが、大江健三郎と大江健三郎の『沖縄ノート』の中の「罪の巨塊(巨魁)」記述と「スパイ視住民虐殺」記述に関する部分と、それに対する曽…
■コメント欄■ 前回の続きであるが、曽野綾子の『ある神話の背景』が連載されたのは「文藝春秋」のオピニオン雑誌『諸君!』の1971/10から1972/9までの12回だが、その連載原稿には、驚くべきことだが、大江健三郎の名前も、大江健三郎批判もどこにもないし、さ…
■コメント欄■ 1971年に、雑誌「諸君!」に連載された「ある神話の背景」の雑誌原文、つまり「曽野綾子『諸君!』連載原稿」の全文コピーが、今、僕の手元にあるのだが、それを丁寧に読んでいくと、驚くなかれ、肝心の大江健三郎の名前が何処にも出てこないどこ…
■コメント欄■ 曽野綾子は、何故、「罪の巨魁(巨塊)」問題について、一言も反論出来ないのか? 図星だからだろう。とは言いながら、この問題について、徳永信一、小林よしのり、池田信夫等は、雑誌編集部の校正ミス、あるいは引用者のミスというこで、つまり「…
■コメント欄■ 曽野綾子は、山川方夫の推薦で、山川方夫編集長時代の「三田文学」に発表した「遠来の客たち」で芥川賞候補になり、わずか23歳か、24歳前後の頃に、この作品で本格的に文壇にデビューしたといっていいが、ほぼ同じ頃にデビューした有吉佐和子と…
■コメント欄■ 三浦朱門の「妻・曽野綾子はうつ病に罹った時」とかいうエッセイを、今月号の「文藝春秋」(2008/8)で読んだが、それによると、曽野綾子の「鬱病」の発症時期とその回復のタイミングが、「沖縄集団自決取材」開始の時期と微妙に重なっていること…
■コメント欄■ 大江健三郎の『沖縄ノート』に「土民」という言葉が、括弧つきで使われているが、この『沖縄ノート』で使われている「土民」という言葉だけを取り出して、大江健三郎は沖縄現地住民を侮蔑的に「土民」と差別的な意味をこめて呼んでいると、反大…
■コメント欄■ 大江健三郎の『沖縄ノート』の中に、「屠殺者」という「差別用語」が使われているにもかかわらず、誰も、つまり差別言語告発運動を繰り返してきた差別反対運動の側も、この大江健三郎が『沖縄ノート』の中で使った「屠殺者」という言葉の使用を…
文芸評論家の富岡幸一郎が、産経新聞のコラムで、「沖縄集団自決裁判」について、「何故、文芸誌は沈黙するのか」と、「文芸誌の沈黙」を糾弾していたが、たしかにその通りで、「沖縄集団自決裁判」はその主役が大江健三郎であり曽野綾子であるということか…
■コメント欄■
■コメントはコチラへ■ 「沖縄集団自決裁判」をめぐる今度の大阪高裁での原告弁護団製作の「控訴審理由書」を読むと、原告側を、文筆言論活動を通して直接的に支援する文化人が、わずかに小林よしのりと曽野綾子の二人だけであることがわかるが、それは、とり…
■コメントはコチラへ■ ●読者から次のようなコメントが寄せられたので、参考までに再録して、ちょうどいい機会だから、僕のブログ運営、思想活動、批評活動、言論活動……等に対する基本的な立場と考え方を簡単に述べてみたい。このコメント欄にコメントを寄せ…
ランキング(政治)に参加中!!! コメントはコチラへ ●「ウイキペディア」というネット百科辞書についてがあるが、そこの「山崎行太郎」の項目の記述がヘンな事になっている、という情報連絡が、読者から届いたので、見てみたら、情報連絡の通り、「池田信夫…
ランキング(政治)に参加中!!! コメントはコチラへ 「will」が「沖縄集団自決」特集を別冊で組んだという記事を何処かで見て、密かに興味本位というか、野次馬気分で楽しみにしていたのだが、昨日、「will」別冊が店頭に並んでいるらしいということなので、…
ランキング(政治)に参加中!!! ■コメント欄■ ロスジェネ、つまりロストジェネレーションという言葉が、最近、しばしば使われるようになったことは、雨宮処凛等の書くものから若干のことは知っていたが、その現代的意味や思想については、あまりよく知らなか…
ランキング(政治)に参加中!!! 大阪高裁に「証人申請」を却下された秦郁彦だが、その代わりというというわけでもないだろうが、秦郁彦論文(「諸君!」2月号)の方は高裁に証拠資料として採用されたようである。ところで、その秦郁彦論文だが、いろいろと問題…
ランキング(政治)に参加中!!! ↓↓↓ 年配の人たちや、一部だとは思うが若い人たちの中にまで、未だにネットやブログ、掲示板、メールマガジン等、というような「思想表現」の新しいツールに対して、生理的に反発し、それを犯罪や悪徳の温床のように考え、あ…
← 人気ブログランキングへ 以下は、ダメ弁護士・徳永某によって執筆されたのではないかと思われる、大阪高裁、控訴審提出用の文書、つまりダメ弁護士・徳永某によって朗読された「控訴理由書」であるが、そこに、目新しいものとして「宮平秀幸証言」なるもの…
← 人気ブログランキングへ ようやくダメ弁護士・徳永某を中心とする原告側弁護団から、「控訴理由書」や大阪高裁控訴審の模様等が発表されたようなので、ひとまず、ここにその記事を引用しておきたいが、やはり、というか驚くべきことにというか、「控訴人ら…