2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧
■芥川賞よりも四方田犬彦の「先生とわたし」が面白い。 例によって、今月は、芥川賞発表の月だったが、いったい誰が、どういう作品 で受賞したのか、などということにあまり興味が沸かない。何故だろうか。「文 藝春秋」に受賞作(「ひとり日和」)が、「文学…
「毎日新聞の24、25日の全国世論調査で、内閣支持と不支持が逆転したことは、国民的人気が「支持基盤」とされた安倍晋三首相の政権運営に暗雲が漂い始めたことを示している。」のだそうである。何を今更…とでも言うしかないが、「保守、保守、保守」と馬…
アメリカの副大統領チェイニーが来日し、安倍に会っただけでなく、自衛隊幹部、そして横田夫妻にまで会ったらしい。チェイニー来日の目的は何か、なんて分析する気もしないが、それにしても安倍だけでなく、横田夫妻にまで面会して、「拉致問題を忘れない…(…
いよいよ米朝の国交正常化が、秒読みの段階に来たようだが、わが安倍総理や外務省の諸君は、このニュースをどういう思いで聴いているのだろうか。意外にあっさりと、仕方がないなあーなんて考えいたりして。それにしても気の毒なのは、未だに安倍政権を全面…
僕がこのブログをやり始めた当初、もっとも熱を入れたのは、いわゆる「西村真悟国策逮捕事件」だった。この事件の背後で、どういう人間がどういう政治的謀略を凝らしつつ、どういう動きをしたのかは、今となっては、もうどうでも良いようなものだが、しかし…
今やネットやブログは無視し得ない情報・学問・思想のメディアになりつつあるが、またまた新人が、ブログからデビューしたようだ。僕も時々覗いていたことがあるが、『世に倦む日々』(http://critic3.exblog.jp/6344013)とかいうブログの主催者で、“thessaloni…
六カ国協議が、「拉致問題抜き」で決着したことは明らかだが、しかし拉致問題で総理の椅子を獲得したはずの安倍は、内心、怒りまくっているのかとおもいきや、ことの外ご機嫌のようである。なんでやねん(笑)、と不思議に思うのは、素人の赤坂見附….。安倍は、…
シュワブ米通商代表部(USTR)代表は、14日、日本の郵政民営化について、米国企業と公平な競争条件を保てないと判断すれば、世界貿易機関(WTO)への提訴も辞さない厳しい姿勢で臨む考えを明らかにした、そうだ。つまりこれからが本番という事だよな…
植草痴漢冤罪事件を、植草支援サイドから追求した「植草事件の真実」という本が、「不都合な真実」を押さえ、売り上げランキングのトップになったようだ。しかし、amazonでは、無視されているという。不思議な話もあるものだ。http://books.rakuten.co.jp/RB…
前日の西尾幹二先生の新著『江戸のダイナミズム』紹介に対して読者から優れたコメントをいただいたので掲載します。ご参考までに…。 お名前:三河屋彦衛門コメント:はじめまして。●■●■と申します。HNは、三河屋彦衛門というこ とでお願いします。■西尾幹…
最近の保守思想は、誰にでも分かるような軽薄なイデオロギーとして流通しているので、馬鹿でもサルでも保守思想を語っている。保守思想家にも値しないような、流行に弱いジャーナリストや評論家や政治運動家たちが、さかんに保守思想を語り、保守思想家を気…
旧皇族の竹田恒泰氏の「孝明天皇論」を拝聴……。孝明天皇は、幕末の動乱期に佐幕・攘夷派として行動し、倒幕派の公家・岩倉具視等に暗殺されたのではないか…と言われている天皇である。竹田氏は、まだ32歳(?)ぐらいの若い青年だが、先ごろの「皇室典範改正…
友人で、日本の保守論壇で、中国人ジャーナリストとして活躍する石平氏の講演会に出席してきた。主催は学生や大学院生が中心の保守思想研究団体「ポーツマス・ネットワーク」。石平氏の講演の中身は、「北京政府の反日的情報活動の背景と実情」に関するものが中心…
「植草教授痴漢疑惑裁判」に関して、スポーツ新聞の多くが、警察や検察の情報を一方的に垂れながして、権力側の情報操作、情報統制に積極的に荷担して失笑をかっている中で、日刊スポーツが、異例とも言える形で、元フォーブス支局長・ベンジャミン・フルフ…
月刊「宝島」が、今や四面楚歌の「暗愚の帝王…石原慎太郎」の闇と堕落を暴きだす「石原慎太郎の正体」という特集号を出した。実は、小生も、「文芸評論家」と言う立場から石原慎太郎の正体を暴く、という名目で電話インタビューを受けたので、全面的に協力し…